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うしろの正面だあれ。僕の妄想キャスティング。 パラレルファクター。

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小寺勘十郎一家 役者さんの妄想

 

小寺勘十郎一家 役者さんの妄想

 

小寺勘十郎 カンニング竹山

 

小寺里子 松坂慶子

 

小寺 こづえ 田村ゆかり

 

小寺 アラタ 菅田将暉

 

細田 美夜 橋本 愛

 

小寺 りん 樹木希林(悠木 千帆)

 

右田トン吉 左とん平

   

山下 洋平 香取慎吾

 

小寺勘十郎一家の妄想 キャストです。

よろしくお願いします。

好きな俳優さん。好きだなと思う役者さんを集めました。

 いいのができました。うふふ。

この通りで、テレビで、やってくれたらいいのにな。

楽しいなあ。^^いひひ。

 

  香取慎吾と、ゆかりお姉さんと、竹山さん。それから、まんぷく母さんも、 ユイチャンも、菅田将暉さんも、登場しました。

うれしいなあ。

樹木希林さんも、やってきました。うれしいな。

ござい東西。こちらは。小寺勘十郎一家 パラレルファクター。

ござい東西。こちらは。

コーヒーは、私にとって、執筆の友だ。

なぜなら、コーヒーは、私を眠りから、冷まし、新たなインスピレーションを与えてくれる。

あの、一家を書くとき、勘十郎が、作業場で、石を削っている時、里子母さんが、家で、お洗濯ものを取り込んでいる時、夕方、西日が差す部屋で、舶来の音楽を聴きながら、自分は、ワコク人であるのに、さも、自分も、その一員になったかのように、ワコク訛りやら、カタカナやら、それらしく発音しようとして、宇宙語やら、なんやらわからない奇異な言葉で、歌おう立っている時。こずえが、朝、銀色の杖を眠気眼で、今の電気に照らして、こっちへ向かってきている時。私は、コーヒーを飲む。

コーヒーは、頭を冴えさせてくれる。私は、コーヒーを飲むと、やる気が出るのだ。

おりんばあちゃんは、コーヒーなどは飲まないだろう。彼女、いや、ばあちゃんは、もっぱら、ワコクの渋い緑茶であろう。そして、テレビを見ながら、ボリボリと、お煎餅を食べるのだ。

そして、気が済むと、縁側で、西日を受けながら、眠るのだ。

お美夜ちゃんは、コーヒーの事は、本や、町の喫茶店などで知っていた。

お美夜ちゃんは、喫茶店など、いった事がなかった。

一度は、行ってみたいと思うのだが、親分さんが、ダメだと言いそうで、怖いのだ。

何、パソコン教室にこずえが通うことを許した親分さんである。行った時は、行った時で、

許してくれそうだ。だが、お美夜ちゃんは、そこが、気のゆるみになるわ。と、甘えないと、思っていた。

コーヒーに、砂糖を入れないと甘くはない。ブラックは、苦いだけだ。

だが、その中に、香り高い香りや、趣などが、隠れている何やらどこぞの親分さん、そっくりである。

勘十郎父さんは、コーヒーを飲むのだろうか。?飲んでも、缶コーヒーぐらいだろう。

こずえあたりが、仕事の休み時間を見計らって、土日などは事務所にやってきて、

コーヒーを入れて持ってくるかもしれない。杖を突いていて危ないので、お美夜ちゃんも、一緒に。そして、父さんはその二人の顔を見るともなく、見て、「おう。こずえ。美夜ちゃん。」と、蚊の鳴くような声で言って、怒ったときばかりではなく、こういう時も、銅鑼のような声で、はなせばいいのに。小さい声で話して、「そこに、置いといてくれ。ありがとう。」と、言って、それとなく、嬉しそうにしているのだ。

