ブログもの真似主 nezuzyouziのブログ

ブログものまね主 ねずじょうじです。よろしくお願いします

さよならを君に。 麒麟が来る。

さよならを君に。麒麟が来る。

キミハ向き合うときなんだ。カヲルに言われただからショックで寝込んだ。甘やかしのかどわかし、それが自分だといわれた気がしたから嫌だった。自分の事を半分も知らない奴に、よく似た話し方をしてるのにミステリアスな雰囲気でなんやかやで周りに人がいて澄んだ声を持っている自分の声をもっているだから処断したくなった。だけど、シンジ君に褒められたときうれしかった。アスカがいて、レイがいて、エヴァもいる。後、マリも。今がなんとなく好きだった。今が素敵だった。しかし、この裏側では戦が走っている。光秀は言ったそうだもう。これは信長が決めた事です。夢に向かって当初、彼女は田村ゆかりさんが声をあてるような大人物になりたかった。魔法のパワーもつけていきたいとおっしゃった。魔法のパワーがついいた事。機内一円を治めたことは、誉にございます。されど、その実、ふたを開けてみれば室町将軍派閥を止められず、石山本願寺も泥沼状態で半ば和睦状態、戦略的勝利などと聞こえはいいですが、洛中の市井のものたちも抑えられない始末。尽力されているのは伝わりましが信長様は王道も仁も持ち合わせていらっしゃらない状態です。ここまで、よく桶狭間から戦ってくださいました。武田氏を破り、室町将軍を京から追い出し、幕府の役人の賄賂政治を改革し新しき世のために尽力されました。我々、武門にも政治ができるということを鎌倉期以来みせつけたのです。しかし、先のどの殿よりも政がいささか下手であらせられる。気分屋で敵を作り、良いものは何でも取り入れるが面倒見が悪く武が悪いとなると簡単におきりすてなさる。信長公は徳がありません。徳とは何も仏法に明るいとか武芸に優れているということではないのです。大事なのはそれを人に届けるということなのです。信長様も人の心に明るくなれば名君となったでしょう。信長も見たでしょう。いろいろな人がいるのです。水が変わればそこに住んでいる人も変わるのです。しかし、あなたの人柄を知らず、見てくれはいいですが値踏みし、上澄みだけをすくうようなものもいるのです。あなたは、どちらを見ましたか。自分に波長が合う人は水が会う人は馬が合う人は見つかりましたか?私は、あなたを止めません。朽ち果てるのも花を咲かせるのもあなた次第です。どちらの方と出会い、どう生きるか。しかし、どちらを選んでも学べるように生きなければなりません。それが大きな夢への主題への近道です。喜びより怒りのほうが流れやすい毎日ではありますが。これをあなたの閻魔大王からの閻魔状だと思いお納めください。あなたの後ろには徳川様、羽柴様が追ってきておられます。あのサルと地方の地侍と笑っておられたあのものたちです。あのものの足は各々早いです。お気を付けください。エヴァのシンジ殿、アスカ殿、レイ殿、そして、カヲル殿にうつつを抜かしている好きに味方が誰一人といなくなってしまいますぞ。そこから見える景色はどうですか。良き景色ですか。

 そこまで読んだとき、信長はひどいと思い破り捨てたなぜなら、初めて自分の力で切りいらいた大地だったからだ。それを上から諭すように言わないでほしかった。おかげで、こっちへ来てからシンジやアスカ、レイやカヲルと出会い新しい地平が開けたと思ったからであった。怒っている信長にカヲルが一言、「どうするの。」どこか異国の言葉にもにたその響きに信長は「モウ決まっているデショウ」といった。全軍で光秀を討つ、光秀を討ち何としてでも織田家を織田大府とするために立ち上がりたいと思った。シンジは戸惑ったそんなことのためにエヴァに乗りたくないと思った。アスカも嫌だと思った。しかし、他人の友情ごっこだか、家族ごっこには付き合いたくなかった。ここで終わるならもう終わらせようと思った。レイは不思議だった。信長がなぜそんなに怒っているのか。分からなかった良くも悪くもその心のざわめきをざわめきの名前を知りたかった。レイはそれと同時にこの好奇心の名前、知りたいと思った気持ちの名前も知りたかった。そのためなら乗ってみてもいいかも知れないと思った。マリは「青春だニャァ。」と思った。遠い日にどこかに置いてきてしまった気持ちを感じたのだった。遠い昔と言っても、この信長、光秀の時代からすればまだまだ新しいのだが、70年代と80年代の半ば、遅くとも80年代中頃のあの日の記憶だ。しかし、マリにはそれがあるのかないのかも、それが自分の記憶なのかどうかも、わからなかった。テレビや映画でなんとなく見たものを自分の記憶だと勘違いしているのかもしれない。子供のころに見たものを自分の実体験だと思い込むのは子供時代にはよくある事だ。しかし、今、マリは不思議なことに子供だ。それがある年代だ。あるいはそれが終わり、大人へと変わっていこうとする年代。それがあって当然だ。それが急に生々しくとも何やらループ、繰り返しているように感じられてもそれは何ら不思議ではない。それがマリの年頃、だからだ。マリがそう思っているとカヲルが信長に「もう、ソコまでいったなら、やることは一つだね。」といった。

