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すずめの戸締り 鎌倉殿の13人

この間、宮城県の田園風景の写真を見た。それはどこまでも、続いていて、エメラルドの太い線がきらきらと輝いているようだった。こんなふうに、お米が取れるんだなと思った。そういえば、前の家もこんなところだったような気がする。兄妹でアニメのDVDとかブルーレイを見たりしてた。田舎だって言われたけど、お店もたくさんあったから田舎だと思ったことなかった。でも、お兄ちゃんがお兄ちゃんずらしてるのが嫌だった。私はそもそも一人っ子なの。だって、わたし、お兄ちゃんとあーと顔似てないし、それに、あーみたいにお子様アニメが好きじゃないし、田舎が好きだけど、あーは嫌いだった。新海誠さんの方が好きだった。勝手に好き勝手に押し付けられたものより、自由に生きていいんだって、おもえたから。天気の子とか、よかったから、あれ、あんたたちも見なさいよ。と思った。だから、あーがあんなことになった時、あまいからこんなことになるのと思った。新海誠さんはいい。絵もきらきらしてるし、いい。悲しいものがないなんて嘘よ。みんな、悲しいもの、怖いもの。醜いものを隠して生きているの。それをおしえてくれる。それを思い出させてくれる。わたしは人生はとっても大きい本だと思う。大きすぎて、どこを読んでるか、わからなくなるくらいの。だから、時々、読んでいる私たちはしおりを挟む、必要があるの。それがわたしにとっては新海誠さんのアニメだった。わたしにもっと教えて。きらきらしたものを。あのバカたちが知らないものを。わたし、一人なの。兄妹役の人はいるけど、一人なのよ。わたしのママは一人だけ。パパも一人だけ。お兄ちゃんも、あれ、おかしいな。妹もいたわね。でもあの人たちはあくまで役柄なの、その人ではないのよ。だから人は本を読むんだわ。自分が今どこにいるのか、確認するために、心の戸締りをするのよ。宮城県の田んぼの写真みたいに、緑の碧のこころを忘れないために、今、自分がどこにいるのかをね、確認するのよ。わかった?