まったく、勘十郎父さんは、たいそうな、父親である。

父親というのは、お父さん。と、いうのは、そんなものなのだろうか。

昨今、コミュニケーションという、言葉を聞くようになって、久しい。

企業などでは、コミュニケーションを重要視しているそうだ。

そんな中に、あって、父親、とくに、勘十郎父さんの役割も、また、変わっていくのだろうか。?おりんばあちゃんは、いう。立て板に、水みたいに、はなされてもね。という、

アラタは、「そういうやつ。って、良いよな。海の向こうだと。もっと、居るんだって。

コミュニケーション。大事だよな。という、こずえは、「私の家の、コミュニケーションは、このお夕飯の時ね。パパは、話さないけど。よく食べるわ。ああ、それから、お美夜ちゃんも。いるわね。それから、ママも。」と、笑う。ね。パパ。と、勘十郎父さんに向かって可愛くウインクをする。

しかし、勘十郎は、意に介さなかった。ただ、黙々と、夕飯の鮭の塩焼きをおかずにして、ご飯を食べていた。こずえのウインクを見て、おりんばあちゃんは、「なんだい。そりゃあ。」と、言って、まねしている。しかし、両目をつぶってしまって、ただ、目をシパシパさせるだけに、なってしまう。

アラタは、それを見て、笑った。「ばあちゃん。何、やってんの。?」と、いって、笑った。

そして、カメリア人っぽく、「ナンセーンス。」と、言って笑っていた。

カメリアと言えば、カメリア人は、この家族の団欒を見て、何を思うだろうか。?

私は、コーヒーを飲むとき、いつも、思う、人が和んでいる時。洋の東西をとわず。

お茶やコーヒーがある。そして、そこには、必ず、なごみがあると。

友人から聞いた事がある。ワコクの茶と、英語のティーの、語源は、同じだと。

辛国などにも、茶は、あるから、洋の東西と、書いたが、世界中なにかしらのお茶は、あるかもしれない。

世界中といったが、世界と言っても、いろんな世界が世の中にはある。

だから、お茶をしらない。国の人たちにも、ござい東西、こちらが、お茶で、ござります。

と、いって、教えてあげたいものだ。

長々と、書いているうちに、小寺のお家のお夕飯がおわったようだ。

皆、お茶を飲んでいる、里子母さんの入れた、緑の温かいお茶だ。

少し、渋いが、温かい。お茶をのむと、体が温かくなる。体の芯が温まる。

ああ、良い気持ち。ほわっと、ほろりと、良い気持ち。

皆、そう思っていた。勘十郎父さんも、アラタも、おりんばあちゃんも、こずえも。

ああ、ここまで、書いて、コーヒーがほしくなった。

ここで、私も、ひとつ。

コーヒーは苦い。だが、砂糖を入れると、甘くなる。ブラックだと、かおりが、たって、美味しい。

いいものだ。

彼らにも、一つ、いかがかな。

ござい東西。こちらは、コーヒーで、ござります。と、一つご挨拶して。

コーヒーの話としたい。

 

幸せの形の法則。アルティメットセオリー パラレルファクター。

幸せの形の法則。アルティメットセオリー パラレルファクター

 

ある日。シャルダンと、レオナルドが住んでいるビックバン大学の研究員用のアパートに、

 

全椿鉄道博物館から、一日、車掌体験のチケットが届いた。

 

全椿鉄道博物館は、カメリア中の蒸気機関車や汽車を展示している。カメリアは、蒸気機関車が生まれた国として、有名だ。シェルダンは、鉄道が好きだった。特に、電車や、蒸気機関車が大好きだった。去年の冬にワコクの奏山に来たとき、奏山の町の中を走っている路面電車、きららかに乗って、目をキラキラさせていたくらいだ。

 

レオナルドは、シャルダンに、「車掌体験。だってさ。君。行ってきなよ。」と、言った。

 

シャルダンは、「当たり前だろ。行くよ。行くさ 。僕は、科学の研究者になれなかったら、機関車の車掌になる予定だったんだ。けれど、運命は、僕の夢を奪った、いや、新たな夢を、導いてくれたのかな。?試験は、受かって、僕は、カウボーイシティーから、このビックバン大学に、来たんだ。うふふ。僕が、来てから、この大学の入学希望者は増えたそうだよ。僕は、神童。神の童だからね。」と、笑った。

 

