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桜のせんろと、カワイイせんろ^^ パラレルファクター。政治家稼業。


 今日は、三月三日。お雛祭りの日だ。

不思議なもので、私は、お雛祭りを忘れていた。

せんろさんの秘書たるもの、予定を忘れてはいけない。今日この日は、奏山の農林試験場で、研究されている新しい桜。キララカの開花状況の視察の日だった。

キララカは、奏山初の新種の桜で、従来の品種より、病気に強く。開花している機関も長い。

桜は、美しいが、虫や病気に弱い。と、いう弱点があった。せんろ議員は、桜と言うのは、綺麗なんですけど。どうも、デリケートな所がありますね、なんとか、ならないものか。と、農林試験場の古野さんと、北川さんと、一緒に考えていた。桜の木のことは、全然知らないのに、私も、協力させてください。」と、古野さんと、北川さんたちと話し合っていた。小野道に行った時も、ホテルで、ずっと、桜の本を読んで、桜の木の一生や、特徴などを調べていた。私は、「せんろさん。あんまり、入れ込むのも、良くありません。」と、注意したら、カワイイコエで、あの、私がちょっと、いやな声で、「ごめんネ。のぞみサン。^^でも、桜って、綺麗だよネ。コレ、完成したら、奏山、もっと、キレイに、ナルワ。^^」と、笑った。私は、この時、せんろさん。今、コエ。以外、元に戻ってる。と思った。

最近、私は、思う。せんろさん。素でいる時間が伸びてきているな。と思う。

だけれど、人間に、素なんてあるのかしら。人間、人は、いろんな顔を持っているから、素と言うのは、ちょっと、乱暴な言い方かもしれない。と思う。特に、このせんろさんの場合は、真面目な時も、素じゃないかも。だったら、オンナの子風の時が、素。いや、違うわね。ああ、そうか。この人は、変わってるんだった。まあ、いずれにしても、せんろさんは、二つの顔を持つ人だと思う。そして、私は、少なくとも、その二つの顔の内の一つに憧れて、いや、追いかけて、この世界にやってきた。私は、せんろさんが好き。これは、変わらない。でも、もう片方は、ちょっと、嫌。だって、あのコエ、オンナの子よ。どこから、出てくるの。?って、聞きたい。でも、そのコエも、せんろさんの一部。そう思うと、ちょっと、許せる。そんな中で、もやもやしながら、冬を越えて、春を迎えた。桜が舞っていた。

春を迎えるって、こう書くと、恋が実ったみたいね。でも、私の場合は、まだ、遠いみたい。

この冬。そのカワイイコエの女のコと、黒いスーツの議員さんと、桜、これを行き来していたの。せんろさんと、私は。だから、そのの開花状況の視察の日が、お雛祭りの日だって、忘れてたわ。せんろさんの予定は、暗記してるのにね。なんでかな。そう思っていると、せんろさんは、今日は、キララカの開花状況の視察日です。今日、この日を、満開の状態で、迎えられた事は、大変うれしく思います。と、笑っていた。

そして、この桜は、私も、微力ながら、研究に参加させていただきました。だから、今日この日は、私にとって、ハレの日でも、あります。」と、低くて優しい頼りになる声で言った。

せんろさんは、気が付かないけど、とっても、いい人なの。私は、そう思った。

そして、この気持ちをもって、せんろさんと、一緒に働いていこう。と思った。

この時、私は、まだ、今日が、お雛祭りの日だと、気づかなかった。

気づいたのは、せんろさんの事務所に帰ってからだった。

せんろさんは、車の後部座席から、降りると、すぐに事務所の自分の部屋に走っていって、可愛い白いリボンのついた服に着替えた。大慌てで、着替えて、着替え中も、

部屋から、「アケナいでょう^^」と、カワイク言った。^^

そして、出てくると、私に、「コレね。マジカル・カヨちゃんのフクぅ~。ドウダ。ニアウダロ。^^ のぞみさん。」と、笑った。さっきまでの、せんろさんと、声も、何も違っていた。奥で、せんろ議員は、きっと。疲れて、寝ているんだわ。」と思った。

目の前の女のコが、さっきと、同じ人だとは、思えなかった。

けど、このコは、間違いなく、せんろさんだった。

私が、キッと、睨むと、そのコはカワイイコエで、「のぞみさん。^^怖い。これネェ。まほーで、変身したんだヨ。わたしのまほー。ミセテ、あげる。^_^オレーンジ。レモーン。ッテ。」と、青い顔をして言った。^^

顏は、青ざめていた。

私は、大声で、言った、「なにが、オレーンジ。レモーン。ですか。」と、怒った。

私が、怒ると、せんろさんは、私に、「キョウ。^^オヒナまつりナンダケドナ。^^」と、震えながら、言った。

私は、それを聞いたとき、「そうか。」と気づいた。

でも、怒りの方が、勝って、着替えてください。着替えてきなさい。と、怒っていた。

でも、その時のせんろさんは、ちょっと、可愛かった。良く似合ってるわと思った。

でも、ここで、私が、負けたらだめ。だって、せんろさんが好きだから。そう思うと、怒る時にも、力が出た。私は、せんろさんが好き。だから、負けない。

 

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