nezuzyouziのブログ

nezuzyouziの日々のことを書く ブログです。

太陽の学園は、良いところよ。パラレルファクター。

太陽の学園は、良いところよ。

 

せんろは、楽しみにしていた。

今日は、11月12日、今日は、ある所へ視察に行くのだ。

 

視察なら、せんろは、よく行っている。東は、そい玉から、西は、小野道まで、

いや、もっとかもしれない。せんろにとって、ワコクは、自分の庭であった。

線路がある限り、道路がある限り、航路がある限り、人は、どこでも行けるのだ。

 

昨今、ワコクは、グローバル化している。人、物、金が、行き来している。最近だと、

IT化で、情報も、していて、情報も、国と国、県と県を、行き来している。

だから、せんろは、今日の視察は、特別、楽しみであった。

 

せんろが、楽しみにしていた視察、それは、障害者の就労支援センター「太陽の学園。」の

視察である。障害者の働きたいという意欲、関心は、高まっている。最近は、ワコクでも、情報化、IT化という、言葉を、ニュースや新聞で、念仏のように、毎日、聞くようになった。その原因は、せんろなのだが、せんろは、それが嬉しかった。

 

こんなに、人、物、金、情報が、飛び回る世になって、障害者の人たちが、じっとしている、彼ら、彼女らには、エネルギー、何かやりたいという思いに溢れている。

せんろは、そう思っていたので、彼らのそのエネルギーを何か、社会に、還元していきたいと、考えていた。そんな時に、思いたったのが、障害者の就労支援センターだ。

 

一人では、思いつかなかった。せんろは、その気持ちでいっぱいだったが、一歩踏み出せずにいた。そんな時に、ワコク紅鷹党の守屋議員が「障害者の就労支援センター、施設に関する助成金。」という、制度を、紅鷹党の若手が、中心となって、つくりましょう。という案をだした。せんろは、紅鷹党には、敵扱いされているが、紅鷹党議員の口から、そんな声が出たので、せんろは、嬉しかった。紅鷹党の小野道県連に、安達君を武者修行に行かせてよかったな。と、せんろは思った。

若い子の良い芽が、芽吹いてきたな。と思った。

 

鷹党は、いわゆる主戦派という、なんでも、武力に訴え出ようという傾向が強い党である。その中に会って、戦うぞ。打ち取るぞ。イテキめが。といった、声以外を聞けたことは、せんろにとって、嬉しいことであった。「コウジ。お母さん。嬉しいわ。コウジも、成長したのね。」と思った。その声を聴いたとき、せんろは、涙が出た。

主戦派だった。「コウジ」くん、いや、紅鷹党が、一歩前に進んだのだ。ワコクは、優しく、のびのびとした国だ。で、あるならば、前に、進まねば、なるまい。人は、生きているので、嫌な日や、怒りにまかせて、大声を出したい日も、あろう。けれど、それでは、前には、進まない。進めないと思っている。せんろは、少なくとも、そう思っていた。

 

その中で、せんろは、紅鷹党の議員たちには、成長してほしいと思っていた。その中に会って、せんろは、そう思うと、涙が出た。

しかし、大事な会儀中であったので、せんろは、目の中に涙を溜めた。

 

そんなせんろの思いは、つゆとも、知らない。守屋議員。守屋議員は、涙を溜めている、せんろを見て、「せんろのやつ。泣いてやがる、障害者の就労支援の助成金なんて、思いつかなかっただろ。俺。この日のために勉強したんだゼ。俺は、自慢じゃないけど、動物図鑑以外の本は、あんまり読まないんダ。それをお前を負かすために、安達と一緒に勉強したんだゼ。」と、思っていた。

 

守屋議員、カゲトは、この助成金制度を作るにあたって、障害者や障害者の就労に関する本を読み漁った。障害者と言っても、身体障害者、知的障害、精神障害発達障害など、たくさんの障害があることが分かった。しかし、皆、それぞれ違うので、皆、それぞれ、いいところ、特性があるということが分かった。

 

世の中には、色々な人がいる、カゲトは、それを本を読んで勉強した。しかし、福祉や障害者に関する専門の本なので、専門用語が、難しく、動物図鑑以外の本をあまり、読まない彼には、チンプンカンプンで、少し、いや、大分、難しかった。

そんな時、助けてくれたのが安達議員だった。

 

安達議員は、カゲトの同僚で、年も、同い年なので、カゲトは、仲間だと思っていた。

しかし、安達議員はせんろ議員の勉強会や、せんろの立ち上げたワコク友好大同盟に参加しているので、少し、距離を置こうと思っていた。

 

しかし、カゲトが障害者や福祉の本を読んで、ウンウンと、うなっていると、

「守屋さん。なんじゃあ、難しい勉強しとりんさりますね。僕、手伝いますけぇ。」と、言って、難しい用語のリストと注釈を作ったり、勉強の手伝いをしてくれた。

カゲトは、安達議員に勉強を教えてもらいながら、「助け合いって、いいもんだゼ。」と思っていた。安達議員は、最近、このあたりでも、流行りのパソコンのワープロソフトも、サッ。サッ。サッ。と、打ち込んで、用語リストと注釈の書類を作っていた。

そして、サッ。サッと、書類を印刷して渡してくれた。

カゲトは、驚いた。最近、叫ばれているIT化の凄さ。パソコンの凄さを実感した。

その時、カゲトは、悔しいが、せんろは、間違っていない。そう思った。

 

カゲトは、この時、せんろの言うITと、障害者の人が結びつけば、もっと、凄いものが生まれる。カゲトはそう思った。この時、カゲトは、せんろが、見ている世界を少し、見たような気がした。そして、俺も、もっと、広い視野を持ちたいと持った。

そんなことがあったから、カゲトは、せんろが涙を浮かべたとき、嬉しかった。

その日の夜は、嬉しくて、エリマキトカゲのマネを部屋でした。

 

そのまねをするとき、カゲトは、鏡の前に立って、上半身裸になって、自分の体を見た。

その時、筋肉が、たくさんついていた。

自分で言うのもなんだが、凛々しかった。この体なら、のぞみさんに見られても、恥ずかしくないな。カゲトは、そう思った。カゲトは、嬉しかった。

 

所かわって、ここにも、嬉しい男が一人、せんろ議員である。

今日は、太陽の学園に視察に行く日。せんろは、「皆、働いているといいね。」と、ルンルン気分でいった。すると、のぞみさんは。「せんろさん。しっかり。遠足に行くんじゃありませんよ。議員」といった。

この時、せんろ議員は、少し、ドキッとした。

けれど、悪い気はしなかった。

奏山の空が晴れていた。空は、青かった。