俺はたとえどの時代に行ってもどのせかいにいってもお前たちに会う。
そうやな。俺たちならどの時代にいつまでも上手くいけるやろな。
俺はまひろのためならなんでも、それからお前たちにも手を貸す。ただし、友達として。
それでいい。圭吾。
僕は情報を探ります。どんな強い敵からもこの手で。
ニャ。私もお手伝いするわ。
向田。ありがとう.嬉しいぞ。お前の助けがあれば俺はやりやすい。
スパイの世界のことなら、任せてネ。ワタシ、得意なの。
それに前も言ったけど。
俺たちを傷つける奴は許さない。だったか?
それなら安心だ。俺たちは何度でも立ち上がる。少なくとも俺は。
それがあかんねん。北条。
悪いな。米津、それが俺だ。
そうやったな。
モイちゃん。喧嘩はダメなのよー。仲良くするなのね。
ニコ。それはわかっている。
そうだよ。僕だっているんだから。それにトキはなんでも一人で抱えすぎだよ。たまには僕たちにも協力させてよ。
そうだな。桃子。ありがとう。お前はやはり、いい先生になりそうだな。
そう。ありがとう。でも、北条くん。これだけは覚えていて、北条くんの周りにはこんなにも助けてけくれる仲間がこんなにもいるってことを。
そうか、俺はやはり、長くみんなといたらしい。最初は、一人だった。それが二人になり、あんがやってきて四人にになり、五人になって六人になって、七人、そして、ユキちゃんが来て、俺が勝手に仲間だと思っているが、まひろちゃんや先輩ヒーローたち。俺は、一人でこの店をやっているつもりだった。それが中に出会って変わったんだな。ありがとな。ニコ。ニコばかり、世界を広げていこうと言っていたが、俺の世界も知らないうちに広がっていたんだな。
俺はこれからももっと世界を広げたい。最初は小さなシェアハウスの管理人だったが豪族の当主になり、世界を股にかけるスパイになったり、面白い三人組の先輩からヒーローの心を教わったり、アメリカのスパイ軍とも戦ったり、紅白歌合戦の応援に行ったり、思いがけない地震で挫けそうになったが、ミハルや圭吾の成長に助けられたり、いろんなことがあったな。
いろんなことがあったんやな。
僕も北条さん達と世界を広げていきたいです。
俺もだ。お前達に会えてよかったぜ。北条、ニコ、米津。ありがとな。
ニコちゃん、これからもたくさん冒険したいなのよ。勇くんとも賢治くんともアンちゃんともネムちゃんとも冒険したいなのよ。
ねえ、モイちゃん。
なんだ。
また、みんなに会えるかな。
会えるさ。ニコ。俺が、俺たちがまた会いたいと思うなら。きっと、会える。俺はそう思う。
なんだか、魔法みたいだな。魔法って本当にあるんだな。これからも、みんなで魔法を起こしていくぞ。俺は魔法を信じる。信じる力が道をひらくんだ。
ニャ。こしろー。ファイトにゃ。
モイちゃん。ニコちゃんも頑張るやでーー。だからファイトやで―。