物語のスパイ まひろちゃん トキとまひろと道長 スパイウオッチ ウイッチウオッチ 越前の絵巻物。
トキちゃん。トキちゃんはいつも私にアイデアをくれるわね。
まひろちゃん。俺。何もあげてないぞ。でも、俺、まひろちゃんのおかげで圭吾に仲間が増えてねーちゃんに笑顔が増えたんだ。
俺は道長と会えてよかったぞ。道長は頭がいいし、俺が迷ったときに力をくれるんだ。
俺はこの間のお姫様の食い初め良かったぞ。俺。涙がでちゃったよ。聞いてなかったよ。赤ちゃんがこんなにかわいいなんてさ。
圭吾。それはよかった。これからもよろしく頼む。
ねえ。トキちゃん。今スパイウオッチの豪華本を作っているの。
豪華本?
とてもいい絵巻物ってことよ。トキちゃん。
俺が絵巻ものになるのか。アニメにもなったし、俺もみんなも大きくなっていくな。
そうね。でもね。大きくなっても忘れちゃいけないことってたくさんあると思うの。
初心か。みーとか米津がいってたな。
なんやて。トキ。
米津君。
トキ。どねえしたんや。
まひろちゃんが大きくなっても初心を忘れないって。
せやな。俺も。おばちゃんとか。ニコとか。みんなのこと。忘れてへん。だから、ここまできたんや。でも、結構難しいもんやで。なんやさみしくなったりな。
なんでだ。米津。
なんやろな。走っとったら楽しいけどな。ふとさみしなることもあるねん。
そうなのか。
ニコちゃん。さみしくないやでーー。カンちゃんとトキちゃんとタイム先生とみーちゃんがいるやでー。
そうやな。ニコはそれができとる、でもな。結構、まあ。にこみとったら元気出るな。
米津君はわびさびがあるのね。また書いてみるわね。
まひろちゃん。ありがとうな。俺もな。ちいさなっとたらなあかんと思うねんな。
圭吾も俺に力をくれるよな。
いや、俺は。あの時の約束を忘れたないだけだよ。道長。越前の約束を。
そうか。圭吾はそれを守ってくれいたのだな。
まひろよ。スパイウオッチも素敵だが。取り込まれぬように。
大丈夫よ。私がつらいときはトキちゃんとニコちゃんが守ってくれるから。それに圭吾君やミハル君や道長が守ってくれるわ。
そうか。まひろよ、苦しいときはいつでも俺や圭吾やネム殿に相談してくれよ。
スパイは誠の心は語らぬものよ。
まひろ。
ネエ。マヒロチャン。最初のワタシに似ているワ。
アンちゃん。
そうネ。スパイは誠の心はかたらぬものヨ。情報は共有しておいたほうが良いトキもあるワ。
そう。アンちゃん。心配してくれてありがとう。アンちゃんもアイデアをくれるわね。
マヒロチャンは、物語のスパイね。
物語のスパイ。いいわね。ありがとう。
大きな事件がたくさんあってもアンちゃんの心があれば頑張れそうね。
勝機は情報にありか。アン殿も頼む。
ミチナガクンもケイゴくんも立派なスパイね。
そうだよ。俺は、道長と頑張っていくんだよ。ネムも博士もトキもタイム先生も一緒に頑張っていくんだよ。すべては越前で話したことだよ。アンちゃん。
おーい。皆これからも頑張っていこうぜ。
そうね。初心。トキちゃん。やっぱり最初の気持ちが大事よね。
真子の気持ちはわからなくても初心の思いや心は生き続けるわ。
まひろさん。そうだよね。あーちゃんもトキも別の世界のヒーローも応援してね。