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リュウトソバカスノヒメ

リュウトソバカスノヒメ

幾万の日々があった。つらい夜も眠れぬ夜も体の痛みも涙もあった。敵も多かった。狙っているものも多かった。しかし、その分、支えてくれた人。自分の事を気づいてくれた人もいた。もう、自分が誰なのか。何をしている人なのか分かるから、次に進む。世は芳しくなく、波も多い。でも、自分が何をしている人なのか。わかれば支えてくれる人、気づいてくれる人がいれば越えられる。いやなことも多い。しかし、向き合って進もう。誰も傷つけないことなんて、傷つかないことなんて無理だ。だけど、自分が誰であるか、わかっていくきっかけやそれを見ている人がいる。龍よ。さよならなんて言わないで。龍よ。まだ相撲を見せて。だから、先に行こう、この秋より向こうへ。こらからも冒険を続けていこう。私が、みんなが見てるから。

 でも、俺が優勝したから、世界の宝を見つけたところでこの痛みがこの悲しみが言えるわけではない。このいたみと向き合わねばならん。

大丈夫。心を一つに。心のままに口ずさんで。

何をだ。俺を。どうしようというんだ。

大丈夫。みんな見ている。みんなそこにいるから。一歩踏み出して。

そうか。俺の周りにはこんなにも人がいたのか。俺が誰かは俺が決めると思っていた。だけど、違っていたんだ。俺の周りの大切なものがそれを教えてくれていたんだ。ありがとう。俺、わかった気がするよ。だから、旅を続けるよ。ずっと、ずっと。また、聞かせてくれるよな。俺に。

今度はあなたが聞かせて。あなたにしか歌えない。あなたの歌を。

俺の歌。俺の歌か。温かい言葉だ。君は美しい。

そう思うと空が輝き、大地も輝いたような気がした。見飽きたキャラクターたちはふわふわ浮いていたが今日だけは俺を主起伏しているような気がした。キャラクターたちはうずを巻いていた。あっちにいったち、こっちにいったり、離れてよって、モミジの葉のように川の中で踊っていた。落ち葉のようだと思っていたが今日はダイアモンドのように光っていた。ルビーやサファイア、エメラルド。宝石のように光っていた。だが、ここから見るとだれかが空に牛乳をこぼしたように見えた。俺はきれいだな。と思った。それを見ていると今日の俺は俺を少し許してみようと思った。もう少し、先へ進んでみようと思った。

 

白鵬関、引退しなくて良かったです。僕は引退するんじゃないか。と思っていたのですが引退しなくてよかったです。僕は感動しました。大相撲、良かったです。