今日、ぼくは、再び、ワコクにやってきた。
ワコクにくるのは、これで2回目だ。
1回目は、かなで山というところ。
かなで山は、よかった。
路面電車が走っていたからね。
電車は、いいよ。ガタンゴトン、ガタンゴトンって、走るのがいいんだ。
かなで山に行った時、レナードが寒い、寒いと言っていた。
だから、今回も、寒い寒いというかと思っていたら、やっぱり、「寒い、寒い。」って、言ってたよ。面白かったよ。
そいたまも、やっぱり、寒かったから、レナード、また、寒いよ。寒いよ。と言っていたよ。
もう、寒いなら、来なきゃいいんじゃないないか。って、思ったけど、それじゃ、僕が来られなくなるなと思って、そうは言わなかった。
僕は、レナードのことは、とっても、いいやつだと思ってるよ。
だって、いつも彼は、僕と、一緒に遊んでくれるし、火曜日には、いつも、中華料理を一緒に食べに行ってくれる。それから、映画も、一緒に、見に言ってくれるんだ。こんな友達は、僕は、レナードしか、知らないよ。
ラージも、ハワードも、友達だけど、一番は、やっぱり、レナードだよ。
レナードは、優しいから、ぼくが、たくさん、皮肉を言っても、そうか。そうか。と言ってくれるんだ。
僕は、ユーモアのつもりだけど、ペニーによく注意されるよ。皮肉を言うのを少なくするのも、僕の今後の目標かな。?
僕にできないことは、ないよね。
なんてったって、僕は、シェルドンなんだから。きっとできるよ。
それに、僕は、科学者なんだから、できないを、できるに変えていかないといけないと思うんだ。
そうそう、科学というと、仕事の話をして、僕についてきてくれるのも、レナードだけなんだ、レナードについて来られるなんて、ちょっと嫌だけど、レナードも、よく頑張って、僕についてきてくれると思うよ。
レナードと、話をしているとね、新しい発見が、あって、面白いんだよ。
レナードは、本当に、面白い人だよ。
身の回りに、レナードみたいな人がいるって、素敵なことだよね。
そう、今日は、そのレナードと一緒に、ワコクに来たんだ。ハワードも、一緒だよ。
それから、バーナデットも、これで、ペニーと、合流すれば、全員集合だ。
僕は、そいたまの商店街で、ペニーを待っていた。
レナードは、電車に乗って、かなで山へペニーを迎え行った。だから、僕は、ハワードと、バーナデットと一緒に、ペニーを待っていたんだ。
ラージは、雑誌の取材があるとかで、今日は、僕たちと、一緒にいなかった。
僕は、それを聞いた時、悔しかった。
なんで、僕じゃなくて、ラージなんだ。
僕の方が、凄いのに。って、思ったよ。
けど、ラージは、素敵な男だから、許したよ。
ラージは、凄いんだ。僕たちの話す言葉も、一から、勉強して、ここまで、身を立てたんだ。
それに、彼は、ロマンチストだ。ロマンを追いかけるのは、たいへんよいことだよ。
僕は、ハワードと、バーナデットと一緒に、ハワードと、レナードと、ペニーを待つ間、そんなことを考えていた。
ハワードが、僕が、珍しく、僕が黙っているのを不思議に思って、「どうしたんだ。シェルドン、レナードが、いなくて、寂しいのか。?
