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焼肉屋さんの番組をみていました。

はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと

焼肉屋さんの番組をみていました。

昨日は焼肉屋さんのテレビをみていました。焼き肉というのはお客さんと完成させる料理だというのが心に残りました。焼き肉は最後にお客さんが完成させるので、その一歩手前までお供するのが焼肉屋なのだと思いました。その焼肉屋さんの方は18年間、フレンチの店で働いたそうです。なぜ畑違いのその方が焼肉屋さんになったのかと思いましたが先ほど書いた一文を聞いてなるほどと思いました。なぜならばフランス料理というのはその一皿を一つの芸術作品絵のように作り上げ、五感によってお客さんを楽しませるからです。そのためにソースや素材、バターの使い方にもこだわります。赤いワインにも白いワインにも合うように考えてお客さんがどのようにすれば一番喜ぶか、その料理をどのように作れば料理が生きるのかを考えていきます。ですから、焼肉も前述のように作っていくので遠くはないのです。僕は何気なく焼肉を食べていましたが焼肉にも美学がありました。それから、焼肉は生肉を扱うので下処理もしっかりと行います。お肉を丁寧に安全に食べて貰えるように努力をするのです。しかし、その努力というのは難しいもので私はこんなに努力したんだ。では評価されなくてそこにワンポイント足して色を出していく。その色をお客さんは見ているのだと思いました。技を尽くすのは当然なので、そこに色を入れていく。そこが難しいですが美しさがあるという事なのだと感じました。そういう意味でいうと演劇や声真似などの題材に対するアプローチに近いものがあるかもしれません。題材を愛する。慈しむ心。そこにきちんと仕事をして色を入れていく。この間、ルパン三世の声優の栗田寛一さんが山田さんの声を自分の中に入れていくと書いてありましたがそのことにも似ていると思いました。ルパン三世を愛して、ルパンの息遣いを入れていく。そこにはじめて色がでてくる。以前にも読んだ。沢城みゆきさんのコラムにあった自分の言葉の使い方を少しずつ入れていく。それは基本があって成り立つのだと感じました。そのものを愛して理解して自分を入れていく。そこの最後の作業にお客さんが加わる。昨日の焼肉屋さんのテレビを見ていてそう思いました。僕も自分の力を何かにのせて送るのは大変好きでそれができる方はかっこいいと思うので僕もそのことについて考えてみたいです。