その神の童は、そうときまれば、その一日、車掌体験の日まで、勉強した。機関車の事や、蒸気機関車の歴史の事を。シャルダンは、電車や汽車の事は知っていたが、その中の、基幹の部分の事、名称、作用、動きの事まで走らなかった。昼休み、チャンに「君は、科学者だろ、?それぐらい知ってるだろ。?」と、鼻で笑われた。その時、シャルダンは、チャンに、「言葉を選べ。君は、一児の父親だ。もう、昨日までのリーフリィ人では、ないはずだ。親が、変なことをすると、赤ちゃんは、すぐ。真似するんだぞ。その認識を改めるんだな。さもなくば、抗議するぞ。」と、怒った。

 

シャルダンは、この間のチャンの赤ちゃんが生まれた一件以来考えることが増えた。

 

自分の知識や、知っていることは、どれくらい、あるんだろうか。もちろん僕は、なんでも、知っている、だけど、命が、どうやって、生まれるのかを知らなかった。

 

あんまり、考えると、レオナルドみたいになるけど、自分の命や体は、自分のもの。自分の体で、あるけれども、自分だけのものでは、ないのだと思った。

 

そう思うと、世の中には、自分が、知らない事、感じたことのないものが、たくさんあるんじゃないかと思った。

 

そう思うと、この世界の知識の島は、相当、大きいなと思った。

 

そう思うと、本も、今までより、たくさん読んでみようと思った。

 

外出も、積極的にしてみようと思った。

 

いくら、今、ビル グルグル博士たちが、頑張って、インターネットというものを、頑張って、広めようとしているが、もちろん、ビックバン大学も、このプロジェクトに参加している。チャンと、レオナルドが中心となって、青年研究会を立ち上げたくらいだ。

 

シャルダンは、その会の名誉マーベラスウルトラカーネル会長として、参加している。

 

この名前、なんとも、幼稚である。しかし、当の彼は、気に入っている。

 

彼は、車掌になるために、勉強をした。名誉があり、マーベラスで、ウルトラな、車掌、車掌大将に、なるために頑張った。かの有名な、おにぎりが大好きで、版画が好きで、ワコク中を旅した、山田 キヨシも、機関車が好きなんだな。と、喜んでいたそうな。

 

自分の世界を持ち、ガッツをもって、頑張っている人は、汽車や電車がすきなのかな。

 

彼は、ガッツを持って頑張った。車掌になるために、自分の研究室に、自分の研究分野に、関係がなくても、小型の蒸気機関や、駅のジオラマ、模型の記者が模グルグル回っている箱庭を設置して、気分を高めた。万里一空の精神で、勉強をした。

 

レオナルドから、また、「研究費を無駄にして。」と、言われたが、相手にしなかった。

 

シャルダンは、思った、批判や茶化し何て、気にしないぞ。僕は、僕の世界を作るんだ。その思いが、科学になるんだと思って、無視した。けれど、完全に無視できなかったので、

 

その次の日のお昼に、レオナルドのホットドックに、レオナルドが、ジュースを買いに行っている隙に、激辛ソースをたっぷり、かけてやった。

 

激辛ソースの色は、赤く、ケチャップの色も赤いので、レオナルドには、ばれなかった。

 

けれど、レオナルドには、このいたずらの犯人が誰かすぐに分かった。

 

シャルダンは、「辛―い。ナニコレ。死ぬよ。僕。」と、言っているのを見て笑った。

 

それを見て、いい気味だ。と思った。

 

そして、月日は、早いもので、その鉄道博物館の一日車掌体験の日がやってきた。

 

その日、空は、雲一つないカメリアン・ブルーであった。

 

とても、青々としていて、清々しかった。

 

その日、シャルダンは、いたずらしたレオナルドに、ちゃっかりと、送ってもらっていた。

 

そして、その車の中で、レオナルドにシャルダンは、レオナルド、ごめんなさい。と、謝った。

 

レオナルドは、シャルダンが「レオナルド、ごめんなさい。この前のいたずらの犯人。僕、なんだ。」と、言った。

 

