夏祭りの涙を奪え。
北条氏は平氏の流れをくむ豪族。監視役の家人衆から倒すことにしました。
その家人衆は北条氏と仲が悪く北条氏と折り合いがつかなったそうです。近くの中の悪いところからお礼を返すように進む。今までのサムライ像とは違います。お父さんの口が悪いのも相まってこれはルパン三世のようなピカレスクものなのでしょう。かくありたい。かくありたいために泥にまみれてけれどもそれはあまり北条氏も苦ではなさそうです。地方の家人も暴れたい。ロマンに行きたい。この時代の人はそれだけで良いのです。それがたとえ犯罪行為に等しいこと。だまし打ちだとしても彼らはサムライではないですから。かくありたい。かくありたいためにロマンに生きる。この夏まつりは始まったばかりです。北条氏の長い夏が今、始まりました。実行部隊の北条氏は楽しそうなのですが頼朝には少し迷いがあるそうです。親分は小心者で実行部隊はロマンに生きている。この構図が面白いです。今まで主君がいて主がいてというのとはまた違ってある親分とその実行部隊。少しワルの世界が書かれているのが楽しいです。それとヒロイック物のマリアージュが楽しいです。夏の暑い日にワルが集まっていくぞ。と戦いを挑む。夏祭りの夜というのはもう少し幻想的な事も起きるはずなのに、そんな夜にワルがいくぞと集合をかけて攻めていく。それがおもしろいです。
鎌倉殿の13人。来週も楽しみです。