私はあの人のことはあまり覚えていない。いつも少し怖い顔をしてニヒルに笑っている人だっとような気がする、伊豆には自分の仕事の失敗で流れてきたと言っていた。私は仏典を読んだり漢詩を学んだりして家を支えようと頑張っていたわ。私は、家、家、家でここまで来たわ。トキやみーやあーちゃん、後輩くんみんなを支えたわ。でも、今は違う。トキがいても圭吾やニコちゃん、まひろちゃんや道長くんがいる。今でも、家は守ってる。トキを心配してる。でも、圭吾やニコやトキやまひろちゃんや道長くんと過ごしたい。前の私も今の私も大事にしてみんなと進みたい。豪族の戦いももちろんだけどみんなと青春も楽しみたい。トキ流にいうなら私の冒険もある。私にもあったの。鎌倉時代のことはもちろん。でも、圭吾やトキやまひろちゃんや道長くんのことももちろん。それはなかなか難しいこと。でも、頭で考えてばかりいたら、バスケットボールはできないわ。頭はクールにでも、ハートはホットにいきたい。それをすることはきっと頼朝様を思うことに繋がるから、源頼朝は確かにここにいたということに繋がるから。あの人のことを美化さすがかしら、いいの。これが私の吾妻鏡だから。鏡ものは書いた人によって見方が違うのよ。それを擦り合わせていくのが楽しいの。異なる鏡ものでも同じ記述があってそこから本当の実像に触れられるの。トキの鏡ものもあるのかしら、頼朝様の鏡ものもあったのかしら、みーちゃんやあーちゃんやトキの後輩くんにも圭吾やまひろちゃんな道長くんにも聞いてみたいな。ふふふ。頼朝様。楽しいわ。私、頼朝様のこと、忘れない。みーちゃんやトキやあーちゃんこともでも、みんなみたいにトキやニコちゃんや圭吾やまひろちゃんや道長くんんみたいに幸せになってもいいわよね。
好き。頼朝様。圭吾も、トキも、だから幸せになりたい。私。でも、バスケットボールはクールに行きたい。頼朝様、今でも好きよ。圭吾もトキも。私、幸せになりたい。頼朝様、見ててね、みーちゃんやあーちゃんやトキも私のこと守ってね、