すると、レオナルドは、「いいよ。なんともないから。このくらい。」と、言った。

 

そして、僕も、悪かったよ。と、続けた。すると、シャルダンは「当たり前だ。」と、言った。レオナルドは、ありゃりゃ。と思った。

 

なぜなら、いい雰囲気だったからだ。親友というか、大事な、お互いに許しあういい友達のようなそんな雰囲気だったからだ。けれども、シャルダンには、ちょっと、難しかった。

 

ワコクの人は、このような心の動きに重きを置くといわれる。カメリア人だってそうだが。

 

カメリア人のシャルダンには、機関車の基幹を勉強することより、難しかったようだ。

 

レオナルドは、そう思って、運転していた。雲一つない広大なカメリアの大地を黒々としたその道を。

 

けれど、レオナルドは、この後驚いた。

 

一日車掌体験の時、シャルダンは、次は、ホノウリーです。とか、「おばあさん。お荷物をおもちします。」とか、小さい子には、「坊や。何泣いてるの。何。?お母さんと、はぐれちゃったって。そりゃ。びっくりだ。」と、言ったりした。

 

それを見て、一緒に乗ったレオナルドは、目を丸くしていた。

 

なんというか、いつもの、シャルダンとは、違って見えた。かっこよく見えた。

 

しかも、車掌の服がシャルダンの美しい白い肌といいコントラストになって、とても、似合っていた。その姿は、とても、逞しい勇ましい頼りになる姿だった。

 

さすが、カウボーイシティー生まれなだけあるなぁ。と思っていた。

その夜、レオナルドは、ベリーとワインを、飲んでいるときに「あの。チケット。使った。?一日車掌体験の。」と、ほろ酔い気分で、レオナルドに行った。

カメリアは、ワインも、有名だ。カメリアワインは、安くて美味しい。よく言えば、リーズナブルなので、レオナルドは、夜。シャルダンが寝た後、よく部屋で飲んでいる。

ベリーは、レオナルドとお付き合いをしているので、こっそりと、研究者用のアパートに秘密で来ている。彼女のアパートも近いので、フリーで入ることができる。

その彼女が、ほろ酔い気分で、そういうと、レオナルドは、「ありがとう。僕、嬉しいよ。とっても、かっこよかったな。シャルダン。」と、笑った。

彼が笑うと、彼女は、「そうね。シャルダン。本当にいい子よね。彼も、また一歩、強くなってほしいわ。」と笑った。その顔は、とっても、優しいお母さんの顔だった。

レオナルドは、その顔を見て、笑った。彼が笑うと、ベリーは「どうしたの。」と、聞いた。

すると、レオナルドは、「いや。なんでも。」と、笑った。

レオナルドは、この時、幸せだった。けれど、この幸せは、いつも感じる好きな人と、過ごす幸せとは、違っていた。それは、家族と、過ごす幸せだった。

僕が、いて、ベリーがいて、シャルダンがいる。そんな関係がいつまで続くかは、分からない。けれど、この幸せを大切にしようと思った。

そう思うと、心が温かくなった。ワインのせいかも、しれないけど。

レオナルドは、その幸せを感じながら、ワインのほろ酔いの中にいた。

彼女も、そうであった。シャルダンは、夢の中にいた。夢の中で、彼は、レオナルドとチェスをやって遊んでいた。とても、幸せだった。

今日、この日のカメリアは、幸せと未来への希望に、満ち溢れていた。

おめかけさん。オレラクゴ 。パラレルファクター。

ええ、私は、ですね。身動きってな。取れませんで。歩くのも、大変で、ございまして、いつも、車いす。あ、あ、舶来の車のついた椅子でございます。車麩じゃ、ござんさんで、

車椅子と、車麩って、響きが似てますね、

運命の巡り合わせで、ございましょうか?

