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英雄は座して死ねず。

英雄は座して死ねず。

今日は、大河ドラマのけいてんをつけを見ました。これは渋沢栄一大河ドラマです。今日は渋沢栄一の頼れる上司であった平岡様が水戸藩の内乱に巻き込まれ、亡くなりました。しかし、彼の死は無駄ではなかったと思います。彼は死んでしまいましたが平岡様のような先見の明があり、額に汗することをいとわない人間は自分が死ぬことも自分の人生のライフステージに入れて生きていると思います。平岡様は栄一や誠一郎に田舎では見られない景色をたくさん見せました。また、一橋慶喜公に硬い学問だけでは世は収まらないこともそのぺらんべぇ口調で示しました。世の中にはいろいろな人がいます。世の中にはいろいろな課題や命題があります。それを若者たちに示したのです。攘夷や尊王という言葉だけが独り歩きをしてその言葉や行動を知っている人たちがそれを使って暴れまわっているのはいけないという事を一番に気づいた方でもありました。そのことを栄一たちに気づかせた男。今後その死が栄一や誠一郎、一橋慶喜にどのように影響を与えていくのか楽しみです。

 最近、僕は思うことがあります。それは人間は座しては死ねないという事です。以前の僕なら、麒麟が来るの時に書いたように夢にかける人は美しいと書いていました。そして、夢に向かって進みたいと書いていました。しかし、大事なことは夢を語るのではなく応援するのではなく実線する。そのために汗を書くという事です。他の方を見ていると今までの事、今までの事にプラスして理解が深まっておもしろいです。気持ちや感情というのは一つではないのです。それはとても学びになります。世の中にはいろいろな人がいます。それを学んでいきたいです。

けい天をつけは面白いです。今まで、幕末というと薩長土肥の視点で書かれることが多かったですが、今回は水戸藩、関東地方が中心です。方言も京ことばや薩摩言葉、長州弁が主体でしたがこれは僕が好きな江戸言葉、落語の言葉で語られるので大変面白く感じます。今回の平岡様がなくなる所も落語の言葉で進行していったので不思議な感覚でした。僕の好きな向田邦子先生が幕末物を書くとこうなったのではないかと感じました。しかし、それにつながって新しい文化、考え方も一つ入ってきました。それが大変面白いと思います。