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鎌倉殿の13人を見ました。

鎌倉殿の13人を見ました。

この物語は鎌倉時代に薄くルパン3世のような要素を入れてブラックピカレスクものになっています。鎌倉時代の武士団はこの物語では暴走族やギャング集団のように書かれているのが面白いです。実際、武士は悪党と呼ばれていたことがありました、平清盛の時代、北面の武士が徐々に力をつけ己のために武器を取り出した。そういう意味では西部開拓時代のアメリカと変わらないかもしれません。この時代、奥州には奥州藤原氏、世界史で、マルコポーロが黄金の国、ジパングと書いたことで有名な黄金の一族がいました。この物語の源頼朝はさながらルパンさんせいのようです。本心をなかなか出さず、おちゃらけている。しかし、その裏には信念がある。しかし、この物語では信念ということはわがふさわしいか疑問です。なぜならこの物語のテーマは悪党の野望。それがどのように英雄譚にすり替わって、いわば悪党が聴き心地の良いサムライになっていくか。人は誰でも誰かのヒーローになれます。それが、良いヒーローでも悪いヒーローでも、なにかの門に入って道を開くことができるのです。それができる人間は正義の味方でも悪の人間でも立派なことです。三谷幸喜の書く、ピカレスクロマン、日本にいた侍以前の世界の侍、名もない泥棒たち、西部のガンマンたちの果たし合い。日本最古のギャング抗争。ご覧ください。三谷幸喜があからさまなコメディを極力廃して作った作品です。楽しみです。しがない少年の元にリベンジに燃える不良がやってきた。その不良がやってきたからというもの、その少年の家族は長きにわたる戦いの渦に巻き込まれていく。これは日本に確かにいた侍以前の悪党たちの物語。