信長は返した。「敵は戦国にあり」と。こう答えるのが織田信長だ。こう答えるのが織田信長だったのだ。人間五十年。彼は変わっていなかった。それを革新者とみるか大うつけとみるかは二手に分かれる。これが信長の不器用さともいえるだろう。カヲルがにこっと冷たく笑った。

 

蒼天を突け。麒麟が来る。

蒼天を突け。麒麟が来る。

夢まであと一歩だ。最近はね。シンジ君とレイとアスカと一緒に夢に向かって頑張ってるんだよね。あと、カヲルも。光秀うれしいでしょ。だって、自分の手で足で捕まえた仲間だよ。光秀いつも、言ってたよね。私とあなたは、信長はたいとうです。って、だから、自分の足で歩いていくことがさ、大事かな。と思って力をつけてきたよね。松永にも、かわいいのだけじゃなくて、暗いのもやってみな。って言われて頑張ってきたんだ。暗いのも悪いのも怖い芝居なのかなと思ったけど、暗い事や悪いことは、悪い事じゃないんだってサ。知らなかったよ。って、いったら、シンジ君が「そんなことも知らないの。」っていってびっくりしてた。えっ。だって、そうでしょうゥ。っていったら、シンジ君は「君は過保護に育ったんだね。」って、言われてなんだコノヤロー。っていったら、逃げてっちゃった。過保護かな。私、ずっと、光秀と一緒にいたもんね。美濃に。それが過保護かな。カヲルが「キミはいつも、その光秀さんといたんだね。美濃に。光秀さんはキミのことをミマモッテくれていたんだネ。でも、それは過保護だよ。抜け出してセイカイさ。キミがもっと上に立つとするなら、それは必要なコトダヨ。」って、言ってた。言ってくれた。でも、カヲルは人を空の上から見てる気がして光秀と違う。と思う。光秀は優しかったナ。と思う。話し方は私と似てるけど、考え方が冷たいもん。冷静と言ってほしいナ。って思ったけど、なんでも一緒にしないっでっておもったもん。収まるところに収まっていてほしい。って、でもさ、そう持っていると、アスカみたいのも、いるよね。私と似てるけど、元気だよな。声が。私たちが小競り合いしてる間、こんな人もいるんだ。と思うもん。県一つ、道一本、違うだけでこんなに違うもんな。でも、その小競り合いが好きで、大大名になって、ここまで来たわけだから。良かったと思うよね。レイにも言われたんだよね。レイは言わないか。口下手だもんね。だから、友達になろうと思って権六が越前からカニを持ってきてくれたことを話したんだよ。そしたら、カニ。おいしいのっていうから、おいしいヨって言ったら、「そう。」って返されたんだ。そうじゃないよ。もっと話そうよ。そこで終わっちゃうよ。って思って少し残念だったんだ。アスカが「あなたは子供ね。」っていうから、違うって怒っちゃった。そしたら、アスカに叩かれた。痛いよ。っていったら、ほら。そんなところよ。って、子供じゃないのって言われた。松永ならそうかい。って、言ってくれるのにな。早く強くなりたくてここまで来たのに。大人になりたくてここまで来たのに。待っていたのは、こんな事。苦戦だよ。いい苦戦だから、いいんです。って、言ってくれるかな。光秀ならさ。でも、ソレジャダメダヨ。って、カヲルが言うよね。私でも、頑張りたい。わかったこともあるし、何かというと、忠告もノイズも自分で決められるようになった。そこだけは良かったと思うもん。だから、負けないの。まぁ、クールに、お姉さんタイプで。安土城もできたしね。そこで、ほら、湖が見える。これが好きなの。イイデショ!!。本当はね。ここに光秀がいればいいんだけど、それはできないことだから。カヲルが「やはり、キミたちは、親子だね。違うって言ったって、ボクにはわかるヨ。」って、言われた。違うもん。私は、私で光秀は光秀だよ。これは約束ナノ。」っていったんだ。そしたら、カヲルは「そうカナ?」って、そうだよ。っていったら、マリが「骨が折れるニャ。」って、でも、それは決まった事なの。って、今はこの頭で、考えて、言える。って、胸をはって言えるよ。って思う。

