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手前味噌。 この空の花。パラレルファクター

手前味噌。 この空の花。パラレルファクター 

 

ラジオを聞いていると、奏山県に、初雪が降りました。といった。

 

クロマルさんが、それをアナウンサーから、聞くと、

「そうか。初雪かぁ。通りで、局に入るとき、寒いと思っタァ。と、いつものあの声で言った。クロマルさんは、寒いのが苦手で、風邪も、この時期、引きやすくなるので、嫌なのだそうだ。今日は、アスミちゃんは、お休みだったので、その代りに、広瀬 マミコちゃんが、アシスタントだった。アスミちゃんは、この時期、クリスマスコンサートで、ワコク中の、病院や、支援学校、コンサートホールを回っている。

アスミちゃんからの手紙によると、アスミちゃんは、就労訓練をはじめたそうだ。

僕は、アスミちゃんのピアノが好きなので、ピアノを伸ばしていけば、いいんじゃないの。と思うが、アスミちゃんは、ピアノ以外の事も、してみたい。やってみたいそうだ。

僕は、それを読んだとき、そうか。アスミちゃんも、頑張っているんだな。就労訓練ということは、もしかしたら、神様のいたずらで、一緒に働けるかもしれないね。僕たちと思った。
神様のいたずらといったけど、皆、知らないだけで、この世界には、魔法があるんだ。思っても、見ない。素敵な魔法、びっくりする魔法がね。僕は、ボールペンを浮かせたり、空を飛んだりはできない。だけど、僕らにも、それがあると思う。100パーセント、胸を張って、あるとは、言えないけど。僕だって、とある国の英雄になったんだから、信じて、頑張ってみるのも、いいと思う。だから、アスミちゃんには、頑張ってほしいと思う。こうかくと、えらそうやんな。と思うけど、僕は、そう思うから。

僕たちにも、いや、僕らにも、きっと、できることは、あるし、魔法は、あると思う。

思う事、ばっかりだけど、僕は、そういう体験をしたんだ。

 

それに、僕も、最近、奏山の観光ボランティアを、会社がお休みの時にやっている。

だから、僕も、僕で、新しいことは、やっていると思う。

僕は、英語を話すことができるので、それが、カメリア人の方や海外からの観光客の方と話すときに、大いに役に立っている。

ピアノは、あんまり、ついていけなかったけど、英語は、洋画や海外ドラマ、特に、

カメリアのドラマが好きだったので、ついていくことができた。

僕の好きな、国木田先生が、言うように、「人間、何があるかわからない。捨てる神あれば・・なんとやら。」で、ある。

とまあ、音楽、特に、ピアノは、好きだ。

今でも、特に、アスミちゃんの曲が。また、一段と良くなったと思う。

さっきの手紙の就労訓練を始めたのが、良かったのかもしれない。最近、あっていないけど、また、可愛くなって、いるんだろうなと思った。

 

僕がそう思っていると、ラジオで、クロマルさんが、ゲストは、国木田邦子先生です。

といった。国木田先生は、僕が、ワコクの作家の中では、一番好きな作家で、代表作は、小寺勘十郎一家だ。小寺勘十郎一家は、江戸時代から続く、石屋、石材店を営む家族の生活を、時に、楽しく、時に切なく書いた作品だ。

 

不器用な父、勘十郎、そして、思春期真っ盛り、反抗期まっさかりで、恋も、芽生え始めた息子、アラタ。足に障害があっても、それに負けないで、自分を持って、いつも、明るい娘、こずえ。そして、小寺家の影のまとめ役、里子母さん。里子母さんは、小寺家の影のまとめ役なのだ。里子母さんがいるからこの家はまとまっているのだ。

 

その家に、いつも、家の縁側で、昼寝をしているおばあちゃんのりん。

 

そして、時代背景を考慮して、社会勉強ということで、この家に住み込みで働く、美夜。

この物語は、最近聞かなくなった。不器用な家族たちの物語だ。

 

家に住み込みで働く人が居たり、障害に対しての考え方が古いという所は、あるんだけれど、僕は、その世界を、読みやすく、温かい文章で、進めていく。国木田先生の世界が好だ。この話に出てくる勘十郎は、なんとなく、僕に似ていると思う、

 

