僕はゆるない。ニコを北条君をあんな目に合わせて僕はお前をゆるさい。シャア。なぜ、どうして、僕たちはニコちゃんは楽しく暮らしてただけなのに
それで、八神はそのシャアってやつを殺してやりたいわけだね。
ユウキさん。
でもさ、それって、そのアメリカの奴らと八神は同じレベルだったことだよな。
オジサンはあんまり気乗りしないよね。
なんでですか?
だって、八神らしくないでしょう?八神は前の世界のことは考えないにしても優しい女の子でしょ?それに、保育園の先生になりたいんでしょ?そんな人が鬼みたいに怒ってさ、オジサンは嫌だよな。八神がそれでいいならいいけど。でも、八神できるのか?君は優しいやつだろう?星野君より下だもんな。もっと、落ち着けよ。桃子先生さ。
それに、義時はどう思ってんの?
義時を信じればいいんじゃない?星野君でもそうすると思うね。
オジサンはそう思います。
でも、北条君がニコちゃんが不憫で。
そうだね。でもさ。これではっきりしたんじゃないの?敵の所在とか、監視対象の明確化が進んだんじゃないの?
それに後白河軍は表向きだとしても和睦に持ち込んだんだから、警察が動きやすい。八神もやりやすくなるんじゃない?
ユウキさん。
こんなのはね、警察学校のやつらでも、星野君でもできるわけ、もっと落ち着いて考えてみてって話だよね。
なんなんですか?俺でもできるって、ユウキさん。
あれ、きいてたの?
報告書頑張っ出たんじゃないの?
八神も手伝ってあげて、泣いてちゃ子供たちの先生にはなれないよ。
ユウキさん。
それに矢上の案件でしょ?これ、織田攻め事件それから、後白河戦、とりあえず、結果はどうあれ、お疲れ様。また頑張ってね。
ユウキさん。私。
あれれ。でもさ、いくら泣いてたって、これが好きなんじゃないの?八神は。
オジサンはね。八神の笑顔好きなんだよなあ。いまはつらいもしれないけど、頑張ってよ。
オジサンは応援してるよ。ほんとだともさ。
桃子ちゃん。頑張って、僕も手伝いますよ。でもその前に、八神さん、僕の報告書作り、手伝ってください。
星野君。しかたないなあ。でも、自分である程度はやってね。
そこはいつもの桃子さんだな。
八神さ。それできたら、八神は八神だな。まあひと頑張りだ。北条君とニコちゃんも気をつけてね。敵は強いかもね。でもさ、これで目星がついたんだからいいんじゃないかな。
オジサンはそう思います。