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筆の虫のお話。学園パラレルファクター。

シュウヘイは、国語と、英語と音楽が得意だが、数学と理科と社会は、苦手だ。
しずえの得意教科は、国語と、社会科と数学で、いつも、シュウちゃんに教えている。


が、しずえは、英語が苦手なので、シュウヘイは、しずえに、英語を教えている。しずえはよく、シュウヘイに「シュウちゃんは、英語が得意なのね。シュウちゃんは、頭がいいんだから。自分に、自信を持って。」と、はっぱをかけている。


貫太郎の学校時代は、決して頭が良いとは、いえかったなあ。と自分で、ふりかえりつつも、実は、学年では、結構、いい所までいっていて、一度、担任の先生から、表彰された。その時、おきんばあちゃんは泣いて、よろこんだ。そうだ。

おきんばあちゃんは、学生時代は、おきん小町とよばれるくらいであったらしい。
特別、勉強ができるというわけでは、なかったが、自頭は、よかった。

その経験から、おきんばあちゃんは、「頭は悪くてもさ、自頭ってのがいいってのがいいじゃないのかね。というのが、おきんばあちゃんの持論にしている。

里子は、音楽が好きだった。リコーダをふいたり、歌を歌ったり、するのが好きだった。
しかし、理科が苦手だった。けれども、一生懸命、勉強をして、理科の周期表も、暗唱できるようになった。
周期表というのは、水兵リーベ、僕のおふねというもので、メンデレーエフという、ロシアの学者が作ったものだ。
里子は、作文も好きで、よく書いていた。夏休みの読書感想文などは、とても、得意で、小さいころは、作文のサトちゃん。と、呼ばれていた。
里子は、本を読んだり、書いたり、なんだりするのが、好きで、よく、暇なときに、書いていた。

今は、貫太郎と、結婚して、貫太郎の石屋の女将さんとして、頑張っているので、そんな時間はない。

時間は、ないけれど、「また、いつか、時間があれば、いろいろ書いたり、したいわね。春の青空や雲の流れ、それに、シュウヘイや、おばあちゃん。しずえに、
みよちゃんと、はなしていると、なんだか、また、書いてみたいな。」って、気持ちになってくるわ。それに、お父さんの事も、色々、文章にして、記しておきたいのよ。」
めんと向かって、いうのが、恥ずかしいことも、文章だったら、伝えられるでしょ。?だから、たくさん書きたいの。お父さんの事、皆の事をね。」という気持ちがあるので、また、いつか、書きたいと思っている。

貫太郎は、里子が、そんなことを思っているとは、全く思っていない。しかし、若いころ、里子の文章が、とても、うまかったことは知っているので、、
もしかしたら、里子が、貫太郎に「お父さん。わたし、昔、みたいに書きたいんです。色んなこと」と、言ったら、「ああ。」と、いって、許してくれるかも、しれない。
おきんばあちゃんは、「おや、里子さん。小説家の先生みたいだね。」とか、でも、あんたは、石屋だろ。というかも、知れないが、おきんばあちゃんは、なんやかんやで、
里子母さんが好きなので、何も、いわないだろろう。
シュウヘイは、お母さんが、文章を書いているのを見ると、「おお、母さん。何書いてるの。へえ、趣味の文章ねえ。母さんも、ロックだね。俺と、一緒だ。」といって、喜ぶだろう。

おみよは、勉強が好きだった。新しい知識を、吸収していくのが、好きで、今でも、時々、シュウヘイと、しずえの宿題の面倒を見ている。
親分さんや、職人のタメさん、イワさん。事務方の竹田さんに、言われたことや、里子の普段作っている料理のレシピも、きちんと、メモしている。おきんばあちゃんや、貫太郎のその日の機嫌も、しっかりと、メモしている。
で、あるから、おみよのメモ帳は、いつも、ぎっしり、字が書いてあって、真っ黒である。

だから、皆、おみよの事は、「いつも、頑張ってるね。」と思っている。

貫太郎父さんも、口では、あんまり、ほめないけど、みよ、頑張れよ。と、思っているだろう。

今日は、3月31日。本年度も、最後である。こんな日は、自分の学業や、やってきたことを振り返ってみるのも、良いと思う。
こんな日は、筆が、進む。今日は、3月31日である。