nezuzyouzi.hatenablog.comこのお話は↑↑のお話の続きです。
ルビネル先生に、ありがとう その3
夕方のある日、僕は、職員室のドアをあけて、「町田 ヤスオです。ルビネル先生はいらっしゃいますか。」といった。
僕が、職員室の戸を開けると、タニカワ先生が、僕に「町田君、どうしたの。」と聞いた。
僕の顔を見ると、「町田君、どうしたの?君が、職員室にくるなんて、めずらしいな。」と言った。
僕は、タニカワ先生が、そういうと、僕は、「ルビネル先生は、いらっしゃいますか、僕、ルビネル先生に、用事があって。」といった。
僕がそういうと、タニカワ先生は、「ルビネルに、用事、そうか。」といって、ルビネル先生を呼んでくださった。
職員室では、先生たちが、お仕事をしていた。僕は、それを見て、先生たちは、大変だな。と思った。
僕が、しばらく、そんなことを思って、ルビネル先生をまっていると、ルビネル先生がやってきた。
ルビネル先生は、手にうちわを持っていた。先生は、そのうちわをパタパタと、仰ぎながら、
僕に「町田君、私に何か、ようかしら。」と言った。
僕は、パタパタと、うちわを仰いでいるルビネル先生に「あの、音楽室に、一緒に来てください。」と言った。
僕がそういうと、ルビネル先生は、「そう。・音楽室にいっしょに行けばいいのね。」と言って、笑った。
ルビネル先生の笑顔は、僕のとも、アスミちゃんのとも、とっとちゃんのとも違った大人の笑いだった。
僕は、ルビネル先生の前を、先に歩いて、音楽室まで、案内した。
僕は、ルビネル先生を案内しながら、サプライズが成功すれば、いいなあ。」と思っていた。
僕は、そう思いながら、ルビネル先生、喜んでくれると、いいなあ。と思った。
ルビネル先生は、僕たちの先生だ、ルビネル先生は、僕たちの勉強や悩みをよく聞いてくれる。
たまに、町山君の映画雑誌や、又吉君が書いている小説をとりあげたり、厳しい時もあるけれど、
僕は、ルビネル先生はとっても、良い先生だと思う。授業もわかりやすくて楽しいと思う。
僕が、そう思いながら、音楽室まで、ルビネル先生を案内していると僕にルビネル先生はが、
「ねえ、音楽室で、何をするの?」と聞いてきた。
僕は、そう聞かれたとき、 楽しい気持ちになって、先生に、
「お楽しみに。」と、元気に言った。
僕がそういうと、先生は、「そう。何かしら。?楽しみに、してるわ。」と、不思議そうに、いった。
僕は、その時、ルビネル先生は、この言雄をしらないんだな。と思って、とっても楽しい気持ちになった。、
そう思うと、僕は、なんだか、映画のスパイみたいやな。と思って、なんだか、楽しくなった。
ルビネル先生は、楽しい気持ちで、いっぱいになっている僕の後ろを、スタスタとついてきてくれていた。
僕が、ルビネル先生を案内しながら、楽しい気持ちで、いっぱいになっていると、
音楽室が見えた。僕は、音楽室につくと、音楽室のドアをあけて、中に入った。
僕が、ルビネル先生を、先導して、音楽室に入ると、
僕と、ルビネル先生は、拍手に包まれた。
そこにはみんなが待っていた。そこにはアスミちゃん、町山君、又吉君、とっとちゃん、メリッサさん。ジェームズ先生が待っていた。
その拍手は、とても、明るい音だった。
この時、僕は、「今や。」と思って、ルビネル先生に、「サプライズ。」と元気に言った。
僕が、そういうと、ルビネル先生は、少し、びっくりしたような顔をした。
僕は、少し、びっくりした顔をしているルビネル先生に、
「いまから、皆で、歌を歌います。一生懸命、練習したので、ぜひ、きいてください。」と言った。
僕は、そういうと、町山君と、又吉君、メリッサさんが、待っている所に行った。その足取りは、とっても、元気な足取りで、「これから、みんなで、歌を歌うんやな。」と思って、
ウキウキしていた。
アスミちゃんは、ルビネル先生に、お辞儀をすると、ピアノの椅子にすわった。
アスミちゃんが、ピアノにすわると、僕は、真剣な顔になった。町山君も又吉君も、とっとちゃんも、メリッサさんも、真剣な顔になった。
僕は、この時、ルビネル先生に、じっと見られて、緊張してしまった。けれども、これから、歌うんや。皆がいるから大丈夫だ。と思うと、気持ちが楽になった。