ああ、車麩も、似ますね。たけのこと、一緒に、出しに入れて煮ます。おや、煮物も、似たもの。音が、同じで、ございます。

車椅子から始まって、それが、車麩になって、それが、煮物になって、似たものになりました。

ああ、同じ音。同じ言葉で、ございます。

辛国のことわざ。古い故事に、我ら生まれた時は、違えども、死にたる時は、同じ時を願わん。とか、なんとか、ございますが、この言葉たちも、何か、意味ありげな何かの運命によって、紐付けられているのでしょうね。

ああ、舶来の言葉に運命の赤い糸というのも、ございます。こちらも、また、後、紐でございます。何かを意味を持って、行う事を意図と、申します。こちらも、また、糸でございます。

ということは、運命の赤い糸は、運命の赤い意図と、いうことでございますね。

はて、運命の赤い意図、なにやら、その、秘め事のようで、ござい・・・ます。

とまあ、バカな話も、ここまでで、つまるところ、話がつまるってのは、噺家にとっちゃ、不吉なものでございますが。私は、この度、この病床より、テープをお送りしましたのは、何より、私の話を、春風亭の師匠、洛中さんに、聞いてもらうためで、ございます。

私は、自慢じゃありませんが、体も、弱く、歩くことも、ままなりません。

宇宙病ってのは、難儀な病気で、ございます。

けれども、笑いを愛する心。落語を愛する心というのは、誰にも、負けやしませんで。

自慢じゃないのに、自慢とは、いかがなものでしょう。しかし、いつ見ても、病は、いかがなものにも、なりはしません。であるなば、この命、落語に埋めても、かまいは、しません。

とまあ、と言いましても、このテープ自体が、構われるかっていうと、また、違うんでしょうが。今日は、宇宙病ない言ってので、生姜を湯に溶かして飲みたいと思います。

しかし、このテープが、湯に溶かされ、水に流されては、たまったものではありません。

これも、一つの縁と思って、よくぞ、ご贔屓に。

病の床から、一席、楽しいお話を一つ。

と言っても、僕は、おめかけさんでも、芸者さんでも、ありません。一つ言えることは、僕と、いや、私を妾にしてということ。

どうぞ、ご贔屓に、僕は、病人で、ございまして、いつも、トコにフセッテ、お待ちしておりますので。

よろしくお願いします。生姜湯ができましたよ。のみませんか。?おや、僕は、病人、飲ましてもらう方では、いやあ、参ったなあ。

 

テープは、ここで終わった。

テープが、終わるとき、女性の声がした。

介助をしている看護婦さん。介助員さんの声だろうか?その人の声がすると、テープは、がちゃんと、音がして、切れた。

録音が、解除されたようだ。

この話が、春風亭生姜の誕生であった。

このテープを聴いた時、洛中は、嬉しそうにしていたという。

それを見て、もみじは、何か、たのしいことあったのかね。と、思っていた。

 

いだてん様。オレラクゴ。パラレルファクター。

新年も、開けて、今日を入れて、7日でございます。

七草がゆ、召し上がりましか?アタシは、それは、もう。七草がゆと、いうのは、きいた話によりますと、年末年始、正月の祝いで美味しいものばかり食べて、胃が弱ってしまうんでございますよ。そいつを七草がゆは、防ぐというので、倭国の寺なんかでは、食べられていますね。

正月なので、おめでたいお話を一つ。

雪降る中を坊主頭の青年が、これは、これは、早足。早い足で、走っています。

これは、お坊さん。?いや、師走だからさ。場所は、ワコク。いや、違う。でも、これ、正月の話でしょ。?坊さんでしょ。えらいお坊さまだ。そうにちげえねえやい。いや、違うんだって。どこが?ここが。靴を見て見なよ。倭国の旗だ。本当だ。こりゃ、昔のだ。ワコク大殿国と、書いてある。でも、コイツァ、もうなくなった国なんじゃ、なかったか?いや、黙って聞きなさいよ。これは、どぅやら、むかしのはなしのようでございます。

時は、?えっ?時は、幾つ。えっ?時は、幾つって、聞いてんの。そんなね。女の子の年みたいに聞かないでくださいな。それにしたって、イロハってのが、あるんですよ。

時は、タイテンの二十五年ですね。

えっ?そう。何が。?俺、生きてたよ。

本当で。?そうだよ。俺は、長生きなんだよ。

結構、年。いってるんですね。

うるさいな。俺は、お前より、年上、兄さんなの。兄さん。わかった。?