シンジ君。うらやましいでしょ。私のほうが一枚上だよ。でもさ、私、シンジ君みたいに割り切れないな。後から生まれるシンネンがないように思うもん。それがわかったの。私、信長、最近だもんサ。シンジ君がうらやましいな。きっと、シンジ君みたいなヒトが天下を治めるんだね。何があっても、空を見て、夜は星を眺めて、星の世界に行く。宇宙と同化するの。気持ちよさそうだったよ。シンジ君。いいな。私にもそんな強さがあったら。でも、ここまで、ここまで来て分かった事ね。おんなじ所、ぐるぐるしてるかな。でもさ、そこだけ分かったなら、成長だよね。そうだよね。光秀。でもさ、シンジ君。素敵だな。ふふ。こんなヒトもいたんだな。ッテ、思うよネ。

 

小さな世界・大きな世界。麒麟が来る

小さな世界・大きな世界。麒麟が来る

荒木村重はいらないよ。もう。決まったことだもん。それにしてもいいなぁ。シンジ君もアスカちゃんもレイも優しいもんね。マリちゃんも。なんだよ。その顔は、カヲルもなんかないの。えっ。うるさいよ。もう、みんなで楽しく暮らせれば、それでいいもん。ねぇ、シンジ君。あれ、違うって、もう、なんで、私が自分で考えて、物言ったら、こうなっちゃうのさ。もう、シンジ君が君は僕と同じだね。だって、カヲルも、もうちょっと勉強したほうがイイヨ。って、信長みたいに、流して話すなよ。もう。皆、私が集めてきたんだから私の友達に仲間にあってよ。私はこれが幸せなの。もう、アスカはわかってくれるね。レイもにおいが似ているし。マリちゃんは厳しいな。大人になりなよって。厳しいよ。信長はもう。大人なんだからさ。大人じゃなくても考える力はついてきたの。もう、シンジ君みたいに昼行燈のさむらいと違うんだから、カヲルは一緒だっていうの。私、今までたくさん、魔法の事勉強してきたよ。丹波だって、本願寺だって一定の成果は上げたんだ。権六が甘いから遅いの。フェイトちゃんはさ。頑張ってくれてるし。この間の黒いのだって気に入ってくれた。私、いい線。いってるもん。知らないだろ。帝にだって認められたんだから。偉いだろ。偉いって言ってよ。

レイはどう思うの。褒めて、「まだ。だめよ。あなたは心にとらわれて生きている。って、偉そうなこと言うな。私、頑張ってきた。カヲルなんだよ。「君は大事なことを忘れているヨ。僕たちは今こうして生きているけど、君は狭いところに生きている。君は水槽の中の魚さ。君はただ、回っているのさ。水槽の中を広い海だと勘違いしてネ。君はもう一度、たちかえるべきなんじゃないかナ。キミダケジャナカッタロウ。流して話すヒトはね。人には人の数だけ、思いがある。けれども、指が五本あるように、耳が二つあるように、決まっている。それが多数派なことがあるのサ。まあ、指が六本あろうと、耳が四つあろうと、ボクニハ、関係ないけど、それが多数派なのサ。基本とはソコの事だよ。君は君らしくあるのは、美しいとオモウよ。けれども、ソレを魅せていくときには、ソウイウ配慮がヒツヨウだって、事サ。」と笑った。アスカは黙って聞いていた。信長はそんなの光秀と一緒だヨ。と怒った。カヲルは「何も、君じゃなきゃいけない事なんて、世の中には一つだってないのサ。それがモシ、あると、するなら、シンジ君のようなヒトだよ。それができない人は、規則性をもって、生きるしか、ナイノサ。ほら、これ一つだって、キミだけのモノジャナカッタロウ。世の中は広いノサ。君のようなヒトにアフレテイル。」アスカは気持ち悪いと思った。

