ブログもの真似主 nezuzyouziのブログ

ブログものまね主 ねずじょうじです。よろしくお願いします

ああ、秋だ。の巻。パラレルファクター

ああ、秋だ。の巻。

今日、私は、珍しく、会議が早く終わったので、その足で、かなで山の料亭に、お魚を食べに行きました。

私は、よく仕事が終わった後、一人で、料亭や小料理屋さんによくいっています。

私は、お料理を食べているときが、大変落ち着くので、好きです。

私が、お料理を食べに行くと、料亭の女将さんが、三つ指をついて、「ああ。せんろ先生。待っておりました。」と、言ったので、
ああ。いい気持ちだなと思って、喜んでいました。けれども、プライベートの時間まで、せんろ先生と、言われたので、
ああ、いまは、仕事終わりなので、せんろさんと、行ってください。と言いました。
すると、女将さんは、そうでしたね。せんろさんが、こちらにいらっしゃるときは、個人としていらっしゃるんでしたね。と笑った。

私は、女将さんのその笑った顔に気品というものを見た。これが、一流店の女将さんなのだな。と思った。
私は、そう思いながら、ありがとうございます。女将さん。わがままをいってごめんなさい。と、謝った。
私がそういうと、女将さんは、「ああ、いいんです。私は、この店の女将です。なんでも、言うて、つかあさいね。」と笑った。

私は、女将さんが、そういったとき、ああ。小野道の言葉だ。と思った。

私は、そういうと、女将さんに、「女将さん。あなたは、小野道の方ですね。」といった。

私も、この店にもう、三年くらい。通っている。この女将さんとも、よく顔を合わせて、今日は、これが食べたい。とか、
今日は、寒いので、お鍋にしよう。と言っている。しかし、女将さんの生まれまで、気にしたことはなかった。

私がそういうと、女将さんは、「ほう。ですけど、どうか、なさったんですか。私は、小野道の生まれです。」と答えた。

私は、女将さんが、小野道といったとき、とても、嬉しそうにしたのに気付いた。
私は、その時、故郷の名前というのは、ふと、耳にすると、嬉しいものだと思った。

私は、女将さんに、座敷に案内をされた。女将さんが、その時、スススーッと、静かにふすまを開けた。
私は、その時、最近は、洋間が多くて、和のマナーを見る事が減ってきていると聞いたが、まだ、残っているところには、残っているんだなと思った。

座敷は、畳が敷いてあって、イグサの匂いがした。私はこの畳の匂いが好きだった。
畳の匂いを嗅ぐと、横になりたくなる。マナーといった後にこんな事を言うのは,おかしいかもしれないが、ごろんと、寝転んで、ゴロゴロしたくなる。
これは、なんなんだろう。ワコクに生まれた人は皆、そうなのだろうか。?

いや、ワコクと一口に言っても、色んな県や町がある。全部、まとめて、語るのはまた違うか。と思った。

そうだ。かなで山と、小野道でも、違うのだ。
かなで山には、雄大な山がある。おいしい地魚や乃木 アスミさんのようなピアニストがいる。
小野道には、どこか、ゆったりとした方言がある。
小野道は、国際都市だ。素晴らしい港があり、海外の船や交易船が、行きかっている。野党勢力が強いのが、悩みどころであるが、
まあ、それも、小野道の立派な特徴であると思う。かなでやまの冬は北国だと、言われるだけあって、多い。
反対に、小野道は、暖かい所にあるので、雪は、あまり降らない。
まあ、これも、昨今の地球温暖化やらが、原因なのか。
去年は、小野道にも、雪が降ったそうだ。まあ、これも、こうだから、こうなんだ。と言えないことの一つだろう。

私がそう思っていると、女将さんは、「今日は、秋ですけぇ。奏で山のおいしいキノコが入っていますよ。
山の天然の舞茸です。そうですね、炊き込みごはんなんか。どうですか。といった。

