俺は何もしないのか。でも、俺はみんなと出会えたことを知っている。お前のパンはうまかったぞ。そんなお前が手を汚すというのか。おかしいだろ。お前の手は何のためにあるんだ。
ニコちゃんも、アンちゃんと出会って、最近は仲良くできて嬉しいなのよ。だから、まりあちゃんも、きっと力をコントロールできるようになれるはずなのよ。
俺はこの旅で結構、世界広がったけどな。お前も、もうちょっと世界の事、考えてもいいかもな。
なんや。お前もか、でも、わからんでもない。でも、俺はみんなと出会えたことがええことやなと思う。
僕、まりあさんのパン、好きです。フランちゃんとクリスとまた買いに行きます。
まりあね。許さない。あたし。
皆、ごめん。でも、どうしてみんな教えてくれなかったの。
自分が何者かは自分で決めるモノなの。オバケの力にするか、素敵な力にするかは自分しだいヨ。
ニコのバッチが光った。赤く、まがまがしく光った。
私は、何者？優しいパン屋さん。それとも悪の家臣？
フフフ。それは誰にもわからない、アナタは自分がどう見てるの。
ニコちゃん。パン屋さん。好きなのね。パン屋さん、甘くていい匂いがするなのね。ニコちゃんはメロンパンが好きなのよ。今度、モイちゃんと買いに良くなのね。