何が気持ち悪いか。というと泣きべそをかいてカヲルの話を聞く。信長を気持ち悪いと思った。なぜなら、目は泣いているのに、汗をかいて、怒っているからだ。マリは「やれやれ、仕方ないニャ。」と思った。信長は今この場がいやだった。マリもカヲルもアスカも、いやだった。なんとなく打ち解けられなかった。自分がいやだった。シンジ君がうらやましかった。仲間に囲まれて、泣きじゃくっても、距離を作っても引力のようにそれが戻るシンジ君がうらやましかった。カヲルはさっき、このセカイは君じゃなきゃいけないコトなんて何もないと、言ったが、じゃあ、なんで、この世界が皆同じなら、信長には「ナニモナイノサ。」と思った。こんなのはおかしいと思った。マリはそれを聞いて「やれやれ、自分の世界を持ってるな。それは立派なことだけど、キミは青いよ。思った。そして、まだ、先は長いぞ。とはっぱをかけようとした。

レイは、今の信長が自分に似ているな。と思った。生まれてからここまで、一つのことしかわからないのね。と思った。シンジは信長がうらやましいと思った。できるなら、人を遠ざけて、生きていきたい。と思っているからだ。心のままに生きて、心のままに怒ることができる。そんな彼女がうらやましいと思った。けれど、彼女には、ここの仲間がいる事。レイがいる事。アスカがいる事。ミサトさんがいることの良さ。心地よさがわからないんだな。と思うと少し、優越感が湧いた。けれど、この人には何もないんだ。と思うと少し、悲しい気持ちになった。

この人は自分の殻にこもっている。自分と似ているからわかるんだ。だけど、君にはエヴァがない。君はエヴァに乗れない。そこが君と、僕の違いだ。と思った。信長はうずくまっていた。みんな嫌だと思った。こんなことなら、光秀とキチョウ姫とフェイトちゃんと一緒に美濃いれば、良かったんだ。斎藤道三のおじさんと一緒にいれば、良かったんだ。魔法の図鑑もって、本もってあっちにぐるぐるこっちにぐるぐるでいれば、良かったんだ。と思った。けれども、それじゃ能がないと思って、光秀と力をつけて、美濃から、京まで、駆け上がってきたのも事実で、大事な思い出だった。光秀の事も好きで、一緒にここまできた事が誇りだ。と思った。だから、謂れをしらない。シンジやカヲルやマリにここまで言われるのはいやだと思った。

これは今まで、特段取り上げて、来なかった。この同じ空にいて、今、今しがた知った人たちなのだがそう思った。今しがた知った人たちにここまで思われている。そう思うと、光秀やキチョウ。権六、もういらないと思った荒木村重まで、懐かしい、帰りたいと思った。懐かしさとは時に癖になってしまうそこから歩みだせなくなってしまうと思うからだ。そんな事、言われなくたってわかっている。さっきのカヲルの指摘はもっともだ。

光秀なら、ご注進ありがとうというだろう。しかし、それが信長にはできなかった。

頭を下げることができなかった。ただ、うるさいと言うことしかできなかった。だから、シンジ君に「この人には何もない。この人はエヴァに乗れない。」と思われても、仕方がなかった。それも分かった。松永久秀に「天下の茶器の平蜘蛛を渡せ。」といったことがあった。その時も、むっとした。だが、松永はエヴァもやってみればいいよ。影のある役も。」と言ってくれ。こうして、皆にも、引き合わせてくれた。実は、将軍にも感謝している。今こうして、大きな勢力を持ち、光秀とともに汗を流し、フェイトちゃんとも仕事ができるのは、将軍のおかげだった。越前や室町幕府の官僚たちと戦い、将軍とともに新たな道を切り開いた。その号令をだしてくださったのが、足利義昭様だったのだ。そのように考えると、今こうして、カヲルやシンジ君やアスカやレイやマリと話せているのも悪くないと思えた。