私は、天然の舞茸と、聞くと、食べてみたくなった。女将さんに「天然の舞茸。興味深いですね。」というと、
女将さんは「そうでしょう。舞茸は、山でも、取れるんですよ、香りが、街で売ってるのより強くて、炊き込みご飯に最適なんです。」と、笑った。
私は、女将さんがそういうと、「では、それ。ください。」といった。それと、お魚。アカウオを一つ。小野道産のを一つ。
煮つけにしてください。といった。女将さんは、私がそういうと、「小野道のアカウオですか。よく知っていますね。」と笑った。
女将さんは、そういうと、私に「美味しいですよ。小野道のは、なんといっても、アカウオですけぇね。」と笑った。
私は、そうでしょうね。と笑った。小野道は、赤、紅葉の里ですから。紅葉まんじゅうに、小野道セーラーズ。赤。赤。赤。町中、赤だらけです。
ああ、紅鷹党も、赤い色のカッコいいバッチでしたね。私も、ほしいですよ。と笑った。
私が、笑うと、女将さんは「いやじゃわぁ。せんろさん。せんろさんは、清和党の議員じゃろう。」と、笑った。
私は、嫌ですね。と、一緒に笑った。
女将さんは、私と、話をすると、分かりました、せんろさん。と言って、スススーッと、ふすまを閉めて出て行った。

私は、女将さんがせて行く前に、甘いものが食べたくなったので、あんみつをくださいといった。
すると、女将さんは、はい。甘いのも、お一つお付けいたします。と、言って出て行った。
女将さんが出ていくと、座敷の中は、しーんと、静かになった。

ああ、しんと、しているなと思った。遠くで、お三味線の音が鳴っていた。おことも。私は、その時、ああ、ここは、料亭だと思った。

私は、ふと、座敷の外を見た。外には、大きな楓の木が葉を赤くしていた。私は、ああ、秋だ。と思った。

もう、寝る時間やけえね。パラレルファクター

もう、ねるじかんやけえね。

おやすみなさい。

今日は、いそがしかったのう。

タケルは、もう。ねたんかねえ。

こっちは、おほしさんがでとるよ。

そっちは、どうかね、小野道のおほしさんと、外国のお星さんでは、ちごうかの。

あおじになったら、ちゃんと、直すんよ。

自分でなおさんでも、直して、もらいんさいね。

タケル、寝とるかね。

もうねとりんさるか。心配せんでも。

いつも、祈っとるけえね。

いつも、祈っとるよ。タケル。

タケルちゃん、言うて。

ああ、神様。守ってつかあい。タケルを。

ああ、すずこさんも、こんな気持ちやったんじゃろうか?

タケル、元気でやるんよ。

おやすみ。

 

お姉さんの腕。パラレルファクター。

 

今日は、私は、お休みをいただいて、弟のタケルのお見送りに行って来た。

タケルは、私の弟で、タケルとは、タケルが、こがあに、小さい時から、めんどうをみとった。夏休みの宿題のお世話をしたり、一緒に、タケルと、チャンバラをして、遊んだり、夜は、母さんが、お風呂、わいたけえ、入りんさいよ。と、言うから、一緒に、タケル。一緒に、入ろうや。と、言う事で、一緒に、お風呂に入って、流しっこしたり、しとった。

タケルは、本当に、ちいそうて、こがな、子が、これから、やっていけるんかね。大きい子と、相撲をしたら、負けてしもうねえ。と思った。

私がそう言うと、お姉さんは、心配せんで、つかあさい。僕は、男やけえ。今に、大きく、なってみせます。じゃから、よう、みとって。と、言いました。

タケルがそう言うと、私は、ほんとかね。たくましいねえ。と、思って、笑いました。

その日は、秋で少し、肌寒くて、お風呂の湯船の中が、ようけえ、あったこうて、いい湯、じゃねえ。と思いました。あれから、何年たったんやろうね。お姉ちゃん、まだ、覚えとるよ。タケルは、覚えとるかねえ。こがあに、小さい時の話やけえのう。覚えとらんやろうねえ。私は、小野道の船の港で、そんなことをおもいだしとった。

それから、小学校、中学校と、上がって行って、タケルは、なんじゃあ、フェンシング、いう、外国の剣術をならいはじめとった。

私は、フェンシングって、なんじゃろうね。いうて、タケルに聞いて、みた。

ほうしたら、タケルは、ほうじゃね。お姉ちゃんにいうても、難しいじゃろうけど、簡単にいうたら、お姉ちゃんを守るための勉強じゃあ。と、笑った。その時、私は、バカにせんで、タケルは、お姉ちゃんのこと、バカにしとるの。