この時、音楽室の中はしんとした。真剣な顔をした、僕と、町山君、又吉君、とっとちゃん、メリッサさんの顔をルビネル先生もじっと、見ていた。
ジェームズ先生が、その中で、白い指揮棒を振った。
すると、アスミちゃんの軽やかなピアノが始まった。
僕たちは、アスミちゃんのピアノに合わせて、歌った
喜びのうた
「はれたる青空、ただよう雲よ
小鳥は、歌えり、林に森に、心はほがらか、よろこび満ちて
見交わすわれらの明るき笑顔」
と歌った。僕は、大きな声で、ルビネル先生に、感謝の気持ちが届くように歌った。
歌詞の意味をつぶさないように、優しく丁寧に、歌った。
町山君は、低く、力強い声で。又吉君は、低く優しい声で、歌った。
とっとちゃんは、高いソプラノボイスで歌った。メリッサさんは、たびたび、音を外してしまっていたが、元気な声で、歌った。
アスミちゃんは、明るい声で、音を響かせて歌っていた
優しく、力強い響きのある男声。美しく元気で、明るい女声。
その二つの響きが、一つになって、どこまでも、広がっていった。
しんと、している音楽室は、僕たちが、歌い始めると、たちまち、歌で、いっぱいになった。
僕たちの歌は、どこまでも、どこまでも、響いていた。
ルビネル先生は、僕たちの歌を、聴いていた。
僕は、皆と心を一つにして、歌った。
ルビネル先生に、ありがとう。という気持ちを込めて、歌った。
はれたる青空、ただよう雲よ
小鳥は、歌えり、林に森に、心はほがらか、よろこび満ちて
見交わすわれらの明るき笑顔」と歌った。
歌が、終ると、ルビネル先生は,僕たちに、拍手をしてくれた。
僕はこの時、僕たちの歌が、ちゃんと、伝わったんだな。と、思った。
そう思うと、皆で、一生懸命、練習を頑張って、良かったなと思った。
拍手を、してくれたのは、ルビネル先生だけでは、なかった。
僕たちの「喜びの歌」に、誘われて、エウス・オーファン先生や、クォルさん、ラミリアさん、そして、なぜか、シェルドンとレナード、チャーリーもいた。
僕はそれを見て、アメリカやイギリスにも、僕たちの歌声が響いたのかなと思った。
僕は、僕たちの歌声を聴いて集まってきた皆の顔を見て、うれしくなった。
この思い出は、僕に,とって、忘れられない思い出になった。
僕たちの歌の発表が終わった後、とっとちゃんと、メリッサさんは、一緒に喜んでいた。
ルビネル先生は、僕たちに、
「皆、ありがとう。先生は、とっても、嬉しいわ。皆も、先生にいろいろな事を教えてくれてありがとう。これからも、よろしくね。素敵なプレゼント、ありがとう。」といって、笑った。その時の先生の目には、涙が浮かんでいた。
それを、見て、町山君は、「ルビネル先生、ないてますね。」といって、笑った。
又吉君も「珍しい、」といって、少し驚いていた。
町山君と、又吉君が、そういって、いると、アスミちゃんが、「ルビネル先生にプレゼントがあります。プレゼントは、歌だけじゃないんですよ。」といって、ジェームズ先生と、一緒に、花束を持ってきて、ルビネル先生に花束を渡した。
この時、僕は、少し、びっくりした、歌の練習の事で頭がいっぱいで、花束を用意するのを忘れていたからだ。
アスミちゃんは、ルビネル先生に、花束を渡すと「ルビネル先生、いつも、私たちに、お勉強を教えてくださって、ありがとうございます。」と言った。
ルビネル先生は、アスミちゃんから花束を受け取ると、『アスミちゃん。」と言って、泣いた。僕は、泣いているルビネル先生を見て、ルビネル先生は、涙をこらえていたのだ。と思った。僕がそう思っている。間もルビネル先生は、泣いていた。
僕は、それを見て、「サプライズ、っていいなあ。」と思っていた。
坂津 佳奈 (id:sakatsu_kana)さん、エウス・オーファンさんをお借りしました
フール (id:TheFool199485)さん、ルビネルさんをお借りしました。
らん (id:yourin_chi)さん、クォル・ラ・ディマさんと、ラミリア・パ・ドゥさんををお借りしました。
長田克樹 (id:nagatakatsuki)さん、メリッサさんををお借りしました。