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紳士と秘書の時間。政治家稼業。 パラレルファクター。

 紳士と秘書の時間。政治家稼業 パラレルファクター。

 

 安達君と、せんろさんが、本を書いてから、一週間がたった。

 

 あれから、いろいろなことがあった。地元、奏山の新聞社の取材や本の宣伝用の写真の撮影。評論家たちからのインタビュー。この本は、とても、いい本だ、カメリア国とワコクのン関係を経済や産業という視点から、アプローチしたのは、大変面白い。だが、このような本を、書くのは、作家の仕事ではないのか。?あなたは、グローバル化を美化しすぎている。あなたの真意がわからない。けれど、郷土の歴史。特に、奏山だけではなく、小野道のセンゼンの歴史に触れたのは、大変いい試みです。てつのくじらブームですからね。世は。と、皮肉たっぷりに言われた。せんろ議員は、それは、曲解です。と、言わず、その評論家の意見を受け入れた。そして、「賛否両論あるのは、当然です。私が畑違いの事。仕事と関係がないことをしている。と言うのも分かります。」といった。

 

けれど、これだけは、覚えておいてください。「私も、この本を書くにあたり、たくさんの資料を読み。対象地域。つまり、奏山、小野道、そして、カメリア国は、マテンローシティ。そして、何よりも、カメリア国、正義党、パトリック議員に、取材協力をお願いしました。私個人では、成しえなかったのです。そして、この本の主役は、安達君です。彼は、私以上に小野道の人々に愛されており、心が優しい。

つまり、私は、あくまで、今回は黒子です。」と、優しくいった。この評論家の先生は、せんろに厳しいことで有名であった。せんろ議員は、とても、良い政治家だが、野党紅鷹党など、野党支持層には、厳しい意見の人が、多い。しかし、せんろは、こう言っている。「自分と違う。意見の人がいるのは当然です。彼らが、そのように、言うのであれは、私は、このように、説明をして、誠意を魅せればいいのです。そして、彼らは、敵ではありません。私と同じように国を思う。この国を思う。政治家なのです。」と、いつも、のぞみさんや、安達君には、そういっている。

 だから、せんろ議員は、いつも、余裕なのである。清水さんは、不思議に思っている。せんろは、何を考えているかわからない。そういわれても、どこ吹く風なのだ。安達君は、「せんろさんは、強い人じゃあと。」感心している。

のぞみさんは、評論家や、野党議員たちと、話している時のせんろさんは、嫌な事を言われても、どこか、楽しそうだ。論戦を、楽しんでいる。いや、純粋に会議が好きなのかしら。と思う。この間、清和党の本部で、秘書の女の子たちが、せんろの事を、「せんろさんって、スマートね。コロンの匂いもするわ。あー。清水さんが羨ましい。色も白いし、スラっとしてるし、ブラックのスーツもとっても、良く似合ってるわよね。あー。あんな人とお付き合いしたり、お食事したいわね。」と、目を輝かせて、話をしていた。本部の書籍コーナーにも、安達 タカシ議員、せんろ テツロウ議員 共著 ワコク産業史 全三巻が、売っていた。その宣伝用の写真は、右に、せんろ議員。左に、安達くんが、写っていた。

 それを見て、のぞみさんは、誇らしかった。そして、嬉しかった。

なぜなら、自分が、選んだネクタイを、結んでいた。

 

そのネクタイは、赤色で、ドット模様だった。

ドット模様は、エレガントで、落ち着いた雰囲気になると聞いた事があった。ドット模様が、大きいほど、明るい。印象、小さいほど、落ち着いた印象となるそうだ。

のぞみさんは、「あなたは、真面目で、いつも、落ち着いている人なんです。」と、願いを込めて、そのネクタイを買った。はじめ、のぞみさんは、自分にネクタイを選んでほしい。と、言った時、からかっているの。と、いぶかしむ。ような顔をしたが、せんろさんは、

「おや、何か。おかしな事を、言いましたか。? 女性の意見も、聞いてみたい。と思いましてね。」と、にこりとした。

 

 のぞみさんは、そうか。と思って、せんろ議員に、贈り物をする気持ちで選んだ。

せんろちゃんでも、リノちゃんでもなく、テツロウさんが好き。という、気持ちを込めて、あなたは、嫌いかも、しれないけど。私は好きなの。という、淡い気持ちを込めて。

 

 リノちゃんと言うのは、乗り換えのリノと、言って、せんろちゃんの別名らしい。

 

せんろさんは、名前まで、作りだした。その時、また、キャッ。キャッキャ。^^言っていた。のぞみさんは、そのネクタイに、せんろさんが、テツロウさんでいる時間が少しでも、伸びるように、願いを込めた。そういう思いを込めて、このネクタイを選んだ。

そのように思うと、女のコの方のリノちゃん。せんろちゃんが、悪者のように感じるが、のぞみさんは、それも、彼の一部だという事はわかっていた。そうならば、リノちゃん。せんろちゃんは、せんろさんの一部と言うのなら、せんろさんの中のテツロウさんは、私の一部です。私の好きなあなたに私が、プレゼントをする。これって、おかしいですか。?そう思って、渡した。テーラーさんも、「よく似合っていますよ。いい秘書さんをお持ちだ。」と、上品に笑った。のぞみは、いつも、政治の勉強をしているせんろの顔が好きだった。すらっとしていて、色も白く、身長も高く、夜になると、眼鏡をかける。本を読み、良く学ぶ。そんな哲郎さんが好きだった。

 あの日から、ちっとも、変わらないこの気持ち。リノちゃんやせんろちゃんも出てくるが、彼女と、生活するようになってから、テツロウさんの良さがより分かったような気がする。せんろさんが、物まねをするときは、真剣なのだ。その真剣さが、政治に向き合う。彼を引き立てる。そう考えると、あの子も、せんろさんの一部ね。と思った。

 けれど、自分の気持ちとしては、テツロウさんだけのものになってほしい。そう思う。

だから、私は、広報部の江本さんに頼んで写真を一枚焼き増ししてもらった。

 

そこには、他の誰でもない好青年のせんろ テツロウが写っていた。

リーダーシップが感じられる赤のネクタイをして、落ち着いた印象のドット柄をみせ、ブラックのクールなネクタイをして、笑うでもなく、怒るでもなく、真剣なまなざしをして、こちらを見ていた。

のぞみは、思った。これは、リノちゃんには、見せないわ。これは、大事なテツロウさんだから。静かに持っていたいの。と思っていた。