と、ちょっと、ナメくさったからに。いうたら、タケルは、ごめん。そがあなつもりじゃのうての。僕、本当に、そうおもとるんじゃ。

馬鹿にはしとらん。お姉ちゃんは、僕の大事なお姉ちゃんやけえのう。と、笑った。

その時、私は、たくましゅうなったねえ。と、思って、心の中があったこうなった。

こがあに、小さかったタケルが、もうそんなことを言いんさるようになった思うて、よかった。後からわかったんじゃけど、こういうをまぶしいて、いうんやってねえ。

まぶしい言ったら、私が、てつのくじらのすずこのオーディションを受ける言うた時、

一番最初に、頑張って、応援しとるけぇね。僕。って、言うてくれたんは、タケルじゃったねぇ。お姉ちゃん、あの時、嬉しかったんよ。その時のタケルの顔、ほんまに優しそうで、可愛いのう。思うたよ。

あの頃は、タケルも、将来の事で、悩んどったねぇ。自分が、ほうなのに、

お姉ちゃんの夢、応援しとるけぇのう。なんて、言えんて。ほじゃけ、タケルはいい子、優しい子じゃあ思いました。

あの時は、自分のやりたいことを探しとったよね。タケル。

小野道鉄道へ入ろうかっていうた時は、地元やけぇ、お姉ちゃんとはなれんで、ええのうと、言っとったのに、私が、「てつのくじらのオーディションに受かって、撮影も終わって、映画が、かかる頃、タケルが、自分の夢、見つけた言うて、よろこんどったのう。私、タケルがそういった時、タケルに「タケルの夢って、何。どがなゆめなん。」って、言ったら、「外国へいって、僕は、騎士になるんじゃ。」って、言うた。

その時、私は、騎士。?そがな、仕事があるんじゃね。いうて、笑ったら、

真面目な顔して、「お姉ちゃん。これで、僕、お姉ちゃんの事。守れるかのう。」いうて、言ったから、私は、びっくりして、あの時、私に、言うとった事は、うそじゃなかったんやな。って、思うた。そう思うたら、タケルに「ありがとうね。」って、言うとった。

けど、お姉ちゃんは、心配です。タケルが、外国で、やっていけるんかね。と思います。外国、いうたら、住むところから、食べるものまで、違います。

それに、タケルが。あの。丸くて、ぷくぷくの大福みたいな、ほっぺをしとるタケルが、外国で、騎士になるいうなんて、こがな、話。ありません。と思ってしまいます。

私は、違う所で、頑張れるんかね。と、聞いたら、タケルは、また、笑って、お姉ちゃんは、心配性じゃねぇ。お姉ちゃんだって、もう。立派な女優さんじゃあ。

ほやけぇ、次は、僕の番じゃ。僕、見たよ。お姉ちゃんのてつのくじら。

よう見たよ。僕、綺麗じゃった。スクリーンの中で、キラキラしとった。

見たとき、おお、お姉ちゃんじゃ、お姉ちゃんが映っとるねぇ。と思うたよ。

ほんまに、綺麗じゃった。すずこさん、綺麗やったよ。

それみとったら、僕も、頑張ってみようって、自分の力を試してみようかね。と思ったよ。だから、心配せんで、つかあさい。

あの時、応援したじゃろう。ほやけ、今度は、僕の事、おうえんしてえよ。と笑った。

その時、私は、ほうじゃね。と思った。そう思うたら、この子は、不安もなにも、ないんじゃねえ。と思って、頑張って。と思った。

そして、昨日、私が寝とったら、私のとこへ来て、タケルは「お姉ちゃん。一緒に寝て、明日の朝には、もう、外国へ行ってしもうけえね。」といった。

私は、えっ。と、思った。タケルは17歳やけぇ。大きいから。大きい言うか、大人じゃあ。思うて、おかしいと思うたけど、久しぶりに、タケルと、寝れる。思うたら、うれしゅうて、良い気持ちじゃった。

