スパイは情報から敵を導くのヨ。博物館、ヨカッタワ。歴史はいろいろなことを教えてくれるのネ。でも、忘れないようにしなきゃダメよ。それが経験になるの。そういう意味では歴史ってその街に生きる人のケイケンかもしれないわネ。
ニコちゃんもけいけんたくさんするやでー。
フフ。たくさんケイケンしていきマショ。
ソウネ。ワタシにも歴史があったわワネ。
おい。アン。お前な。ぼーっとしてんじゃねえぞ。お前は甘いんだよ。もっと資料や情報を読み込め。
フフ。フジワラクン。ありがとうネ。
藤原サン。アンに資料の見方を教えているんですネ。
いや、これは指導だ。アンがこの先、困らないようにな。
藤原サンは結構熱い人ですね。
熱いだって?俺が?余計な熱さはいらねえだろ?俺たちは無情な奴らなんだよ。
そうですか.そうだとしても、アンは違いますね。きっといいスパイになりますよ。
いいスパイになるのはお前も俺も一緒だろ?だから無情になれって言ったんだよ。
それでは藤原サンがいい人だったことは認めるんですね。
なんだよ。エメリッヒ。
すみません。僕はこういう人間なので。
自分がどういう人間か自分で決めるもんじゃねえ。俺はそう思う。
そうですか。
人間は経験で変わっていくんだよ。俺はそうだぞ。
やはり藤原サンはいい人です。
そんなこともあったわネ。藤原クン。エメリッヒ。
だからネ、ケイケンって大事なのヨ。
ニコちゃん。わかったやで。アンちゃんもニコちゃんを頼ってええんやでー。
フフ。ソウ。アリガト
ソウネ。私もそういう意味ではケイケンしているし、心の地図が広がっているのかもしれないわネ。
最初はフジワラくんとエメリッヒと3人で始めたコト。それがいつからからかニコちゃんや北条クン、お巡りサン、米津君、有原クン、ミハルクン、向田サン。だんだんと仲間が増えていった。スパイ軍の敵も、ゾディアーツも増えているけど、仲間もフエテいった。敵もそれだけ増えてあっているけど、その分だけ味方も増えるノ。前までワタシ、そんなコト思ったコトなかったケド今はそうオモエルのワタシ。
それに敵が増えるのはスパイの道のあるあるヨネ。ソウデショ?藤原クン。エメリッヒ。でもね、そこにニコちゃんや北条クンや米津クンや有原クン、ミハルクン、お巡りサン、もちろん向田サンも加わったノ。不思議ネ、一人じゃミレナカッタワ。ありがとう。ミンナ。これからもよろしくネェ。