僕は、国木田先生も、どこか、スレた。ちょっと、冷たい所があるから、僕とすごく似ていると思う。この部分については、アスミちゃんからも、よく言われる。

僕も、いけないと思う。だけれども、この部分も、自分だから、向き合っていかなくては、ならないと思う。そこから、逃げては、いけないし、受け止めなければならないと思う。

先日、僕は、カメリア国の女性二人の旅に、観光ボランティアとして、同行した。

どういうわけか、この二人。カメリア人なのに頑なに英語を話そうとはしなかった。

お一方は、英語が、交じったっていたが、もうお一方は、言葉に詰まっても、ワコク語で、とうそうと頑張っていた。僕は、見るに見かねて、英語で話そうとしたが、彼女たちは、

「イエ、マチーダサン。オキズカイナク。」と、言った。

これは、後から、分かったことだが、ワコクの文化が今、海外では、ブームなのだそうだ。

僕は、彼女たちが、そういうので、「そうですか。わかりました。」と、ワコク語で、いつもより、分かりやすく話そうと、心がけながら話した。

僕たちは、僕も含めて、英語を中心として、物を考えがちだ。

世界の事をしると、なると、どうしても、そっちの方へ、そっちの方へ、目が行ってしまう。

けれども、彼女らは、違った。ワコクの言葉を通して世界を見ようとしている。

僕は、この時、キスビットへ行った時のことを思い出していた。

 

キスビットには、魔法が、あった。僕は、それを学んだ。

僕はそこで、世界は、僕が思っているよりも、もっと大きい事を身をもって知った。

あの時、僕は、知らないものを好感したと思って笑っていたけど。

また、僕の知らないものを彼女らから、学んだのだ。

 

僕は、その事を国木田先生の話を聞きながら、思いだしていた。

 

クロマルさんが、国木田先生に「今、国木田サンが、勘十郎を書くとしたら、どうしますか。?」と、聞いた。

 

すると、国木田先生は、お上品に笑って、「そうですね。今、世界は、刻一刻と、変わってきているでしょ。?だから、彼らも、IT,特に、ブログ、あの、ホームページ・・・、だったかしら。?あれを始めて。・・・ああ、あの家の事だから、すんなりとはいかなくて、

パソコン一台、家に入れるにも、糸悶着あって・・・。でも、入れたら、涼しい顔して、勘十郎なんかが、こずえあたりに、新しいチラシ、作ってくれよ。」って、ぼそっと、聞こえるか聞こえないかぐらいの声で言って、たばこでも、吸いに行くんでしょうね。」と、笑った。

 

僕は、それを聞いたとき、そんな勘十郎父さんと、こずえの姿が、ありありと、想像できたので、クスリと、笑った。

 

それを聞いて、クロマルさんが、「そうデスか。ソウカもしれませんネェ。」と、笑って、こういった。

「情報化が進んでも、どんなに進んでも、彼らは、彼女らは、そのままデショ。」といった。

そして、こういった。「国木田サンが、そんな刻一刻と、変わるセカイに、期待と、イウか、その、コウ、あってなってほしいというものありますか。?」といった。

国木田先生は、クロマルさんに言われて、こういった。

 

「そうですね。今って、海外でも、国内でも、移動するときって、電車か、バスか、船じゃない。?特に海外行くときなんかは、船旅で、大変でしょ。?だからね。私、技術屋さんじゃないけど、空飛ぶ、船。飛行機って言うのかしら。そういうの、あったら、良いと思いますね。」と、言って笑った。

 

僕は、それを聞いたとき、嬉しかった。そして、空の旅も、いいかもね。と思った。

さすが、国木田先生と思った。

そう思うと、勘十郎父さんが、腕組みをして、飛行機・・飛行船?とにかく、その飛行機の、席に腕組みをして、本当は嬉しいくせに、ふん。と、鼻を鳴らして、座っている光景が浮かんだ。

その時、僕は、おかしくて、ふふっと、笑った。

僕は、そう思ったとき、幸せだと思った。この時、僕は、カメリア人の彼女たちの事を思った。あの彼女たちがが、ワコク吾や、ワコクの文化が好きなのは、これが、ワコクにはあるからだと思った。ゆっくりと、流れる時間。ちょっとした幸せ。そう思った。

だけど、それは、手前味噌やろ。?と思った。

 

だけど、そうかな。と僕は思った。僕は、また笑った。あれ、味噌だ。と思った。

こんなところにも、ワコクが、隠れていた。

そう思うと、僕は、ふふっと、笑った。

窓の外には、雪が、静かに、積もっていた。