久しぶりのタケルは大きいて、たくましゅうて、けど、温かかった。

少し、また、太ったねぇ。とも、思った。

タケルは、温かかった。

タケルの肌の温かさを私は、感じ取った。ほじゃけど、ちょっと、狭いのうと思った。

もう、二人の人が、同じ布団に寝るのは狭かった。

ほじゃけ。私は、気持ちは、嬉しいんじゃけど、タケル。お部屋からお布団、もってきんさい。っていうた。そしたら、タケルは、寂しそうに「分かった。お姉ちゃん。」って、言うた、この子は、昼間は、大丈夫、言うとったけど、本当は、不安なんじゃあね。そう思うたら、私は、「もうしばらく、ここにおってええよ。帰りたくなったら、いつでも、帰ってきんさい。いつでも、待っとるからね。」って、ギューっと、タケルを抱っこして、そういっとった。

タケルは、私がそういうと、「お姉ちゃん。」といって、私の腕の中で、ないとった。

その時、私は、ああ、昔のタケルじゃあと思った。ほうしたら、ああ、タケルは、タケルじゃあと思った。

今日は、その泣き虫さんのお見送りに行って来た。

私を見ると、タケルは、私にお姉ちゃん、頑張って、くるけぇのう。」と、私に、敬礼をしとった。それを見て、私は、なんじゃあ、兵隊みたいじゃあ。」と思って、笑った。ほうやけど、涙がでとった。タケル。頑張りんさいね。と、私は、言うた。

そしたら、タケルは、「うん。僕、頑張る。よう見とって。」と、船に乗っていった。

かっこいい背中で。ほうやけども、少し、ぷくっとしとった。

相変わらずの大福じゃった。その背中を見たとき、私は、頑張れー。タケル。負けたらいけんよー。」と大きな声で言うとった。その声は、とても、大きな声じゃった。

 

 

 

 

タケシと、バレーボール。のぞみの気持ち。政治家稼業。パラレルファクター。

 

清水 のぞみ

ワコク清和党所属、せんろ哲郎議員の秘書。

小学校~高校二年の冬まで、バレーボールに打ち込んでいた。

高校二年の冬に、せんろ議員がワコク清和党の若手議員から有志を募って、
地震で、被災したカンサイ地区へ行きましたというニュースを見て、
被災地で、被災者の方に救援物資を配ったというニュースを見て、
私もこの人たちと、仕事をしたいと思って、秘書を志した。

なぜ、秘書かというと、その時,映ったせんろ議員の顔がとっても、かっこよく思えたので、
この人の所で、働きたいと思ったからだ。

バレーボールの国際大会に小学校のころから出場していたため、英語が話せる。
感情が高ぶると、「アイム・タイアード。」「せんろ。ストロング。」
「ホワイ。」など、英語になる。
とても、きれいな発音である。のぞみさんは、せんろ議員に「アイラブユー。」
「ユーラブミー。」と言いたいのだが、くっとこらえている。

大学時代は、かなで山の大学で、政治と、経済を学んでいた。
大学時代も、バレーボールをしていた。

現在は、夢がかなって、せんろの秘書となり、服装は、フォーマルな黒のパンツスタイルである。

髪が長く、黒髪だが、おこると、顔が怖くなる。せんろから、「だから、怖いって、顔が。」と言われている。
けれど、本当は、美しく、美しい人である。
理想の男性は、あの日、あの時、見たせんろ議員。

凛々しく、誠実で、快活に笑う彼。そんな彼が、のぞみさんは好き。

 

けれど、最近の彼は、物まねが好きすぎて、いつも、ふざけている。
せんろは、「そりゃ、先代じゃないの。落語でもさ、あるよそういうの。僕、落語では、
ハルダンジさんと、一之介さんが好きだね。」と、言っている。
せんろが、そういうと、のぞみさんは、ため息をついて、せんろ議員しっかりという。
そういうと、せんろは、青い顔をして、「ごめんなさい。」という。
のぞみさんは、せんろ議員を総理大臣にするのが夢だ。
その夢のためなら、鬼にでも、なんにでも、なる。と、心に決めている。
のぞみは、好きだった。まじめな時のせんろの顔がお願いしますから、始まって、
ありがとうございました。と、頭を下げる彼の姿が好きだった。
かっこいいとおもうと、ああ、今日。終わった。と言って、ふざけようとするのだ。