しかし、その場に、光秀の姿はなかった。道を示してくれ。心の運び方を教えてくれた光秀はいなかった。最初は自分の頭で考えると息巻いていたが、今考えるのは光秀の事ばかり、ああ、美濃の里へ。こんなことをいっても先へは進まない。その頃とは違うのだ。それは、わかっている。分かっているのだ。ただ、それが、もどかしかった。もどかしいから、権六と荒木村重を処罰する。徳川や三河にも反旗を翻されそうだ。私が消えても、誰も悲しまない。それがもどかしかった。君はエヴァに乗れない。そう言われたのが苦しかった。

それを見て、アスカは気持ち悪いと思った。闇の中でうごめいているように思えたからだった。こんな時も考えるのは美濃での日々ばかり。もどかしさ。もどかしいと言いながら。今こうして、シンジ君やカオル、アスカやレイやマリと話せている。自分は恵まれている。力もつき、力があり、美濃時代より領地や石高、南蛮人も多数来て、海はつながっていると日々、感じる毎日。それは良い事だ。前進だ。しかし、もどかしい。何とも言い難い渇きが信長を襲っていた。それを見てシンジは自分と似ていると思った。それを感じて信長はイラついた。もうー。と怒った。ただ、そこにあったのは渇望だった。アスカは気の気持ち悪いと思った。何度見てもそこは譲らなかった。力がついてもどうにもならない事がある。

信長はそれを知った。だが、夢の遂行は続けねばならん。誰に何と言われても、その誰の言葉に隠れている意味が大きくなって行くように感じる。徒手空拳である。

これも、カヲルがいうように、誰でも思うことなのだろうか。それが信長は腹立たしかった。マリは眼鏡を通してそれを見た。眼鏡のフレームがきらりと輝いた。

一人の忍び。麒麟が来る。

一人の忍び。麒麟が来る。

私は、今、走っている。秀吉方から、藤吉郎様にばれてしまったのだ。私はしがない薬屋だったのに、駒さん。ありがとうございました。私は三河の生まれでございます。三河では大変、体が小さいほうで身長もありませんでした。駿府では我々、三河ものは差別を受けていました。しかし、世に同じ顔、同じ声のものはおらぬように違いがありますのでそれは区別なのかもしれません。元康様をこんな小さなころから見守ってまいりました。元康様はそのころは武千代様でございました。今川殿のもとで10年近く蟄居をしておりました。私たちが弱いばかりに、苦杯をなめさせる結果となり申し訳ございません。私はあなたの母君から対役を仰せつかっているにも関わらず、遠くから美馬追っていることしかできませんでした。私は武将ではありません。刀ももったことはありません。私にできることは陰から敵に毒を盛り、野を走り、山尾超えて、情報をつかむことだけ。私は幾人も殺してしまいました。正々堂々とした戦でではなく、虫うめく野の闇からかまいたちのように手を下す、酒を売りつけるしかなかったのです。その中で人をだまし商い人のような顔をして笑う。時に優しいふりをして人の命を奪ってきました。私はいつもこの腕に命の勝を決める天秤を持っているような気がして怖かった。しかし、そんなある日、私は光秀様と出会い、駒さんと出会い変わる事が出来ました。駒さんは薬を作っていました。人を殺すのではなく生かす薬を私は思いました。ここでなら買われると役に立てると、罪滅ぼしができると、しかし、元康様につかることはやめられませんでした。私は三河ものだからです。三河はとても良い土地です。今川様がおっしゃるような雅な町ではありません。しかし、我々は辛抱強い今川様の雅な舞の陰で、今川を支えたには我々、三河ものです。三河がこの手を足を使って野や山を切り開いてきた。とても、雅で趣ある歌を歌えるものはいませんが仕事歌を歌えるものや美しい織物を作るには欠かせない生糸を作れる古老たちもいました。大歌人も、武士もいない高名な人もいない。誰ぞ、彼ぞも分からない。そんなものたちにより、今川様は作られてきたのです。そして時がたち、いつかはそれが通じる日が来ると思い私は元康様に、家康公に仕えてまいりました。公というのは信長殿だけのようですが私には家康公こそが公でございました。光秀様にはこのことは黙っておりました。光秀様は信長様の腹心として骨身を削り、邁進しておられたからです。時に、信長様に父のようにせっしておられたのが心に残っております。あの方は、とても賢いお方だ。本当の賢さとは聡明さと我慢強さを持ち合わせた方の事だと感じました。家康公にもそのような方になっていただきたいです。私は最期まで、家康公の家臣です。家臣団にははいれませんが三河ものとして殉じたい。と思います。皆にあいたかった。一め、駒さんに昨日、生きて帰ってきてくださいと薬をいただきました。私とこまさんで作った薬でございます。私はあなたと薬を作るのが好きだった。人を殺める毒ではなく、人生かす薬を作れたことがうれしかった。ありがとうございました。駒さん。東庵先生。そして、光秀様にも、家康公にも、君主とはかくあるべしという方でございました。ありがとうございました。では、さようなら。

