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父さん。大相撲。向田邦子先生。

ほのてんてーさんがニセコイのマリーの話をしていました。彼女は良い人です。僕もそんな健気な子がいたなと思いだしてしみじみとしました。ニセコイのマリーちゃん。懐かしい名前です。懐かしい名前。思い出、少し僕にもそのような思い出ができつつあるので僕もまた人生経験、思い出が増えてきたのだと感じました。

忘れている事は奇妙なものである時にふとわいてくる。

思い出というものは不思議なものでその場所になくとも心のどこかにしまってあってそれが使っていない古びたトランプのように収まっているものです。と私は読んだ。トランプ。こじゃれた記憶をお持ちでございますね。と一つ。そういうと同時に私の中にも何かこじゃれた記憶がないか考えてみたのだがこれまたどこまでいっても百人一首とお線香の香りばかりで何も洋風のこじゃれた記憶などなかった。心に深くあるのは幼いころの海の記憶だけだった。その浜で父が相撲をしている。私の記憶はトランプというよりは父のだらしのない太鼓腹と少し広い胸板だけだった。どうやら私の記憶のどこにもトランプはなかった。思い出すのは浜辺に立つ父の姿。父の太鼓腹だった。でも、これも確かにあったもので確かにあの時あの浜に立っていたのだ。