そして、ヒートショウタの声で、帰るぞ。おいら。という。


その時、彼女は、いつもの事ね。と思いながら、少し、寂しくなる。

それぐらい、せんろ哲郎は、バレーボールをしていた女の人にとって、気になる人なのだ。
素敵な人なのだ。
それなのに、彼は、今日も、ヒート ショウタになる。
落語を聞く。今日も、ふざけている。
その時、のぞみさんは、もどかしくて、けれども、
なぜか、ふざけているせんろが、可愛くて。愛しくなる。
そう思うとき、のぞみさんは、せんろが脱線しないように、せんろを注意する。
鬼になる。
そんな中で、夢のために、頑張っている。
けれど、せんろは、そのことをよく知らない。けれども、ショウタのギャグや
ショウタ軍団ズの事はよく知っている。

ワコクへおいで。

ワコクへおいで。 
今日、僕は、楽しいことがありました。 
それは、長田さんが、ツイッターで、ワコクのお土産、外国人が、好きそうなお土産は、ありますか。?と、聞いてきたことです。 
僕は、そんなことを、聞かれるとは、思っても、見なかったので、最初、見たときは、大変驚きました。 
僕は、そうだなあ。と思って、せんろ議員のおじいさまの話をしました。 
せんろ議員のおじいさまは、エド時代の刀工で、刀をたくさん作っていました。 
おじいさまの作る刀は、大変良い刀で、ワコク中の評判となりました。 
彼の作る刀の良さは、ワコクの水、鋼にあります。ワコクは県ごと、地域ごとに、水やとれる鉱物も、少しづつ、違って、 
同じ刀工が、つくっても、小野道の水、鋼、かなで山の水、鋼で作るのでは、勝手が違います。 
尾道で作ったものは、軽く、持ちやすく、しなやかである。しかし、折れやすいという欠点があります。              

奏山製のものは、重く頑丈で、壊れにくいが、重く、持ち運びが大変であるという欠点があります。 
同じ人が作っても、その土地の水、鋼によって、出来る刀が違います。          
とはいえ、奏山の刀も、小野道の刀も、お互いに良い特性を持っています。         

現在でも、彼の名、せんろ 鉄之助の名を付けた、  模造刀が、たくさん作られています。      

中でも、花鳥風丸の模造刀は、外国人にも、大変人気で、        
奏山土産として、有名です。        

せんろ議員は、「刀が、模造刀であるか、本物であるかを見極められるわ。あたしと言っている。」             
しかし、せんろ議員は、「どんなに、凄い家系でも、私は、私です。」と思っている。             
彼は自分の家系を鼻にかけることなく、生きているのだ。今日も、明日も、明後日も。             

実は、せんろ議員は、由緒のある家系のうまれでした。 
けれども、彼は、そのことを、鼻にかけないで、生きています。 
僕は、彼のそんな所が、せんろ議員のいい所だなあと思っています。 
ワコクは、良い所です。美しい自然、美味しい食べ物がたくさんあります。 
なんでも、今回は、長田さんの作ったキャラクターがワコクの土産として刀を買うそうです。 
どんなお話になるのかな。大変、楽しみにしています。 
ワコクは、奏山の山もありますし、小野道の港、そして、あの、不思議で、雅な響きのある小野道弁、素敵ですね。 
ワコクと言うと、そい玉県の豆まきもありました。僕は、大変面白く読みました。 
なぜか、シェルドン達がやってきてくれて面白かったですね。 
今日は,大変、良い気持ちでありました。 
長田さん、楽しみだな。^^僕、待ってます。 

