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打ち上げ花火、上から見るか。下から見るか。を見ています。TVスペシャル 菅田将暉 永遠のマーメイド

打ち上げ花火、上から見るか。下から見るか。を見ています。 TVスペシャル 菅田将暉 永遠のマーメイド。

菅田将暉さんと、広瀬すずさんの声がよく合っています。アニメのキャラクターに実写風の声は合わないよ。という声がありますが僕はこの世界が好きです。これは全編投資てバックミュージックが少ないので高校演劇風、題材も魔法の玉を拾った少年が元々恋人だった男の子の役割を肩代わりするという話で高校演劇にあるジュブナイル。ひと夏の冒険もの。そこにはアニメとは違った大きな冒険もない夢や漫画的なヒーローもいないだけど、アニメや漫画的なあこがれている中学生。その日常そこはかとなくかおる夜の街。男女の仲の話。そこにまだ、漫画やアニメが住んでいる。折り重なっている。魔法の玉がやり直させてくれた世界、見せてくれた人時の幻想。二人を包んでくれた瑠璃色の地球。元の世界の恋人役が追いかけてきた。リテイクが続く世界。繰り返される世界。この世界はお芝居なのか。現実なのか。この世界は現実だ。だから、前に進まねばならない。芝居であってもリテイクを続けていると収録が進まないし、作品ができない。進む世界を人は選ばなければならない。どちらの世界を選ぶのか。はたまた夢の世界にいきるのか。どちらを選ぶのかという映画でした。竿後の花火の場面でありえたかもしれない世界が魔法の玉になってそれぞれの人物の所へ降り注いでいった場面は大変心に残りました。夏の夜に魔法の玉がキラキラと降り注いでいく場面がとても幻想的でした。クライマックスで二人が海の中で抱き合って花火を海の中から見ている場面のなずなは本当に人魚になったのだ。と思うほどの美しさでした。そのシーンを見ている時、日本に古来から伝わる伝説八尾比丘尼伝説がテーマのルパン三世のTVスペシャル、ルパン三世 永遠のマーメイドという作品を思い出しました。この作品も人魚姫、八尾比丘尼なので女性がテーマの映画でその映画の中にも、海の中で泳ぐ人魚が出てくるシーンがありました。もしかしたら、なずなも八尾比丘尼と同じように何前回も生きている。同じ世界を繰り返しているのかもしれません。それが菅田将暉さんとの出会いで、前に進めた。あるいはきれいに終われたのだな。と思いました。なんとなくですが菅田さんの声が少し、こもっているのでルパンのような役柄、少し、品行方正ではないやんちゃな男のひと夏の冒険。小さな奇跡といってもいいかもしれません。少し、向田邦子先生のように大人の世界の香りや男女の仲のことなどが感じられて、それでも漫画的なもの。アニメ的なものがまだ介在していて少し、実写のようにもなりたくて、だけれども漫画は頭に置いておきたくて駆け落ちよ。私にはママと同じ血が流れているのよ。と言ってもその反面、やだやだと子供のように泣いて、そんな不安定な時期とルパンのような菅田さんと広瀬さんの演技は大変あっていました。打ち上げ花火、上から見るか。下から見るか。良かったです。僕の好きな西部劇やルパン三世向田邦子先生のパッションが感じられてよかったです。