ブログもの真似主 nezuzyouziのブログ

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お化けの独り言。バーストウオッチ。

桃子ちゃんが心を開いたみたいで、ニコちゃんも嬉しそうね。

でも、あの子、いいのかしら。あの子は監視人よね。監視人とその対象が仲良くなると辛くならない?ニコちゃんがいいならいいけど、桃子ちゃん。きっとないちゃうわよ。

だって、私、知ってるの。こういう関係は長くは続かないって知ってるの。北条君は桃子ちゃんの事、好きみたいだし。あの子は硬派な子なのよね。だから、新しい刺激に耐えられるかしら。あの子は純粋よ。米津君も良い子なの。ミハル君もいい子よ。あの子はたちはいい子よ。だから心配なの。オバケに心配される子って何。慣れてないことに挑戦するのはいい事よ。でも、それに飲まれれるのは違うわ。でも、それで苦しむのはあの子たち。それで悩むのもあの子たち。だから、苦しもうが何しようがいいの。だって私はオバケよ。スパイバッチに隠れてるオバケ。だから、なんでもいいの。アタシはオバケよ。恨みの子なの。だから、アタシみたいな子が増えればなお、良しだわ。でも、北条君も、米津君もニコちゃんも有原君もいい子たちなの。もちろんネムちゃんも。ミハル君もよ。だから、心配なのよ。

でも、アタシはどうでもいいの。だって、アタシ。オバケだから。スパイバッチに隠れてるオバケだから。

大丈夫なのよ。桃子ちゃんもきっと。

でも、いいのよ。アタシ。オバケだから。苦しめばいいわ。

苦しまないのよ。

苦しむわよ。きっと。

わからないのよ。

分かるわ。守ってあげる。

怖いのよ。

怖いから、守ってあげるの。ニコちゃん。

ニコちゃんもアンちゃんを守ってあげるのよ。

ありがとう。

ニコちゃんはモイちゃんと一緒にいるなのよ。そんな事、簡単なのよ。

カンタン。人を守ることは難しい事よ。

できるのよ。アンちゃん。

できないわ。ニコちゃん。

アンちゃんはいつも、やってくれてるのよ。モイちゃんもカンちゃんもネムちゃんも圭吾君もやっているなのよ。桃子ちゃんもやっているのよ。

だから、アタシにもできるって、言いたいのね。

ニコちゃんにもできるって言いたいのよ。

そう。

魔法使いの独り言なのよ。シン・仮面ライダーにも仲間がいるなのね。

有原君に教えてもらったの。

そうなのよ。だから、一人で心配しないで。進むのよ。

できるかしら。

やるなのよ。

そう。本当に。辛いことになっても知らないわよ。

モイちゃんを頼るのよ。

北条君は何もしてくれないわよ。

それでも、進むのよ。

そう、ニコちゃんは強い子ね。

皆がいるなのよ。辛いことも怖い事もここにはないのよ。

 

おーい。ニコ。ご飯だぞ。

モイちゃん。

今日な。オモロイおっさんがおってな。

カンちゃんも。

なあ、俺、今日凄いの見たんだ。俺さ。毎日楽しいよ。

 

ああ、ニコ、いたのね。今日は試合の日だったの。

試合、良いなのよ。

でも、負けちゃって、悔しいな。くやしい ニャ。

私、お風呂、はいってくル。ニャ。

ネムちゃん、大丈夫なのよ。負けても勝てばいいなのよ。

そうだ。向田、俺はお前を応援しているぞ。

モイちゃん。夕ご飯なのよ。今日は何なの。教えてほしいのよ。

今日は煮魚だ。

ニコちゃん、お魚、好きなのよ。お魚は頑張っているなのよね。だから、ニコも好きなのよ。本を読んで勉強したなのよ。

ニコは本を読むのか。ニコは本が好きなんだな。

本はおもしろいなのよ。モイちゃん。

そうか。良かったな。俺もお前が、米津が、有原が、ミハルが、向田が好きだぞ。

北条さん。今日は、たくさん学べました。おなかがすきましたよ、僕、何か作ってくださいよ。

ミハルか。お帰り。今日は煮魚だ。魚を食べると頭が良くなるぞ。

僕、魚、苦手なんです。お肉がいいです。僕。

わがままいうな。武人には好き嫌いはないはずだ。

それを言われたら何も言えないよ。

なんや。北条、おかんみたいやな。

俺は男だ。

そうやなくて関係性や。レモンの香りや。ゆめならばや。

そうか。俺はお前たちのおかんか。俺は俺だ。この家の管理人だ。

おかんやないか、

何やってるのよ。また、もめごと。せわしないニャ。

 

皆、北条君が好きなのね。アタシ、関係ないわ。けど、ここがあなたたちの、ニコちゃんの居場所なのね。。

その時、スパイ学校のバッチが光った。

家の外にはスポーツカーが止まっていた。

桃子は何やら、そうぞうしいな。とつぶやいた。