だれが、くるんじゃろうねえ。楽しみじゃねえ。いつでも、まっとるけえね。^^

f:id:nezuzyouzi:20180906163008p:plain

これは、せんろ議員の家の家系図です。頑張って作りました。

みてくださいね。^^

実りある夏休み。学園パラレルファクター

 実りある夏休み。学園パラレルファクター       
ここ、パラレルファクター学園では、今まさに。お勉強会があちらこちらで、行われていた。        
アスミちゃんは、嬉しかった。久しぶりに、町田君と、時間を過ごすことができると思ったからだ。        
町田君は、忙しい。クラブ活動、探偵クラブの指導や図書委員会のシュチューイの手伝い、        
地域のごみ拾いを、せんろくんとやったり、山本くんと海の家のアルバイトにいったりしていて、        
なかなか時間をとるのが難しかった。        
アスミちゃんは、仲良しの真美子さんに、ピアノや歌のお稽古をつけていた。        
その時、アスミちゃんは、私も、先生だよ。と思って、朝から、嬉しい気持ちで、真美子の家に行ったのだが        
ところが、思いがけない怖いもの。その日は天気が悪く、雨が降っていた。そして、        
気が付いたら、ゴロゴローっと、雷が、なっていた。        
ピアノのお稽古に集中していたアスミちゃん。けど、ゴロゴローっとなって、怖くなって、        
思わず、真美子さんに飛びついて、ギューッと、やってしまった。        
アスミちゃんは雷が鳴り終わると、あれぇと思った。        
「私、先生なのに。雷、怖いよって、思って、小さい子みたいにになっちゃったね。」と思った。        
そう思うと、あれえ、いけないよ。と思ったが、抱き着いたとき、ギューッとやったときの事を思い出すと、        
とても、あったかくて、柔らかくて、なんだか、お母さんみたいに、温かかったねと思った。        
怖くて、小さくなって、プルプル震えているアスミちゃんを、真美子さんはアスミちゃんの頭をポンポンとして、        
「大丈夫じゃ。大丈夫やけえね。」と、励ましていた。        
そのことを思い出すと、アスミちゃんは、真美子ちゃんは強い子だね。と思った。        
今日は、そんなことがあってから、三日後の日。もう、夏休みは終わった。        
まだまだ、このあたりも、暑さが残っているが、涼しい風も、窓をあければ、入ってきて、        秋は、近いと感じるころとなった。 
久しぶりの学校。久しぶりの廊下。久しぶりの机。        
今日は、楽しい秋の勉強会。秋の勉強会とは、生徒たちの休みボケ防止に、みんなで、プリントや        
問題集をやりましょうという会で、夏休みの宿題を終わらせることのできなっかった生徒は、        
それを、終わらせるという、いいのか。悪いのかわからない行事であった。        
アスミちゃんは、もちろん。休みが始まってすぐに、夏休みの宿題を終わらせていた。        
アスミちゃんは、教室に行った。すると、町田君がいた。        
なにやら、大人っぽくなって見えた。お父さんが、夏休みあけは、みんな、前よりも大人になって見えるんだ        
と、言っていたが、アスミちゃんは、それを見たとき、そう思った。        
町田君は、日に焼けていた。茶色色だ。この夏は、いろいろな事をやったと聞いていたから、        
きっと、それで、茶色くなっちゃんだね。と思った。        
町田君は、アスミちゃんの顔を見ると頬を少しあかくして、        
「今日から、二学期だね。夏休み、どうだった。?夏休みの宿題、終わった。」と、聞いた。        
町田君がそういった時、アスミちゃんは「夏休み、楽しかったです。真美子さんの所にいっていたんだよ。
夏休みの宿題はね。終わったよ。終わりました。」といって、笑った。        
町田君はそれを聞くと、「そう。僕もね。夏休み。いろんなことしてたんだ。
山本君のアルバイトのお手伝いにいったり。図書館の整理とおそうじにいったり、探偵クラブの生徒たちの指導、
いや、指導っていっても、皆で、おかし食べたり、なぞなぞしたりして、楽しく過ごしいただけだけど。
僕の指導で、皆、頭を使うのって、楽しいなあって、思ってくれたら、うれしいんやけどね。」と、思わず、
町田君のお国の言葉が出ていた。
その時、アスミちゃんは、真美子さんの事を思い出していた。真美子さんも、方言、お国の事で、話すので、面白いと思っていた。   
町田君は「ああ、いけないと思ったのか。方言を言い直した。        
そんな事、しなくていいのに。と思ったが、アスミちゃんは、町田君のそんな所が可愛いと思っていた。        
そう思うと、さっきのお父さんのお話は、町田君には当てはまらないね。と思った。        
そう思うと、アスミちゃんは「なーんだ。」と思って、笑った。        
アスミちゃんが笑っていると、真美子さんがやってきた。        
真美子さんは、アスミちゃんの顔を見ると、「アスミさん。おはよう。今日から、二学期じゃあね。また、よろしゅう。また、頑張ろうねえと、言った。        
アスミちゃんは真美子に「真美子さん。よろしくお願いします、二学期も一緒に頑張りましょう。」と、ガッツポーズしていった。        
なんで、ガッツポーズをしたのか。アスミちゃんは、二学期も頑張りたいと思ったからだ。        
真美子はアスミちゃんのガッツポーズを見て、「なんで、そがな、事しとんの。ガッツポーズ、オモロイねぇ。」と笑った。        
その声は眠そうだった。アスミちゃんは、「昨日。ちゃんと、寝たのかな。」と思った。        
皆、皆、夏休み前と同じだった。皆、皆、楽しそうに笑っていた。        
それを見て、アスミちゃんは「皆、一緒だよ。皆にまた会えて、良かったね。」と思った。        
けれども、皆、どこか、前より、凛々しくなっているような気がした。うまくは言えないけど、そんな気がした。        
そう思うと、私は、どうなのかな。と思った。ちゃんと、成長できているかなと思った。        
そう思うと、「うん。」と思った。自分でいうのも、なんだけど、うんと思った。        
どうしてかっていうと、今年の夏は、真美子さんにピアノを教えたし、海の浜で、町田君と遊んだし、大好きな抹茶アイス色の水着を着て、        
泳いだりしたよ。と思ったからだ。        
そう思うと、今年の夏休みも、楽しかったね。実りあるものになったねと思った。        
そう思うと、アスミちゃんは楽しくなってふふっと、笑って。町田君の所へ行った。

