トキよ。やってみろ。
俺はタイムマシンの力を使いすぎた。
今度はお前が頑張ってくれ。俺はハワイで走りすぎた。
外国だからいいじゃねえのか?俺、かっこよかったぜ。タイム先生。
道長君とまひろちゃんも博士もたくさん応援してるぜ。ボッスンも。
ふはは。トキ。俺は博士とボッスンを知らない。俺は寝てたからな。それにタイムよ。お前は俺たちには勝てない。
寂しいこと言うなよ。俺は博士のこともボッスンのこともまひろちゃんのことも道長君のこともねーちゃんのこともみーのことも知ってるぜ。悪党部の事も三浦のことも後輩のことも思い出したぜ。歴史は動いてるんだよ。その中に俺も米津も圭吾もミハルもねーちゃんもいたんだな。父ちゃんとタイム先生は俺たちを守ってくれたんだ。ハワイで。ずっと前に。
ずっと前か?なら俺はずっと前からお前たちを倒したいと思っていた。ケビンもアランもだ。
お前にも仲間ができたんだな。シャアよ。
タイム。俺たちは本気だぞ。
ふふふ。
俺も本気だー。シャア。
くっ。聞いているのか? やってみろ。
アランもケビンも生きているんだぞ。
ケビン君が生きているのか?
俺は嬉しいなあ。博士と米津のおばさんと一緒だな。
話のわからんやつだ。
俺もやってみる。アランとケビンに勝たないといけない。
道長とまひろと約束した。
力は残る。ののるから頑張らないと。人が残した力は未来に残るんだ。それのつながりがトキの絵巻物になるんだ。
そうだよな。聞いてるか?
何を言ってるんだ。
この間、俺、歌番組のお手伝いしたんだよ。ネムとアンと一緒にそれでさ。たくさんの歌手とかバンドの人とかいてさ。俺、ガチガチででも、アンとネムがさ。助けてくれたんだよな。俺、たくさんバンドとか歌手の人いてビビったけどさ。アンとネムとかいたら頑張れたんだよな。ニコもトキも応援してくれたし、米津も歌をうたってさ。俺楽しかったんだよな。だからネムとアンと一緒なら俺、アランとか昔の悪いやつら道長も国づくり頑張ってたからさ。望月の力で頑張れそうなんだよ。
圭吾も結構、変わったな。俺と一緒に頑張ろうぜ。
俺も悪党部とかみーとかねーちゃんとか博士とかボッスンとか大きな繋がりの中で生きてんだよな。なら頑張れると思うぜ。だから見ててくれよ。シャアよ。
それから俺はケビン君が元気だって聞いてうれしかったぞ。
敵の心配をするのか?北条義時。
俺はするぜ。悪党だからな。そうだな。俺もお前たちと戦うぞー。
でも、俺は絵巻物作りも忘れないけどな。この間、本屋さんに俺の絵巻物を褒められたんだ。本屋さんもタイム先生と友達なんだぜ。ここにも大きな歴史の流れを感じるな。
お前は自分の歴史を楽しんでいるのか。
そうだぜ。それが滅びの歴史だとしても、俺は楽しむぜ。父ちゃんがそうしてくれたようにタイム先生がそうしてくれたように真桑先生が俺たちを守ってくれたように俺は歴史を進んでいく。まひろちゃんや道長君やねーちゃんやみーや博士やボッスンみたいに歴史を進んでいく。
圭吾と米津とミハルとニコとねーちゃんとみーとアンと一緒に。まひろちゃんと道長と博士と本屋さんも一緒だ。
ふふふ。誰が敵で誰が味方か。わからなくなるぞ。
俺は慣れっこだ。誰が敵で誰が味方かわからねえのはもう慣れたんだ。それに俺はいろんな人に会って絵巻物をたくさん作るのが好きだから怖くないぞ。自分が悪党部のトキだってことも。自分が誰かも思い出しからな。
トキ。お前。強くなったな。
そうかな?悪党部のトキを思い出しただけだ。それに俺たちはいろんな人と友達になって進んできただろ。だから頑張れるんだよ。俺は。
それが俺の絵巻物だな。
コイツ。
待ってろよ。今、倒してやるよ。力は残るんだ。みんなで進もうぜ。