大丈夫、今、ペニーと一緒にくるよ。」と行って、笑った。
僕は、その時、レナードが、いなくて、寂しいって、言われて、ハワードに、抗議をしたくなった。
そう、思った僕は、「ハワード、抗議する。僕は、寂しくなんて、ないよ。君とは、違うよ。」と言った。
僕が、そういうと、ハワードは、そんな言い方、ないだろ。今、くるよ。鬼も、いるぞ。
可愛い女の鬼だ。たこ焼きを売ってる。」といった。
僕は、ハワードが、そういった時、
たこ焼きだって。?話をそらすな、ハワード。僕をからかったことを謝ってくれと思ったけど、たこ焼きの匂いに、負けてしまった。
たこ焼きの匂いを嗅ぐと、僕は、お腹がすいて来た。僕は、「たこ焼き。聞いたことがあるけど、食べたことはないなあ。いい匂いだ。抗議も したい心も、どこかへ飛んで行くようだ。と思った。
そう思うと、僕は、たこ焼きを食べたくて仕方がなくなった。
僕が、そう思っていると、お腹がグー。となって、ハワードと、バーナデットに、僕が、お腹を空かせたことが、知れてしまった。
僕は、お腹がすいたことが知られてしまった。
僕は、この時、少し、恥ずかしかった。
こんなことは、レナードの前でも、ペニーの前でも、なかったからだ。それから、ラージの前でも。でも、僕は、今日、ハワードと、バーナデットの前で、お腹をグーと鳴らしてしまったのだ。
こんな事は、シェルドンクーパー、一生の恥だ。僕は、明日から、シェルドン クーパーじゃなくて、シェルドン グーパーになるかも知れない。
そう思うと、僕は、恥ずかしくなって、顔を少し、赤くして、しまった。
その時、バーナデットは、「シェルドン。どうしたの?お腹がすいたのね。たこ焼きのいい匂いがするものね。私も、お腹がすいたわ。
ハワード、私、買ってくる。?ハワードも、たべる?と、聞いた。
すると、ハワードは、「そうだな。僕も、たべるよ。珍しい音も、聞けたしね。僕も、お腹が、すいて来たよ。」といって、笑った。
ハワードが、笑うと、バーナデットは、
「ハワード、シェルドンをからかわないの。」といって、おこった。
バーナデットが怒ると、ハワードは、
「 ごめんなさい。」と言って、謝った。
僕は、それを見て、バーナデット、ありがとう。と思って、「バーナデット。ありがとう。」と言った。
僕が、お礼を言うと、バーナデットは、
屋台の白い髪のお姉さんに、たこ焼き、3つ。ください。」と言って、僕たちの、食べる、たこ焼きを頼んでいた。
僕は、この時、二人で、バーナデットの姿を見ていた。
その時の、バーナデットの姿は、どこか、頼りがいがある感じ、だった。
ハワードは、それを見て、「なんだか、うちのママ、みたい。」と言って、笑った。
僕は、それを聞いた時、バーナデットが、ハワードのママだって。?と思って、笑った。
けれども、なんだか、この時、なんとなく、
ハワードのお母さんではないけれど、なんだか、バーナデットは優しいな。と思った。
臆する事なく、外国人の女の人と話す、バーナデット、僕たちも、ワコクの人間ではないから、僕たちも、また、外国人なのだけれど、
外国人と話す、バーナデットを、僕は、すごいと思った。
そう思うと、ラージが、雑誌の取材を受けているのにも、合点がいった。
僕は、その時のバーナデットを見て、みんなそれそれ、すごいところがあるんだとおもった。
僕が、そうおもっている間も、ハワードは、感心して、似てる、似ているよ。」といって、笑っていた。
僕は、この時、僕も、感心しているけど、みんなおもうことは、ちがうから。ハワードは、そうおもっていても、いいんじゃないかなとおもった。この時、僕は、うげえ。とも、おもったかと、そんな思いは、胸の奥にしまっておいたよ。
それが、友達というものだから。
僕がそうおもっていると、バーナデットは、たこ焼きを3つ、買ってきた。
そのたこ焼きは、とっても、美味しかった。
商店街は、少し、寒かったから、たこ焼きの温かさが、心にしみた。
外は、カリッと、中は、とろりとしていた。
僕は、初めて食べたから、なんだこれは、とおもった。口の中があったかくなって、なんだか、ほっぺたを動かしたくなってきた。
なんだこれは、僕は、驚いた。
そして、僕は、驚きながらも、ハフハフと、ほっぺを動かした。
僕が、そうやっていると、ハワードは、何やってるんだ。といって、笑っけど、ハワードも、していた。
僕は、それを見て笑った。
笑うと、ハワードに謝りたくなった。
そう思った、僕は、ハワードにさっきは、抗議するといってごめんね。と謝った。
僕が謝ると、ハワードは、「いいんだ。こちらこそ、ごめん。そんなことより、たこ焼き、うまいな。たこ焼きって、いいよな。シェルドンといって、わらった。
僕も、この時、わらった。
その時、バーナデットは、「よくできました。シェルドン。ハワード。二人とも、仲良くね。」といって、わらっていた。
その時、僕は、なんだか、いい気持ちになった。
ワコクは、不思議なところだよ。なんだか、穏やかな気持ちになれるよ。と思った。
そう思うと、僕の心の中がふわあっと、温かくなった。
坂津 佳奈 (id:sakatsu_kana) さん、アウレイスさんをお借りしました。
長田克樹 (id:nagatakatsuki)さん、そい玉県をお借りしました。