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シン ウルトラマン 鎌倉殿の13人。

ここに一つの家があった。関東の豪農から身を立てた北条の家であった。ある日、北条の家に何処の馬の骨ともわからない泥棒の頼朝がやってきた。その男は北条家の二人の息子を弟子にした。しかし、その一人は修業の中で命を落とした。そんな命を落とすような戦いの中にあってもヘッドホンで好きなものを聴きながら楽しそうに仕事をする男の姿があった。名前はトキという名前だった。トキは戦乱の中で知り合った仲間を失った。その仲間は漫画が好きでトキとは方向が違う趣向の持ち主であったが彼のトキにはない。青春ものに憧れるピュアな精神はサブカルしか知らなかったトキには新鮮に映った。その友の名は義経。東北の大地で育ち、悪党になると家を出た兄のピュアな弟であった。二人は戦乱がなければ離れ離れになることはなかったであろう。二人が離れなれば二人は夢に向かって歩み出さなかっただろう。二人が引き裂かられねば二人とも悪党を夢見ることも漫画を好きになることもなかっただろう。平和な時代が良いとはいうが平和な時代ならトキはサブカル野郎で終わっていただろう。兄は生きていて平和であるがそれはそれでもんだいがおきていただろう。だから世の中には運命というものはあるのかもしれない。しかし、トキにとって義経を失うことは辛い選択であった。なんとか助けようと手を尽くした。しかし、その過程で自分のチームを持つことができた。ヒキ一族や三浦一族とも手を結べた。悪党の頼朝だけではトキがいなければ達成できなかったことある。トキは充実感を得ていた。日々、強くなり世界が広がっていく、新しい刺激を日々受けていく毎日に満足していた。しかし、世の暗いニュースや大きな力になかなか抗うことができないというもどかしさも感じていた。あれだけ慕っていた兄もあの北条の家の部屋もない。大切にしていたヘッドホンの色も黒から水色に変わった。友も一人なくなってしまった。この世にはよみがえりの石はない。だが、友、義経は確かにトキの胸に生きている。あれだけ慕っていた兄もあの部屋も壊れてしまった黒いヘッドホンも確かに胸の中にある。それをトキは知っている。トキは強くなっていく、相手も強くなっていく、頼朝は悪の野望を果たす。しかし、サブカルは死なない。トキはゆく。声真似を聴きながら。音楽を聴きながら、水色のヘッドホンを揺らして。この世界をにやけながら進む。

 

よみがえりの石。鎌倉殿の13人

父さんがどんどんと出世していくから俺の家もだんだんと豊かになっていってるんだ。だから俺のパソコンも新しくなったこれで声真似も勉強もはかどる。俺の部屋も広くなって漫画の本もCDもたくさんあるぞ。おっさんが父さんと俺の働きを認めてくれたんだ。誰かに認められるっていいよな。俺おもうんだ。誰と戦う事になっても冒険の中でのこと。戦いの中の事なんだ。だから俺。負けないよ。声真似だってあるし。漫画だってある。だから俺は負けない。ひひひ。最近、俺おっさんに似てきたって言われるんだ。そうかな。俺、父さんに似たいよな。

 

俺は将軍になった。トキも俺の手となり足となって働いてくれる。この間、肉は久しぶりだ。あのじいさんもよく俺のために。いやあ、あのじいさんはこれからは邪魔になる。北条も時以外はいらねえ。あいつは俺の弟子だ。俺は将軍になる。悪党が将軍とは面白い。うふふ。俺は何かを盗むときが好きだ。金、女、酒、命。俺はサムライでも武士でもねえ。どうしょうもねえ。泥棒さ。その中でもトキは面白い。あいつはバカだぜ。まったく。使えるバカ。バカってな。使えない。はずだよな。でもあいつは使えんだよな。面白いヤツだ。

 

俺はこれからも強くなっていく。プロジェクトチームだってあるんだ。だから父さん。おっさん。俺を頼ってくれ。義経もみんな生きてる。だから俺は前に進む。

声真似だろ。漫画だろ。水色のヘッドホンだろ。好きなもの。たらふくありゃ何でもできるよ。俺。

 

ウィッチウォッチ 水色のヘッドホン

今日楽しかったんだ。だってヘッドホンを買っただろ。焼肉も食べた。珍しく父さんが帰ってきて、酒飲んで喜んでたよ。それから声真似聞いたろ。それで、テレビを見たんだ。テレビで女の人が川で溺れたみたいだった。父さんがあちゃーって言ってた。おっさんは自然には人は敵わねえって言ってた。綺麗な人だったな。俺は焼肉美味しかったけど、その人が不憫ででも、その人が死んでしまった時、好きな人のことを思いながら死んだなら、寂しくないよな。どんなに冷たい中に入っていくとしても、それは怖くないかもしれないと思った。そしたら、おっさんがふふっと笑って何を見たんだ。って、でも、最近思うんだよな。100%ヒーローなんでもしようなんて無理なんだ。誰でも、強く生きられるわけじゃない。でも、水色のヘッドホンしてるといい気持ちになれる。なんでもできるヒーローになったような気になれる。だからなんとか、その人のことも助けたいと思ってしまった。勝てなくてもなんとか助けたいと思ってしまった。そう思うと涙が出できて遠くのことなのに。思ってしまった。俺がその話をした時に少ししんみりとしてたな。その時、俺、おっさんも俺と同じ、気持ちを持っているんだと思ったよ。でも、俺、こんなにヘッドホンとか電気屋さんに沢山ある時代なのに命は川で溺れただけで亡くなってしまうなんて、俺は悲しい気持ちでいっぱいになったよ。そう思うと俺は命をもっと大切にしようかな。と思ったよ。おっさんは甘いぞ。というかもしれないけどさ。

