私は、部活動というのに、入った事は、今までなかった。
だから、何か、入りたいと思っていた。
そんな時、私は、教室で、小林くんから、放送部に来ないと?という誘いを受けた。
小林くんによると、放送部は、部員を募集しているという事だった。
私は、放送部?素敵だわ。と思った。
前から一度、放送というものに携わって見たいと思っていたところだった。
だから、この誘いは、私にとって、とっても良い誘いだった。
けれど、放送に、興味があっても、何をするのか分からなかった。私は、小林くんに、放送って言っても、何をするの?と聞いた。
すると、小林くんは、とってもいい声で、
お昼の放送だよ。おひるごはんのとき に、流すんだ。と言った。
私は、それを聞いて、お昼ご飯の時に流すの?素敵だわ。と言った。
けれど、放送って、言っても、どんなことをしているか、よく知らなかった私は小林くんに、ねえ、放送って、どんなことをやってるの?小林さん、あなた、見せてもらえる。?と言った。すると、に小林くんは、いいよ。と、言って、私は、小林くんと一緒に、放送室に言った。
すると、そこには、放送用の機会があって、レコードやら、CDやらがたくさんあった。
椅子もあって、そこで座って、放送をかけられるようになっていた。
私も、お昼の放送は、よく聞いている。楽しい音楽とかもよくかかっている。私はいつも、これ、どこでやってるかしら。不思議だわ。と思っていた。それが、こういう場所でやっているということがわかって、なんだか、不思議.と思った。
私は、これをみた時、放送って、ここでやってるのね。と思って、ふーん。と、その放送用の機械やら、沢山のレコードやら、CDやらを見ていた。
私が、関心して、見ていると、小林くんが「ねえ、黒柳さん。放送。どう。?やってみたい。?」と聞いてきた。
私は、その時、放送っていのは、よくわからなかったけど、けど、なんだか、ここで喋るのは、面白そう。と思って、小林くんに、私、やってみるわ。なんだか、面白そうね。と言った。
私がそういうと、小林くんは、そう。よかった。黒柳さん.ありがとう。」と言って、それじゃあ、お昼の時間にもう一回来てくれる?と言った。
私はそういう小林くんに、うん。わかった。小林くん。それじゃあ、お昼に、ごきげんよう。と言った。
私は、その時、ちょっと、ワクワクした。
お昼に、放送室に、いったら、何があるのかしら。」と思った。
私が、そう思って、お昼の時間に放送室に行くと、なんと、宇多丸くんがいた。
宇多丸くんは、放送部で、今日は、宇多丸くんの日、ということで、宇多丸君がいた。宇多丸くんは、私をみると、「トットちゃん。こんにちは。今日はボクの日、デス。トットちゃんも、放送をかけに来たんデスか。一緒に楽しみましょうね。」といった。
宇多丸くんがそういうと、私は、よろしくお願いします。宇多丸くん。といって、笑った。
私が笑っていると、小林くんがとっても、良い声で「PFCS学園の皆さん。こんにちは。放送部の小林です。楽しくお昼ごはんをたべていますか。?」といった。
その声は、とってもいい声で、どこまでも優しく響く声だった。
小林くんは、そういうと、宇多丸くんに、合図した。
すると、宇多丸くんは、放送の機械のマイクの前に、いって、元気に、「今日の給食は、カレーライスと、スープとヨーグルト和えと、牛乳です。感謝して食べましょう。」といった。
宇多丸くんの声は、とっても、元気な声で、私は、それを聞いたとき、声って、皆、それぞれ違うのね。」と思った。そう思うと、私の声って、どんな声かしら。?」と思った。
私がそう思っていると、宇多丸くんが、それでは、今日のゲストを紹介します。
中等部一の質問好き、黒柳徹子さんです。といった。
宇多丸君は、そういうと、またさっきみたいに私を見た。そして、合図した。
私を見ている宇多丸君の目はとっても優しかった。宇多丸君は、サングラスをかけているので、はっきりとは、わからないけど、宇多丸君の目なのだから、きっと、優しい目だと思う。
私は、宇多丸くんが合図すると、放送用のマイクの前にいって、「こんにちは。中等部の黒柳徹子です。今日から、放送部に入りたいと思います。よろしくお願いいたします。ごきげんよう。」といった。
私がそういうと、私の声は、放送用のマイクを通って、どこまでも、飛んで行ってしまった。
私の声の事だから、この放送用のマイクを、ささっと、駆け抜けて、言ってしまったに。違いない。
私は、この時、不思議だと思った。こんな狭い部屋で、話している事が、学校中に響き渡って、それをみんな、聞いている。私の乃木さんも以前、私と、ラジオを聞いているときに、「不思議だね。」と言っていたことがあったけど、私もこの時、そう思った。
私が、そう思っていると、小林君に肩を叩かれた。優しくポンと叩かれた。
私は、その時、「何かしら。」と思ったけど、私の番が終わったんだな。と、すぐにわかった。
私が、放送って、大変ね。と思っていると、楽しい音楽が流れた。
なんでも、町山君のリクエストなのだそうだ。
曲名は、「恋は迷宮。」で、歌っているのは、ゆるえありというバンド。
宇多丸君はこの曲をかけるとき、「恋は、ラビリンス。さえない顔はナンセンス。という事で、ゆるえありで、「恋は迷宮。」聴いてくだサイ。」といった。私は、その時の宇多丸君の言い方が面白い。と思って、「あら、面白い。」と思った
私は、そう思いながら、ゆるえありの、「恋は迷宮。」を聴いた。
その曲は、とってもいい曲だった。
聴いていると、元気になれる曲だと思った。その中で、聞き覚えのある声がした。
乃木 アスミさんだ。後からわかったことなのだけど、「ゆるえあり」とは、この学園の軽音バンドで、とっても人気があるのだそうだ。
その時、私は、「あら、乃木さん。あなた、歌も、お上手ね。」と思って、関心した。
お上手と言えば、私の放送は、まだ上手だとは言えない。だから、一生懸命、頑張ろうと思う。
私は、この日、初めて、放送室という所にいって、初めて、放送を作っているところをみた。
放送室は、四角くて、放送室には、たくさんの人がいた。
これを見たとき、私は、何だかパーティーのお部屋みたい。いろんな人がいて、音楽をかけたり、喋ったり、なんだりしている。と思った。その中で、みんな頑張っている。皆、輝いていた。
だから、私は、今は、まだまだだけど、いつか、上手くなって、このお部屋は、私の部屋よ。って言えるようになりたい。なってみても、ちょっと頑張ってみてもいいんじゃないの。?と思った。
そう思うと、なんだか、やってみようかしら。という、気になった。