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夢、 夢、 夢。 パラレルファクター

僕は風に乗って空を飛んでいるような気がした。なんて気持ちがいい風なんだろう。

まるで僕を守っているようだ。

 

僕がそう思っていると、どこからか声がした。

 

「ねえ、町田くん、こっち、こっち。」と僕はその声がする方へ行ってみた。そこには町山さんと黒柳徹子さんがいた、そして、町山さんは、「あれ、町田さん、なんで寝てるの?起きて、あの子を助けなきゃいけませんよ。君は、あの子を守れるたった一人の男なんですから。」といった。

黒柳徹子さんは、「あら、あなた、町田さん?こんにちは、ああ、今は寝てらっしゃるから、今は、こんばんはですね。こうのもなんだけど、、あなた、もう、お目覚めになったら?。」といった。 

 

そうか、これは夢なのか、でも、この声は一体、なんだろうか、とても、可愛らしくて、とても、懐かしかった。

その声は、どこからか、聞こえてくる、町田くん、こっち、こっち。と言う。僕は、その声に向かって、「君は誰?」と言った、でも、その声は、僕に「町田くん、こっち、こっち。」と言うばかりで僕の質問に答えてはくれない。

僕は、その声が、怖くなった。

僕が怖いと思っていると、町山さんが、僕に、「町田さん、映画の中のヒーローは負けません。たとえ負けても、何かを残して、亡くなります。あなたは、あの子にとって、ヒーローです。」といった、黒柳徹子さんも「あなた、この前、私に僕は名探偵なんですよって、おっしゃったじゃない?あなた、名探偵なんでしょう?」といった

僕は、そう言う、町山さんと黒柳徹子のお話を聞いて、そうか、僕は、誰かにとってのヒーローで名探偵なのかと思った。そう思うと勇気が湧いてきた。そして、怖い思いに立ち向かって、声のする方にいってみようと思った。

 

でも、この声は誰の声なのか?この可愛くて懐かしい声は、誰なのかなという、思いが残った。そう思った僕は、この声は誰なんですかと町山さんと黒柳徹子さんに聞いた、すると、町山さんは、「そうですね、教えてあげたいですが、私は一応、ヴィランなんですよね。僕はね。それに、これは、ネタバレになりますから。それは、自分で確かめてください。」といった。

黒柳徹子さんは、「そうですね。あなたのお知り合いで、あなたのとても大切な人って言えば、そうじゃないかしら。」といった、

二人ともいつも僕が聞いている優しい声だ。僕は、町山さんと、黒柳徹子さんの優しい声と語りが好きだ。この二人の語りは、ずっと聞いていたいと思う。

僕は、二人のお話を聞いている時、そう思った。僕は、そう思うと、「ずっと聞いていたい音。」とつぶやき、「ありがとうございます。」と町山さんと黒柳徹子さんにお礼を言って、僕は、声が聴こえる方へまた、歩き出した。

 

その声は、奥から聞こえてきた、暗闇の奥から、僕は、闇の中を歩くのがとても怖かった、しかし、僕は諦めず、声がする方を目指した、僕は、闇の中を走った、闇は深く、暗い、でも、不思議なもので、声のする方へ近くなれば、なるほど、少しずつ、少しずつ、明るくなっていく、それは、真夜中から、次の朝に向かって、空が明るくなっていくようだった。

 

そして、とうとう、僕は、その場所へたどり着いた。どこからか、僕を呼ぶ声の元に。

そこには、女の子がいた。女の子は、ピアノのに座っていて、その子の隣に、椅子があった。今は誰も座っていない。

 

女の子は、僕を見ると。「やった。町田くんだ。待っていましたよ。私待っていました。」といって、喜んで、一緒に連弾をしましょう。」と、僕を嬉しそうに誘った。

僕は、その女の子の嬉しそうな声を聴いていると、懐かしい気持ちになって、その子の事は、知らないはずなのに、「久しぶりだね。」と言っていた。僕はそういうとその女の子の隣の椅子に座って、連弾をした。僕はこの時、なぜか、連弾ができた。

連弾というのは、一つのピアノを二人の演奏者が弾く事だ。連弾は、二人のいきが合わなければ、弾くことはできない。でも、僕にはできた。この時も、僕は、懐かしい気持ちでいっぱいになった。

僕は、その女の子と連弾をしながら初めて会う女の子なのに、初めて弾く、曲のはずなのに、懐かしいと思った。

 

その演奏は、とても、優しい音色だった。僕とピアノと女の子しかいない、部屋に優しい音が響く。僕は、その音を聴きながら「これ、プロの演奏みたいだ、僕にもできた。。」と思っていた。

 

僕は、その音をずっと、聴いていたかった。その女の子とピアノを弾くのが、楽しくて、ドキドキして、なんて、いい音なんだろう。」と思って、ずっと、ここにいたいと思った。

 

でも、終らないものはない。どんな楽しいことだって、終ってしまう。ビックバンセオリーも時間が来れば、終ってしまうのだ。

 

僕は、演奏が終わると、その女の子に「僕の名前は、町田 ヤスオです。」とあいさつしてその女の子に名前を聞いた。「君、名前、なんて言うの?」と聞いた。

 

すると、その子は「ふふ。」っと笑って、「よろしくね。町田君。私の名前は、乃木 アスミです。町田君、よろしくね。町田君の演奏。とっても良かったよ。」と言ってくれた。

 

僕は、ニコニコ、笑ってそういうアスミちゃんの声を聴きながら、とてもいい気持ちになった。僕がいい気持ちになっていると、僕の目の前がパァー。ッと明るくなった。

小さい時に、お父さんと一緒に、かなで山の頂上に上った時に見たご来光のような光がさした。

 

僕は、その光を感じながら、なんだ。これはと思った。

僕は、まぶしいと思って、目を閉じ、またあけた。

 

そこは、だれかの背中だった。その背中は、広く、勇ましい、頼りになる、背中だった。

僕は、その背中の肩越しに、女の子の寝顔を見た。女の子は、ある女性の背中で、すやすやと、眠っていた。その子の寝顔はとても可愛かった。

僕は、その子の寝顔を見て見て、「おはよう。アスミちゃん。僕が君を守るからね。」と静かに言った。