僕は大学に行った。この何日間は行けていなかったから。遅れは取り戻さないと。
僕は誰かを見守っていたんだ。いまもだけど、
底に力をかけても仕方がないんだ。
誰かが見てくれているから、誰かが見てくれているなら、それに応えないと。その上でまた、誰かを守れるように、なれば一番さ。でも、心配なんだ。ニコちゃんの事が、ニコちゃんが暴走したら、僕が警察の名において取り締まらればならない。僕もあの子たちのように。でも、アムロであるならば、桃子ちゃんも頑張らねばならない。世の中にこうでなければならないということはない。みんな強い、僕も強くなれるように。一つ一つ、登っていきたい。でも、ニコちゃんが心配だ。ネムちゃんも心配なんだ。有原君はバランスが取れているが、北条君に任せてもいいのだろうか?悩ましい。でも、悩んでいるということはチャンスだ。僕が桃子であり、アムロであるならば、それは頑張ってゆかねばならないということだろう。
ねえ、桃子ちゃん。あのレポートは?
八神さん。あれは?
チィ。忙しい、やることもある。忙しい。辛い、でも、忙しいことは素敵なことなのか?
なんなんだ。この子がなりたいと思ってるのは?この女は何になりたいんだ。