水色のヘッドホン。鎌倉殿の13人。

水色のヘッドホン。鎌倉殿の13人。

なんだか、さっきヒキさんが怒ってたな。俺、ヒキさん。良いと思う。ヒキさん。もの持ってるし何でも気が回るし。おっさんより明るいしな。俺、今日嬉しいんだよな。新しいヘッドホンをかったし、これで声真似でもうたでもはかどるぞ。俺なんでも聴くよ。俺にも力はついてるんだから何があっても。ともあれ、今日は声真似だ。ふふ。たくさん聞いてやるもんな。

プロジェクトイージスのほこ

私はおかしくてたまらない。私はトキ殿がおかしい。プロジェクト・イージスだとふざけるな。いいか。歴史というのは隋の時代より強いものが生き残るのだ。だれかが誰かを助けたい。救いたいというのは弱者の詭弁だ。私のように人を集めろ。重要なのは人の心よりものだ。よいな。とまではいわない。最後まで、利用できるものは利用させてもらう。このヒキ氏がこの時代よりの覇者となる。とまでとまではいわない。私はこの班の参謀として北条殿と頼朝殿をおささえいたします。とまではいわない。いいか。北条よ。田舎侍よ。お前は歌を聞いておればよいのだ。とまではいわない。わからぬことがあれば何なりとこのヒキに私はあなたのイージスでこざいますゆえな。とまではいわない。

新しいヘッドホンを買わなくちゃ。鎌倉殿の13人

俺は電気屋へやってきた。エレベーターで上に行くと俺の目の前には煌びやかなテレビやクーラーが目にうつった。

俺以外にももちろんのこと他の客がやってきていた。奥にはゲーム売り場があった。子供が何やら手に持っていた。ディスプレイには新しいゲームのCMが止めどなく流れていた。ファンタジーもの、プロ野球のゲーム、有名俳優をモデリングした実写風のゲームなど、ここ数年のゲームソフトの発展はすげえなと思った。俺はそう思いながらヘッドホンのコーナーに行った。赤いのや青いのシックな黒のヘッドホンなどたくさんの種類があった。俺はそれが店の照明に照らされてキラキラと光っているように見えた。店の中も外の蒸し暑さを感じず、涼しいなと思った。耳元では電気屋さんのCMソング、流行りのポップスが流れるともなく流れている。それそのものにはあまり意味はねえんじゃねえのと思って俺は聞かなかった。俺はどんなけたたましい音でも俺が聞きたくなければそれは無音だと思うようになった。おれはあのヘッドホンをずっとつけてきた。バイトで金を貯めて買った黒いヘッドホン、いつもそこから声真似を聞かせてくれたヘッドホン。ヘッドホンを使うと俺は肌身離さず使ってきた。どんなうめきごえ、聞きたくない声もそれがあればないような気がして少し安心した。ヘッドホンを使うと俺の好きなアイドルが俺の近くにいるような気がして少し安心した。おれの好きな声真似がそこにいつもあって安心した。ここで嬉しかった手間はなくて安心したと思ってしまうのはおっさんの影響だろう。俺はおっさんを止めたいと思う。でも、そんな俺が嫌いで趣味に生きようぜとヘッドホンを解体は俺もいる。俺はそんな俺が嫌いだが、それに妙な安心感を感じる俺もいる。心の中の俺はいつも黒いヘッドホンをしている。でも、それが今、壊れただから、俺は新しいのを買いに来た。バイトで金を貯めてこれを買うぞと思ってからいく日かたった。これを買ってからいく日もたった。そして、それが壊れた。今日、俺は新しいのを買った。新しいヘッドホンは薄い青のヘッドホンにした。空が青かったから。俺はヘッドホンをするのをやめようと思った。でも、欲しいと思った。ヘッドホンをすると妙な安心感があるから。歌が聞けて嬉しいから。そうだ。俺がヘッドホンが好きなのは歌が聞けて嬉しいからなんだ。そこにおっさんの影響はないはずだ。と思った。でも、ストレートに好きなものは好きだからなんだと思えなくなっている自分も嫌いじゃなった。俺はそんな俺に安心感を覚えた。

俺はおっさんの弟子になって俺はにいちゃんの夢を叶えるんだ。と思ってここまできた。義経とも笑顔で別れた。あいつも元気にやっていると思う。だから今日はヘッドホンを買いに来た。薄い水色のヘッドホン。ノイズキャンセリングのヘッドホン。今日の空のみたいに青い、俺の好きなヘッドホン。

声にも色々な声があるそうです。

声にも色々な声があるそうです。 声と一言の言ってもいろいろな声があるそうです。可愛い声。誠実な声。楽しい声、場面に応じて同じ人でも出せる声が違うそうです。声にもたくさんの表情があるようです。細部に注目してみたいと思います。楽しいです。