ブログもの真似主 nezuzyouziのブログ

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美しい声真似。

今日は一日、本を読んでいました。冬の運動会と言う作品でした。向田邦子先生の作品です。向田邦子先生は人情噺が上手い方です。笑いと人情の配分が素敵です。僕は向田邦子先生の魅力は最初使ったギャグが冷たい話でも帰ってきて最後には少しいい話で終わるという所が良いです。人情噺でも7種類くらいあってこの間の人形町の話しではそこから即身仏の博物館へ行った話になってふと、即身仏を見たときにお葬式の事やお通夜の事を思い出して暗い話なのですがそれが私にはここ良かったのよねという話になってお葬式でも人がたくさんきて良かったような気がすると書いていたのが向田邦子先生はやっぱりお笑いが好きなのだなと思いました。戦争中の昼間の空襲の戦争体験の話の時、お父さんがおい。どうせ死ぬんだ。たらふく食べて死ぬぞという事でありったけの美味しい物をお父さんが集めてきてくれて怖い仲にも楽しかったような気がするな。と笑ったそうです。ジャングルに取材に言った時、あんまりイメージと違ったようでがっかりしたそうなのですがまた自分の思い出や経験をそこで思い出すことができて良かったそうです。アメリカや外国の街並みが好きで少しずつ、横文字が生活の中に入っていくのね。といっていて時代の最先端をいくのに帰ったら落語を書いて、お笑いをかいてまた仕事の取材に出かける。不思議な人です。古典落語のようなお笑い好きなのに文章は洋風ででも出てくる人は江戸風味でおもしろいい人です。先生。僕は好きです。声真似も好きです。先生の世界や声真似の事をこれからも知りたいです。ある結果にはある過程が必要でそこにたどり着くにはいろいろあって最後には最初に戻る。これが美しいなと思います。