この夏の事を思い出すと、町田君にいろいろ、この夏にあった事をお話ししたいと思ったからだ。

町田君は、アスミちゃんが戻ってくると、アスミちゃんにどうしたの。?」といった。

すると、「町田君。私ね。夏の思い出。たくさんあるの。お話したいと思いました。」といって、笑った。

アスミちゃんが、そういうと、町田君は「アスミちゃんの夏の思い出、聞かせてよ。僕、聞きたいなあ。」と笑った。

アスミちゃんは、町田君のその顔を見ると、いい笑顔だね。と思って、好きです。って思って、笑って、ポアンとなった。

町田君は、アスミちゃんの話を興味深そうに聞いた。

その時の目は、とても、優しい目だった。

アスミちゃんは、とても、良い時間だなと思った。

ずっと、続いてほしいなあと思った。

アスミちゃんは、そう思いながら、嬉しい気持ちで、優しい気持ちで、町田君とお話をしていた。

それを見て、真美子さんは「アスミさんは、町田くんがすきなんじゃねえ。」と思っていた。

時間がふわふわ。光がキラキラと輝いていた。
        
      

夏、最後の日。パラレルファクター。

夏、最後の日。

今日、僕は仕事を終えると、真っ直ぐ、このかなで山アパート21に帰ってきた。
僕は、このアパートの6階に住んでいる。
このアパートは21、トゥエンティーワンなんて、少し、変ななまえだとおもうけど、このアパートの名前には、
明日を夢見る若者たち、学生、いや、お年寄りでも何でもいい。

くよくよせずに、この21世紀、新時代を生き抜こうでは、ないかという、願いが込められている。
でも、なんで、僕は、その意味を知りながらも、そんな名前に、大家さんは、したのだろうか。?
横文字で、単に、洒落ている。なんか、いいやろ。という風な感じじゃないかな。?という風なことを思わないでもない。

けれども、僕は、このアパートの名前が好きだ。僕、21トゥエンティーワンに住んでいるんだぜ。と、自慢したくなる。
名前は、ひまわり荘とか、すみれ荘とか、そういうのの方が、それらしいかな。と思うけど、僕は、この名前がいいと思った。

自慢というと、以前、アスミちゃんに「僕、トゥエンティーワンにすんでいるんだ。」と言ったら、フフっと、笑って、町田君、トゥエンティーワンって、何。?」って、聞いてきた。
僕は、その時、アスミちゃんがフフっと、笑ったから、僕は、可愛いなあと思った。

アスミちゃんと、いうと、最近は、ワコクの西の方の町、小野道というところで、自分より年下、2歳下の子のピアノの先生をしているそうだ。
週に一度は、そちらに行っているそうだが、交通費などがかかるので、大変だと思った。
先生になったからなのか。また一段と、アスミちゃんは、大人っぽくなっていた。
そんな彼女に、「いや、僕、21(トゥエンティーワン)に住んでいるんだぜ。とは、こりゃいかに。

ラッパーじゃないんだから。ラッパーといえば、この間、僕は、僕の部屋で、オールスター クロマルのウィークエンズ シャッフルズを聞いていた。
この番組は、番組 パーソナリティーのクロマルが、音楽に、映画に、カルチャーに。デートスポットなどを紹介する番組だ。