はい。と、まあ、長話をこう、してると、時間ばっかり食っちまって、いけねえ。

食うというと、餅、寿司、酒。

そんなもんは、この時代にまだ、効果でございまして、この青年、甘栗キンシロウの家は、貧しく。食うにも、やっと。

そんな彼。しかし、足だけは早かった。

男たるもの。早いのは、手がいいなあ。

いや、手が早いと、パワハラだ。セクハラだ。と、訴えられます。能ある鷹は爪を隠して。

いや、違うか?でも、この青年の場合は、違ったのです。能を隠さなかった。

この青年。村一番の健脚。剣客じゃ、ごさんせんで。でも、似たようなもんか?それは、ワコク中に広まり、ついには、ワコク大殿国体育協会の内灘ジゴロウ。の目に留まり、ワコク初のオリンピック選手になったそうでございます。

オリンピック。愛と、夢と、自由と、平等の祭典。いや、噺家も、みならいたいものでございますな。アタシは、何分喋っても、まだ、まだ、安いのです。姉さんや師匠の方が、まだ、高いので、ございますよ。

ええ師匠。あ。あ、いいか。いいか?甘栗、あれが、いちばん星だ。お前は、このワコクで、一番となるのだ。この星一番の。健脚。走り手。ランナーと、なるのだ。おや、走るのは、手ではなく、足では?それじゃ走り足か?忍び足、見たいですなあ。ふふ、とまあ、こんなことを言ったとか?言わなかったとか?

時は、タイテンの二十五年の冬、甘栗二十一の冬でした。その日は、星が、よく見え、寒空に、それが、輝いて言いたそうで、ございます。

おお。そこのもの。何者じゃ?余は、大殿である。そなたは、

わたしは、甘栗キンシロウ。ワコク一の健脚で、ございます。剣客?刀を差しておらぬでは、ないか?いえ、おそれながら。

刀など、わたしには、いらぬので、ございます。

ほお。

私は、この足で、相手と、わざをきそいまする。この、健脚で。私は、走り手、ランナーですので。

ランナー?走り手。?面白いものじゃ。

ありがたき幸せ。

キンシロウと、やら、大義である。

そなたをオリンピック選手とやらにしてやるぞ。

はあ。大殿様。

こうして、かれは、ワコクで最初のマラソン選手であり、オリンピック選手と、なったのです。

お正月にありがたい。大殿様の。いや、いだてん様のお話でした。

まだ、まだ、寒さも、増してまいります。

お風邪など、召されぬように。

冬来たりなば春とおからじ。

いだてん様のように汗を流し、走りながら、

師にならい、体を温め、春を待ちたいものです。

 

新しいお正月。 今日から、新年だ。この空の花。パラレルファクター。

新しいお正月。

今日から、新年だ。

謹賀新年だ。

ワコクも、変わった。随分と変わった。

町には、カメリア人、インディラ人、キスビット人やチュリグの人々も、ワコクにいるかもしれない。家の中では、インターネット。パソコン。情報機器が、家庭の中でも、少し、ずつ。すこーし。ずつ、入ってきた。

港には、全国各地で、初日の出をみようと、人々が集まってきていた。

奏山でも、そい玉でも、南は、小野道でも、人々が集まってきていた。

で、あるから、町田君も、アスミちゃんも、来ているかもしれない。

マミコは、タケルのいない初めての正月、年越しを、迎え、少し、寂しかったかもしれない。町田君は、アスミちゃんと、今年も、奏山の港で、お雑煮を食べて、奏山のお雑煮は、エビが入って、おめでたいのだ。エビの出汁は、とても濃厚で、一口、食べると、海の海鮮の味。シーフードの味が、口いっぱいに広がり、美味しいのだ。

アスミちゃんは、お雑煮が熱いので、フーフーっと、冷ましている。

可愛いマフラーをして、ニコニコとして、「町田君。今年も、いい年だといいね。今年も、宜しくお願いしますと、可愛く、お辞儀した。

町田君は、その姿を見て、とっても、可愛いと思った。

そして、あることに気が付いた。

 