今、一人の忍びが風に消えた。近くに焚火があった。まだ、温かかった。

おしんをこえて 麒麟が来る。

今週のお題「大人になったなと感じるとき」

 

おしんをこえて 麒麟が来る。

私には危惧していることがある。あれはいまから10年以上前、足利殿が都に幕府を開く前、南北朝の騒乱があり、世が乱れる10年ほど前、平清盛という男がいた。平清盛は面白い男で瀬戸内の覇者だった。もともとは北面の武士という御所を守る武士の一人だった。武士というのも言葉のあやで武の士と書くがまだ、違っていそのころは悪党といった。そのようなものたちが時代を経るごとに格式を持ち、洗練され、文化性を持ち、一つの役割となった。それが私は面白い。悪党が100年かけ武士となった。武とは力だ。力とはリキの事だ。リキとは、物を動かす力。そこまで思ったとき、雪が降った。京の町に雪が降ったのだ。ところ変わって東北の村、ここに大商人のおばあさんがいた。おばあさんは大資本となった自分の店が手に負えなくなっていくのを見て考えたくなったのだ。息子は言ったこれからはグローバル化。全地球規模で考えていかねばいけない。モータリゼーション。大資本主義。方言は消え、標準語のウエイトがあがる。言葉は変わっていく。物事はチャレンジングに行わないとすたれていく。俺はこの店を大きくしたい。静岡だけではなくて、海を渡り、中国へいきたい。漢民族のマーケットは広い。今は海を越えることを考えたい。母さんの時代とは違うんだ。僕だって感謝してるさ。洗濯いた一つでのし上げって、髪結いやったり、なんだり、軍需工場へ部品流したり、平和を願いながら、軍にものを売って、飯をくった。九州までいって炭鉱の世話をしたり、その血肉で俺は大きくなったんだ。だから、恩を返したいんだよ。俺が人を踏みつけにしてるって、笑わすなよ。そうやって、自分がのし上がるときはいい汗で、人が何かやろうってときは、悪い汗かよ。母さんいったよな。大きくなるのは覚悟がいるって、だから俺だってやってんだよ。大資本化さ。昔ながらがいいってのか。昔だから清いか。そうでないのなら切り捨てるのか。いやだと思ったら逃げるのかよ。耐え忍んで寒い日も走り回って、辱め受けてそれでも、多くくして。俺を守ってくれて、おれだけじゃねえや。感謝してんだよ。まったく。叩いて伸びる女だっていうなら、俺の話だって伸びるはずだよな。こいよ。逃げるなよ。まったく、時間は流れんだから。そこまで行ったとき、ばあさんは東北へ逃げた。息子は逃げたが俺は知らねえとしらを切った。

