私は今、嬉しい。自分が何者かわかった気がするから。バスケットボールの他に仏教も学んだわ。仏教を学ぶというよりは町のお寺のお手伝い。いつも、感謝してくれるわ。街の人は。
仏教って、神様の道だと思うじゃない？でも、少し違っていて、自分を鍛える道の一つでもあるそうなの。自分を鍛えた先に仏になれるんですって。仏様になれるチャンスがあるというのかな？難しいことはわからないわ。でも、なんだか、バスケットボールのレギュラー争いとか、バスケの練習に似ているなと思ったの、不思議よね。この間、圭吾君が、私と一緒に街を回ってくれたわ。仏教とか知らないし、俺は神様とかわからないけどさ、向田、頑張ってるよな。俺も手伝うよ。それにさ、ニコちゃんところに来て、北条のところに来てよかったよ。俺、生きてるなと思ったもんな。と笑ってた。それから、織田さんが私はいつもパン屋さんのお手伝いばっかりして嫌なの。とか、向田さんとか、みたいにキラキラしたいっていってたぜ。そんなことないのにな。って、織田さんのこと、心配していたわ。
それに、織田さん。アメリカ軍の参謀だったんだろ？作戦隊長だったんだろ？すごいことだと思うよな。後白河は敵で米津なのとバカにしてた、芸術家も、シシリーも悪いやつだと思うけど、ロボットアニメもいちご姫もあってるよ。でも、あいつ、普段はダメダメだ。でも、織田さんはいいやつだよな。実際、パンも美味しいだろ？もったいないよな。俺、北条と出会って向田と出会って、ニコちゃんと出会ってスパイのこと初めて知ったけどさ。織田さん。もったいないよな。そんなに怒らなくても、暴れなくてもいいのにな。って言ってたわ。圭吾君は優しいのニャ。と思ったわ。北条君。いい仲間を持ったわね。と思って嬉しくなったわ。
北条君も、最初の時より、笑顔が増えたわね。ニコも、だんだんと仲良くなれたわ。
みんな、本当は優しいのニャと思えて、バスケットボール、また頑張ろって、思えたの。
これも仏様の導きかしら。こういうことを仏の道というのかニャ。と思えたわ。圭吾君、ありがとう。
