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冬の運動会。

冬の運動会

本当に平氏と真っ向からやる事になるのか。俺はただのびのびと過ごしたいんだ。好きな時に好きなことやってすごしたい。手を汚したくない。この手は声真似を聞いたり、有意義な事に使いたい。この耳は歌を聴くのに使いたい。男のうめき声より可愛い女の人の声が聴きたい。俺はのびのびと暮らしたい。好きな時に好きな所へ言って好きなことやって過ごしたい。人を倒すことも殺してしまう事も嫌なんだ。俺は楽しく過ごしたい。サブカルやって過ごしたい。声真似して過ごしたい。だから平氏とも戦いたくない。でも、俺がこれからもサブカルに生きるときはここを越えなきゃいけない。やらなきゃいけねえことがある。だから戦う。明日も声真似したい。歌を聞きたい。だから戦う。でも思うんだよ。俺が戦っている平氏はモンスターじゃなくて人間なんだよな。って。今までだってそうだったけど、おっさんのあの調子だと全部潰すことになるよな。俺。サブカルの事、声真似のこと好きだけどもし、平氏方に豪傑や頭が切れる人が居たらそれをこの俺がやるという事はそれは大きな損失だよなと思う。それは申し訳ないようないたたまれないような気がする。俺はサブカル好きだけどさ。声真似好きだけどさ。そういう風に考えるとそういうところがおっさんと似た所であって俺が嫌だと思っている。所なのかもしれない。いや、何にせよ。俺声真似好きだから、サブカル好きだから戦うよ。こういうのを冬の運動会っていうのかもしれないな。正直言って苦しいよ。寒い中を走るわけだから。冬の運動会って。でもやるしかないんだよな。俺はそこまで言った時思った。走っているときは無我夢中だ。聞こえてくるのは自分の息の音、ぼやけた音楽。熱い気持ち。でも今、いるのは外でとても寒い。けれど無我夢中で走っているときは温かい。ゴールを目指して走っている。聞けてくるのは歓声。向こうのテントで父さんが姉ちゃんが兄ちゃんが俺を応援している。あれ、兄ちゃん死んじまったんじゃなかったか。俺は思った。そう思っているとおい。「トキよ。」とおっさんの声がした。俺はそれおきいたとき、みんないるよなともってあとはゴールを目指すだけだなと思った。今は俺は外にいて今日は寒いはずだ。でも、不思議と感じなかった。外は寒い。だけど、夢中になっている時は何も感じない。そんなもんなのかなと俺は思った。今は黙って前に進め、無我夢中にゴールへ向かってあのテントへ向かって。と思った。