そこまで書いた時、天正の頃に変わった。

なにやら言い争っている。それで深手を負ったようだ。言い負けたか。光秀はなyンアでいるように見えた。思えば、服を買ったり、魔法の本で遊んだり、楽しかった。その思い出のどれもこれも美しい。信長のもとで、この方を支えたいと思った。いかなる時も導き、いかなる誘惑からも、悪しきものからも守りたいと思った。それが守り、ともに成長するものの務めだと思ったからだ。けれども、彼女にも彼女の道が生まれてきたようにも感じるそれが最終目標へたどり着く重要なすべなら、受け入れたいと思った。それが彼女の道ならば、受け入れたいと思った。「あのうさ。最近、シンジ君もアスカちゃんもレイちゃんも、マリちゃんも楽しいよ。今までのは使えないよ。権六も全部使えない。知ってる子のほうが居心地いいから、その中で夢をかなえたい。と言っていた。それは頼もしい事であった。城をでてはや、何年、私は守り育ってきた。ともに育み、ともに生きながら時間をともにし、成長するにしたがってなくなって行く時間を大切にして、進んできた。使い進んできた。それが今、また一つ、分かれ道に立とうとしている。ここでいらないものを捨てさせ、導くのか好きにやらせるのか。それは、彼女にとり必要なことだ。いつでも、それは受け入れたいと思う。しかし、それなら、私には何が残る。夢も何もない。ただ、平らかな世を願うだけだ。それは彼女が彼女らしく友達や仲間を作れる世。そして、思い悩める。悩める世も、また、立ち上がれる世。それを考えていた。しかし、それを目の前にすると恐ろしくなってしまう。昔はがむしゃらに行えばよかったのに。その日に向けて走ればよかった。しかし、それが目前に迫ると恐ろしくなる。私は昇進を重ね、生活も安定していった。夢も中身が詰まっていった。それが今、あと一歩のところまできた。しかし、恐ろしくなった。夢をかなえたらすべてが終わる。新しい夢が始まるといっても条件がある。その条件を人は道というのかもしれない。それをおもうと旧来のものを大切にしたほうが良いと思った。それが私の場合は誰かを導くということで、彼女は大魔法使いになるということ。それがよかった。それを基本の大きな幹としてそこからノードがうまれれば良いと思った。しかし、彼女には彼女の道がある。アスカちゃんやレイちゃんとそして、シンジ君と出会えてうれしかったそうだ。服も違うのを着ているといって聞かなかった。新しい発見もあるそうだ。同じ思いの子もいて楽しいんだ。幸せ。私、幸せだよ。光秀。みんなの夢が詰まっている。それは目標なんだ。黒いものがあってもそれは現実でさ。それが夢でしょ。どんどん先に行くんだよ。そのうえでの平らな夢でしょう。と笑った。私もそう思った。いつまでもノスタルジーなものに浸ってはいられないと思った。しかし、わすれてはいけないものがあると思った。それが私の思うものなら、それが私の夢だと思った。元あるものを仰いでこその維新。そして、守り育ててきたものを知って言ったものを受け継いでこそだと思った。それが違うというならそれが輪が務めだと思った。しかし、その反面、新しい友達の事を話し、新しい夢を語る彼女のことがたいへんうれしくもあった。しかし、寂しくもあった。ああ、あの灯りが恋しいな。そう思った。あと何回、恋しい灯りに出会うことができるだろうか。もう、あと何回、恋しいなと思えるだろうか。もっと出会いたいとも思う。しかし、出会いたくない。大きなしおりをとても大きなしおりを世にかけてしまいたいと思った。けれども、その反面、新しいものを取り入れてそれが面白いと少しでも思った自分がいる。不思議なものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オレンジの髪の彼女はもういない。麒麟が来る。

