名前 せんろ テツロウ
所属 ワコク 清和党
政治信条 ワコクのグローバル化、および、現代の開国を進めること。
かなでやま、および、そいたま県等の地方創生
カイリク地方のカイリク新幹線の路線延長と、同型新幹線の開発、運用を進める。
趣味 食事。ものまね
普段は、ふざけているが、仕事が始まると、真面目になる、でも、時々、また、ふざけたくなる。
せんろ議員は、日々、自分と戦っている?のだ。
今日、この日も、そうであった。
せんろ議員は、かなでやまプリンスホテルのレストランで、町田ヤスオ、乃木アスミと、出会った。
二人を見ていると、せんろ議員は、幸せな気持ちになった。
せんろ議員は、そこで、大相撲の力士、高見山を町田ヤスオと、ともに、助けた。
急に、眠った。高見山。なぜ、関取は、眠ったのだろうか? 高見山関が倒れると、せんろ議員は、町田ヤスオに、自分と、一緒に、高見山を助けること、乃木アスミに、救急車と、念のために、警察に、連絡するように、お願いをした。
町田ヤスオも、乃木アスミも、二人とも、躊躇したり、おどおどしたりすることなく、素直に、せんろ議員の指示を聞いた。
そして、二人とも、指示通りに、一生懸命、高見山を助けるため、頑張っていた。
二人を見て、二人を見て、せんろ議員は、
「町田さんも、あの女の子も、素直だな。それに、こういう時は、おどおどするはずなのに、随分と、自然だな。二人とも、肝が座ってるよ。まあ。僕もだけどさ。こういう若者がいたら、ワコクも、明るかったり、なんだりして。」と、思っていた。
せんろ議員が、お願いをした後、しばらくして、警察と、救急隊が、駆けつけた。
町田ヤスオと、せんろ議員、それに、レストランの給仕たちの頑張りで、高見山は、命を拾った。町田ヤスオは、これは、睡眠薬かもしれない。と、言った。
町田ヤスオが、そう言うと、乃木アスミは、
目をキラキラさせて、笑った。
どうやら、町田が、そう言ったのがおかしかったようだ。
笑っているアスミちゃんを見て、せんろ議員は
何さ、これが、どうおもしろいのさ。僕のが、もっと、面白いと、思ったが、自分のイメージを守るために、ふざけなかった。
本当は、色々な、モノマネを披露したかったのだろが、せんろは、くっとこらえた。
それに、面白くて、笑ったとか、おかしかったのではないと、言うことは、せんろ議員でも、よくわかった。
せんろ議員が、そう思っている間も、町田は、
「高見山さんが、飲んだスープには、睡眠薬、それか、意識を飛ばす薬が、入っていたんでしょう。それも、その後の高見山さんの、様子から、とびきりのいいものが、何をされても、気持ちよく、ぐっすりと、眠れるものが。」と、言った。
その顔は、さっきまでの、優しそうな青年の顔ではなく、この道、何年の探偵の様な顔だった。
せんろ議員は、その顔を見て、「へえ、町田さんってのも、そう言う人なのね。僕と、似てるな。へえ、僕も、面白そうだから、町田さんに、協力しよう。こりゃ、しばらく、モノマネは、なしだな。あー。二つぐらいなら、しても、いいことにしようかな?三つまでにしよう。」と、思っていた、
町田が、そう言うと、アスミちゃんは、町田に、見とれていた。
アスミちゃんは、普段の優しい町田も、好きだが、推理をしている時の町田も、カッコいいので、好きだった。
でも、このことは、なんだか、恥ずかしいので、町田には、言っていない、
いつも、元気で、優しいアスミちゃん。
彼女も、立派な、女の子なのだ。
そんな、推理をして、カッコいい町田に、
せんろ議員は、「睡眠薬?そうですか?町田さん、僕は、色々、ツテがあるので、そちらを当たって見ますよ。そう、そんな、いい睡眠薬となると、海外のものか、とても、高価なものですね。他県のものかもしれない。僕は、そう思いますよ。」と、ニヒルに、笑いながら、そう言った。
なぜ、せんろ議員は、この時、こんな笑いを浮かべたのか。この方が、かっこいいと思ったのか。?いや、案外、せんろ議員は、明るく、楽しいタイプでは、ないかもしれない。
でも、笑からない。「だってェ。こっちの方が、探偵さんぽいと思うんだニャァ。」とか、なんとか、だったかも、しれない。
せんろ議員が、そんな顔をしていると、
奥の厨房から、料理長が、なんや、なんや。どないしたんや。推理ショーなんて、たのんで、へんけど。」と、怖い顔してやってきた、
この料理発表会の主役、山本 シンイチ である。
山本は、そう言うと、「なんやの?さっきから、聞いてたら、そのスープに、薬が、入ってたみたいな。言い方やんな。僕、そんなこと、しとらんよ。もう、適当な事、言わんといて。今日は、これで、終わりや。他のお客さんも、いてはるし、帰ってよ。町田も、なんや、おっさんも、ひどいわ。僕、そこまで、落ちとらん。」と、笑った。
山本が、そう言うと、「ごめんなさい。山本くん。ただ、僕は、事実を言ったたげなんだ。
それに、まだ、どこで誰が、どんな風にして、入れたかなんて、まだ、わからない。ごめんね。」と、言った、
町田が、そう言うと、せんろ議員は、そうですよ。山本さん。僕、あなたのファンです。これは、彼の推理です。まあ、事実なところも、ありますが。まだ、警察の方が、調べない限り、わかりません。気分を害したのなら、謝ります。」と、言った。
そう言うと、山本は、「そうや、まずは、警察や。みんなしてひどいよ。それに、高見山さん、運ばれて言ってしもうた。僕、どうしていいのか、わからんよ。」と泣きそうになっていた。
山本は、すこし、いろんな気持ちで、頭の中が、いっぱいになっている様だった。
町田たちが、そんなことをしていると、
警察の刑事さんが「そうや。素人は、黙っとれ。素人に、何が、わかる。」と、ドスのある声で、そう言った。
アスミちゃんは、なんだか、大変なことになったな。と思って、町田のところに行って、
町田の手をぎゅっと握った。
町田の手が、ほんのりと温かかった。
それを見て、せんろ議員は、あレェ、青春ダニャァ。と、思っていた。