アスミちゃんは、赤い着物を着ているのだ。柄は、可愛い♪の柄だった。

町田君は、アスミちゃんは、本当に、ピアノが好きなんだなと思った。

そして、その着物姿を、見ていた

見るといえば、前の正月の時に、宇多丸さんが、来ていて、お雑煮を食べていたなと思って、周りを見ました。

すると、やっぱりいた。毎年、来ているのだなと思った。

宇多丸さんは、奏山のお雑煮が好きだった。

熱い餅を、餅、熱いなあ。と思いながら、口に法場るのが好きだった。

出汁も、エビの味がして、味のビートを刻んでいた。

 

宇多丸さんは、餅や、お雑煮に、ついて、考えるタイプではなかった。

何か、こだわりがあるタイプでも、なかった。

こだわりがあるとすれば、映画だ。

彼は、映画には、厳しかった。本業のラップ。音楽には、尚更であった。

そんな彼でも、なぜだか、奏山のお雑煮には、食べていると、なんだか、コレ、良いナア。と、思わせてくれるような何かがあった。

奏山には、海がある。山がある。海の初日の出が、雄大な奏山の山を照らし、奏山が、空の青を映して、キラキラと光る。

こんな場所は、宇多丸さんは、知らなかった。

いくら、ワコクは広いといっても、こんな景色が見られるのは、奏山だけだろう。と思った。

 

遠くに、二人並んで、初日の出を見ている男女。いや、兄妹の姿が見えた。

宇多丸さんは、知っていた。女性の方は、アスミちゃんだ。

アスミちゃんは、宇多丸さんのラジオのアシスタントをしているから、よく知っていた。

そして、アスミちゃんには、秘めたる思い。いや、誰にも、言えない大切な気持ちを持っている男性。いわゆる好きな人が、いるということも、知っていた。

いわゆる好きな人って、映画の題名、タイトルみたいだなと思って、笑ったが、二人を見ていると、やっぱり、そうなのね。という気持ちになった。

あの、隣にいるメガネの子がそうだ。と思った。

 

その子は、初日の出を見に来たのに、カメリア産のスーツを着ている。

宇多丸さんは、「おカタイなァ。」と思った。

 

けれど、彼は、その上に、コートを着て、かっこよく、綺麗だね。アスミちゃん。とっても、着物にあってるよ。ここにも、♪だね。アスミちゃん。音楽が好きなんだね。アスミちゃんは。」と、笑っていた。その姿は、もう、大人だった。だから、あの子。というのは、失礼だな。と思った。そう思うと、アスミちゃんも、少し、大人びていた。まだ、幼さは、残しながら、スタジオに毎日、来ていた時よりも、大人びている印象だった。

 

宇多丸さんは、思った。このギョーカイが、長いと、アイドルの子や、広瀬真美子さんなど、可愛い、キュートな女性に囲まれることが多い。

それも、可愛くて、可愛らしくて、彼女らも、素敵だ。だから、キュートな彼女らに囲まれるのも、良い。しかし、思う、それを持ちながら、プラスアルファを持っている子が伸びると。茶器でも、落語でも、時とともに、色気や、渋さ、芸に磨きがかかると、言われる。ケイゾクは、力。石の上にも、三年。という。だから、時が、経験が、その物に磨きをかける。アスミちゃんを見たとき、アスミちゃんがそれができているので、いいんジャね。」そう思うと、アスミちゃんに、頑張ってくださいね。ボク。応援してルカラナと思った。

宇多丸さんの黒いサングラスに手をつないで、お互いの顔を見つめあっている二人が映った。

それは、映画のワンシーンのようだった。

宇多丸さんは、「アァ。コレハ。コレハァ、正月ソウソウから、とんでもないものをウオッチしてしまっタ。」と思った。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

サザン、見ていました。後、パヒュームもよかった。

後は、嵐。僕、今年、いい年になればよいと思います。

今年も、たくさん遊びます。勉強もします。

皆さん。よろしくお願いします。