オレンジの髪の彼女はもういない。

私は、あの日を忘れない。あの当時はオラだった。なぜ、オラかって、私は農民だったからだ。農民の中でも、貧しい農民だった。食うにも困り、あわやひえをたべていた。白いご飯を食べた事などなかった。武門、最初は竹下殿という豪族、いや、土農いや、彼も農民といえるな。言葉遣いもみゃあみゃあ弁であった。私はそれがコンプレックスだった。人は話す言葉により形作られる。読み書き、そろばんこそこの世の宝だ。知識は身をたすくのだ。知識こそが道を開く、私の弟も私の家来もそうだ。低き身分でもこのように美しく格式のある言葉を話せば見える世界も違ってくる。このように。私は上に行きたい。この肉にこの血にしみついた土のにおいを落とし、香がかおる宮にあがりたい。私は知によって身をたてたい。サル顔などとはいわせん。サルは知恵が回る。信長は私がいなければなにもできない。私が補佐をする。良い声を出すことによって、そうだな。フェイトというキャラクターをしっているか。信長がのたまう空想物語の登場人物だ。彼女もまた苦労をしているようだ。彼女はとある博士に娘に似せて作られ、その娘と同じ道、娘は魔法少女として働き命を落とした。フェイトはその代わりとして文字どおり代わりとして生まれ、育ち、働いた。私はその話を聞いた時、彼女は私だ。と思った。私も貧しい時に腹のすかせた妹や弟の飯や汁を悪びれずに食べた。そのころは悲しいとは、いけないことをしているとは思ってもいなかった。それが私にとっての当たり前だったのだ。その前に同省もないあの空腹。いてもたってもいられない飢餓感。あのひもじさは筆舌に尽くしがたい。冬は寒い。冬になると土間は冷える。薪などなかった。私は貧しい農民だった。士農工商と聞くが士農工商などではなく、小さな農民は大きな農民により支えられそして、大きな農民は、より大きな農民により、支えられていた。支えられていたというと聞こえはいいが実際は搾取されていた。といっても過言ではないかもしれない。私はこの状態を抜けだしたいと思った。私は一人でここまで上がってきた。母や弟、妹などはいるがどこか遠い存在のように感じられた。そんなものだから、先ほどの夢物語を聞いた時。私は、同じものがいたと思った。空想の物語ではあるが確かにこの心の中にいた。おおっと驚いたものだ。それからというもの。私も信長様のように空想物語に身をやつした。しかし、戦で地にまみれ、酒を飲み、寺院を立てていくと心の中のそのものを殺したくなった。そして、そのものを殺し、信長の純粋さ、無垢さを利用して、低い声や新しい演出と釘を打ち、低き部分を引き出すことに成功した。光秀殿と築いた世界、関係や目標、それらの陰の部分を突き、安土城の建設までさせた。時には手となり、足となり、密偵を野に放ち、光秀や松永、ひいては洛中中にいたるまで、情報を手に入れた。面白い。幼きとき、飯や汁に飢えていた私が今では情報に困らない。国中の情けをしっている。情けをすべるものは心を制する。心を制する者は金には困らん。私は織田家中の宰相だ。柴田勝家とは違う。私は侍ではない。私は情けを制するものだ。うまれはいやしくも、その卑しいものに頭を下げるものはあまたといる。今の私にかなうものはいない。この間も、信長様に松永を殺させたのは私だ。厳密には情報を与えただけなのだが、魔法の低い使い方を指南したまでだ。たのしかったぞ、あの、優しく、無垢な信長がいまでは狂人だ。元々、心の中に家族など巣くうものは狂人だが、その声が聞こえるものを導きと称して、利を得る。これほど愉快なことはない。私は続けるぞ。続けて、織田家中を太らせ、天下を文字通り、統一する。そのために、信長を導き、頭を下げさせる。このサルに。必要とならば、光秀も殺す。おや、エヴァンゲリオンか。マリでもよぶか。物売りのマッシュルでもよいぞ。アスカか、レイか。そんな名前などどうでも良い。物語など名だけだ。情けを制する者こそが世を制する。さぁ、信長様、あなたは私の事さえ、見ていればいいのです。その無垢な目をこちらへ、唇はやさしく。声は低く、呼吸は真冬の里の外の風のように、顔は悪女のように、ささやきをもって。思い出など消し去り、なぜ、消えたと思い出に怒るのです。さぁ。

マッシュルを、呼べ。エヴァンゲリオンを呼べ、アスカを呼べ、レイを呼べ、シンジを呼べ、マリを呼べ、カヲルを呼べ。光秀を呼べ。なんでもよい。しかし、誰一人として来ないであろう。誰の叫びも届かぬであろう。オレンジの髪の彼女はもういない。この私が導くから。

ブログ声真似ぬしです。ねずじょうじです。

ねずじょうじといいます。趣味でブログをはてなブログにて6年近く行っております。ブログでは日々私の感じた事、好きなものを書いております。現在、力を入れているのはブログ声真似です。私は、口真似、物まね等が好きなのでそれを行っております。現在はスタンスがこの言い方が適切だ。と感じております。そのため、ブログ声真似主という言葉を使っています。よろしくおねがいします。