俺もスパイになるぞ。まひろ。
俺もスパイになるぞ。まひろ。圭吾って奴にも博士って奴にも北条って奴にも届くような。お前の仲間はスパイらしいよな。なら、俺もその中に入れてくれ。時代が違って難しいけど。心はそいつらに届くと思う。皆疫病で消えていく。遠いところの方がずっときれいで大変だ。俺は相手の手のうちもわからねえ。でも、そいつらを見習って戦う事はできる。古文書を読んで力をつけるんだ。俺が歴史から学んで俺が歴史を作る。
お前。なにもんだよ。お前が道長か。
君が道長か。会いたかった。俺は博士だ。
俺は圭吾。よろしく。
道長。どうしてここに。
俺も強くなるって決めたんだよ。まひろよ。
でもさ。道長。あんまり怒りに任せるとゾディアーツになっちまうぞ。
そうだ。怒りにとらわれるな。怒りは何も生まない。俺も昔そうだったんだ。
はっ。ふざけんな。俺は怒りだ。なんだって分けたりしねえ。怒りも俺。俺も俺だ。
道長。あなた。夢に。
そうだよ。だから、俺が歴史を作ってやる。ヒストリー・ゾディアーツだ。
こいつ。強そうだな。俺も頑張ってニコを北条や米津とミハルとネムと桃子ちゃんとアンと守っていくぜ。
圭吾って言ったよな。お前。一人で守れるようにな。圭吾。そうだろ。
そうだよ。俺もニコやネムや北条や米津を守りたいんだ。
圭吾。お前にも新しい仲間が。
道長。頑張って。
当たり前だよ。まひろよ。
圭吾。いくぞ。
俺も頑張ってみようかな。俺は海を感じてえんだ。道長。
なら。俺はマグマを感じたい。
聞いてないよな。圭吾。聞かせてやろうぜ。道長。
そうだよ。俺たちはやるよ。
新しい仲間なのよ。モイちゃん。
強い頼もしい人だな。道長は。
なんや。圭吾とようにとるな。これは面白なるで。
でも、あの人。ヒストリー・ゾディアーツって。
悪い心も強い力に変えるってことだね。上級テクニックだ。僕と同じくらい。いや、それ以上だッ。
負の面を体得・・ニャ。すごいのニャ。私この前のクリスマスのトナカイ以上のことをやってみたい。ビックプレーをもっとやってみたいの。道長さん。参考にさせてもらうわ。
アラ、皆、もがいてイルノネ。それは過去のヒトも未来のヒトもワタシたちも同じなのネ。
手の内は分かれねえ。明日がどうなるかなんて分からねえんだ。なら、俺が歴史を作ってやる。まひろが物語を作るように。俺が歴史を作ってやる。
まひろが安心して一話・一話・物語を作れるような世界を俺が作ってやる。
俺はやる。やるんだよ。行こうぜ。圭吾。博士。力を貸してくれ。北条軍の皆もニコもな。