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森のこりす。

 

ダイフィンさんが散歩にでかけたそうです。

車の音が川の流れの音の様にごうごうといっていました。

森のこりす

天気はあいにく、良くはなさそうです。梅雨で曇っています。でも、何となく寒いようなけれども、嫌な寒さではなく、すがすがしさを感じさせる寒さ。ダイフィンさんは行く、少しけだるそうな、森のこりすのような声で、ゆっくりとした足取りで、でも、しっかりと、森の妖精は行くのだ。リスが木の実を巣に持ち帰るように周りに注意をして気を配りながら、しかし、慌てない。そこがボクのチャームポイントさ。と言わんばかりに。そうこうしていると、〇〇さんが来た。おや、と思った。ボクは「おや、モミジちゃん。ゆっくりしていってね。」という、彼女ははい。と返す。今、一人いなくなった。二人、きた。でも、本人はせかさない。それがボクの良さだからだ。去る者は追わず、来るものは拒まない。でも、適切な距離は保って、ボクは森のこりすさ。だから、がつがつしないでね。キミもゆっくりしていってね。いや、いいんだ。ボクはこえぐらいの方が過ごしやすいからと森のこりすはいった。ゆっくりとした口調で、葉の緑に目をやり、車にも注意しながら、こりすは思った。車の音も良いものだ。感じ方を変えると自然の中の音だな。と思った。こりすは、曇り空の中をゆっくりと楽しみながら家への帰り道を歩いていった。

いや、いいんだよ。これぐらいの方が僕にはちょうどイイのさ。こりすは語った。車の音に曇り空に、森の緑に、少し、耳に感じた雨音に、心を配りながら。外は曇り空。しかし、彼には、これぐらいがちょうどいいそうだ、