以前、アスミちゃんも、この番組にクロマルのアシスタントとして出演したことがあった。
現在は、小野道での仕事も、始めたために、あまり出ていないが、アスミちゃんが出たときには、ラジオにかじりつく様にして、聞いた。

アスミちゃんの声は、よく聞こえる。声がいいのかどうなのかは、分からないけれど、ラジオなので、電波の状況が少し、悪いときでも、よく聞こえる。

僕のラジオが、ガーガーいっていても、アスミちゃんの声は、良く聞こえる。

よくポップスの歌手の人が、どんな雑音の中だって君の声ならよくわかる。とか、よく聞くドラマのセリフで、君の声が聞こえた。君の声を探していたんだ。と、よく言うけれど、
僕は、それって、まちがってないんじゃないの。と思う。

だって、僕は、それをできているわけだから。

ラジオというと、最近、天気が崩れることが多くなってきた。テレビでも、よく雷がなった。大雨が降ったとよく聞く。
僕は、そんなニュースをよく聞くとき、ああ、アスミちゃん。大丈夫かなと思う。
そんなとき、さっきのポップスやドラマのセリフを思い出す。よくわからないけれど、
こういうことも、さっきの、どんな雑音の中だって君の声ならよくわかる。とか、君の声が聞こえたんだ。
と、いう事なんじゃないかと思う。

僕は、アスミちゃんが好きだ。どんなところにいても、思う、考える。
僕が、こんな風に思うんだから、アスミちゃんもまた、こんな風に、どんな雑音の中だって君の声ならよくわかる。とか、君の声が聞こえた。と、思っていてほしい。
僕が、アスミちゃんの声が、雑音の中でも、わかるよ。と思っているように。
アスミちゃんもまた、そんな風に思っていてほしいなあと思った。

いや、どうだろう。女性の心、いや、女の子の心というものは、複雑である。僕の声など、分からないかもしれない。
以前の僕なら、ここで終わっていた。けれども、今の僕なら、僕の声なら分かるかもしれない。まだ、まだ、「21に住んでいるんだぜ。」というような人だけれども、
今の僕ならわかると思う。キスビットを救ったり、山本のピンチを救ったりした。僕は、その冒険の中で、色んなことを学んだ。
今、アスミちゃんに「ねえ、雑音の中で、僕の声、わかる。?」ときいたら、何というだろうか。
ふふっと、わらって、「分かるよ。だって、町田君の声だもん。良くわかるよ。」と、いうだろうか。
それとも、質問の意味が分からず、「うーん。雑音の中なので、分かりません。」というだろうか。
それとも、アスミちゃんも、このごろ、大人っぽくなってきているから、「どうかしらね。あなたは、どう思う。?町田君。?」というだろうか。
いやあ、よく分からない。女の子の心は複雑である。どうであろうか。

そんな事を頭の中でグルグル、グルグル。と、考えていると、お腹がすいた。
僕は、お腹が、すいたので、少し、パスタを食べようと思った。
お湯の中で、パスタをゆでていく、最初、硬かったパスタは、お湯の中で、柔らかくなって、女性の長い髪のように艶やかにお湯をまとった。
僕は、それを見て、美しいと思った。
僕は、それに、トマト缶で作ったトマトソースをかけて、食べた。
そのトマトソースは赤くて、綺麗で、素敵だとおもった。
そういえば、アスミちゃんと山本の店にお食事にいたとき、とても、綺麗な赤いドレスを着ていたなと思った。
そう思うと、ああ、綺麗だったなと思った。
その時、僕のお腹がグウ。となった。
僕は、さあ食べようということで、テーブルの椅子に座った。
僕は、その赤い綺麗なトマトソースのパスタを食べた。
作りたてなので、とても、アツアツだった。そのパスタは、とてもおいしかった。
自分で、麺をゆでて、作ったのだから、尚更だ。
僕は、ああ、美味しいと思った、
僕がそう思っていると、少し、開けたベランダからリーンリーンと、風鈴の音がした。
その音は、とても、いい音だった。けれども、どこか、寂しかった。
夏の終わりを告げているようだった。
僕は、カレンダーを見た、日付は八月三十一日だった。