俺にはみんながいるよな。中も強くなっていこうな。おれたちがいればアメリカでも、モンゴルでも勝てるよな。欲望のスイッチがなんだってんだよ。スパイは卑怯だな。でも、あれは違うぞ。ニコも米津も有原もミハルも向田もみんな正統派だ。それに桃子やアンもいるぞ。桃子は悩みがちだな。アンは爆走しやすい。俺よりずっとな。
アラ、モイちゃん。今の言葉、アタシに言ってわけ?
スパイには気をつけることね。ここから先は火の道よ。
モイちゃん、言ったじゃない、スパイになるって、
いや、俺は豪族だ。北条氏だ。俺には仲間がいるぞ。それでも良いのか?
それにニコだって、俺らと一緒にいたら、たくさんの事を思い出すはずだ。お前のことを忘れなかったようにひとはゼロにはなれないぞ。
だから、アタシ、モイちゃんのこと、買ってるのよ。
何がだ。
モイちゃん、頑張ってね。
頑張るのはお前だ。お前もだ。いや、みんなで頑張っていくんだ。それができていれば、アメリカや外国がまた攻めてきても、勝てるさ。
また、やるのね。アナタたち。
ああ、そのつもりだ。火の道なんだろ?俺たちの行く道は。
そうね。
なら、進むしかないだろ?
そのはずよ。だって、あいつらは、欲望のスイッチを街にバラまいたのよ
それを一つずつ集めると、ニコにスパイの力が溜まって、ニコの記憶が戻るそうだな。米津と有原とミハルと向田が仮説を立てていたぞ。
そこまでわかってるのね。
アン。お前も知っていたのか?
ワタシも仮説よ。それに、ゾディアーツはなんだかワタシと似てる気がするの。でも、ワタシの方がスマートでしょ。こんなに頭もいいしね。
どうだかな?まあ、みんなで敵のスパイを倒していけば良いだろ。俺たちには心強い仲間たちがいる。米津や有原やミハルや向田や桃子が、お前だって俺たちの仲間だろ。
どうかしら。ネ。
アンちゃん、仲間なのね。ニコちゃんとモイちゃんとカンちゃんと圭吾君と、ミハル君と桃子ちゃんの仲間なのね。
アラ、ウレシイワ。ソウよね。
でも、ゾディアーツの話、聞いてから、アタシも、ソウなのかなって。
そんなことないなのね。ニコちゃん、アンちゃんのこと、好きなのねー。
ありがとう。
お前は、他のやつとは違うかもしれないな。
どうかしら?
アンちゃん、ニコちゃん、好きなのね。
ありがとうネ。
どうしたいんだ。
ソウね。今は一緒にいたいかな?モイちゃんとニコちゃんと、米津君と有原君とミハル君と向田さんと巡りさんと
そうか。なら、一緒に来るが良い、
いまのどう言う意味。
そうだな。両方だな。
ふふ。面白い人ネ。モイちゃんって。