これから、どないしていくんや。北条。
皆でやって行くんだ。
でも、お前さ。これから大変だろ。俺たち。
皆でやっていきましょ。先は長いのよ。頑張って。
皆もいますから。皆でやってきたじゃないですか。僕たち。
ニコちゃん。皆で頑張って良くなのね。
あー。そこ、混ぜてくれるか。
誰ぇ。
あー。大阪のもんやけど。ニコちゃんの応援にきてんけどな。
誰や。いうてんねん。
あんな、お前、あんますごまんほうがええよ。大阪言うてもいろんな人がおるねんで。
北条くん。ニコの応援で大阪府警の人にも助けてもらえるようにしたんだよ。
桃子。お前。
何勘違いしてんのさ。僕は担当を外れるわけじゃないよ。大体君の所はシェアハウスだろ。若者の自立支援もやってる。だから、誰が来ても良いだろう?
それに人が増えるとお金になるから良いんだろう。北条君。モンゴルの一件で人が怖くなっているのかい。豪族の当主がそれでどうするんだよ。
でも、良いのか。お前、ニコを。
いやあ、報告にだって悪いことは書いてはいないし、僕だって勉強に集中できる。それにニコだって、たくさんの人とかかわった方が良いと思うよ。
それにミハル君だっているだろう。それに関西弁だろう。米津君と同じだろ。
桃子。お前。
そういうわけや。ええな。殿様。まあ、皆でやっていこう。いう事やな。それに相手はアメリカでゾディアーツも連絡員もいる。なら、ウチらもふやそうか。いう話や。
なんや。わかりにくいけど。おまわりさんもやっぱり、動いてはる。いう事。ですか。
米津君。頭ええね。そういう事やな。
良かったじゃないか。これで分かりやすくなったんじゃないのか。
でも、信用していいんでしょうか。
相手も同じ手を使ってんだろう。なら、俺たちも同じ動きをするのも良いかもしれねえだろう。
ニコちゃん。新しい仲間、増えたなのねー。
でも、心配だわ。でも、これでこしろーの暴走しなくなるならそれで良いかもしれないのニャ。
モンゴルの時と同じね。協力者を増やしましょうッテコト?面白いわ。
北条君、イェ、モイちゃん。どうする?管理できるといいわね。
かまわねえ。俺は、アン。俺は仲間が増えるという事は敵も増えるという事。敵が増えるという事。
同じ理論で敵も味方も生きている。
それなら俺はそれを楽しみたい。それがスパイのみちじゃないのか。
そうなんだろ。なら俺もそれで生きる。
敵が増えたと思ったら味方がふえたのかもしれない。
ニコがスパイに生きるならおれもそれで生きる。