トリックアトリート。政治家稼業 パラレルファクター。
私は、高校生の時、バレーボールをしていた。
海ちゃんと、愛ちゃんと一緒に。ネットスポーツは、仲間と一緒に、同じ場所に立って、するのが、良いと思う。ソフトボールや、サッカーも良いけど、バレーボールも、良いと思う。
相手のボールをブロックしたり、強いスパイクやサーブを映ったり、ボールをトスしたりも、してた。バレーボールは、ボールを落としちゃいけないから。
練習が命なの。コーチの指導も、つらいけど、仲間。お友だちがいたから、頑張ることができたわ。
頑張るって、口でいうのは、簡単だけれど、実行する。のは、大変よね。
その分、大変だと思うし、涼しい顔なんてできないと思うわ。
私も、バレーボールをやってた時、そうだったから。
でも、皆、海ちゃんも、愛ちゃんも、頑張っているのを。ボールを追いかけて。
汗を輝かせながら、飛んだり、跳ねたりしているを見ると、皆も、一生懸命、やってる。
だから。私も、頑張ろう。やってみようって。思うもの。
あの頃の私くらいのせんろさんは、なにをやってたのかしら。
スポーツとか、やっていらっしゃったのかなあ。なんて、そんな事を思っていた。
せんろさんのことだから、「私は、帰宅部でした。とか、何か、ふざけたこと。やってたに違いないわ。不良なんかに憧れてたりして。
私が、高校生だったように。せんろさんも、安達さんも、私、よく知ってるんだけど、カゲト君も。皆、高校生だったのよね。
そして、今がある。不思議よね。みんなつながっているのよね。
悪い日も、いい日もあると思うわ。だけど、それはね。みんなつながっているのよ。
だから、私は、一日、一日、くのないように。生きたいわ。
これも、言うのは、簡単で、実行するのは、大変だと思う。
けれど、そう思った時、バレーボール部で、皆で、あの時、練習した時の事を思い出すの。あの、体育館で、夕日を浴びて、放課後。愛ちゃんと、海ちゃんと、一緒に、同じユニフォームを着て、練習した。あの時の事を。
好きだったな、ボール打つの。ボールのコントロールが難しくって、よく失敗してたけど、上手くできたときは、よしって。うまくいった。って、思うの。
そしたら、周りの皆が特に、海ちゃんが、ナイス。のぞみんって。言ってくれた。
嬉しかった。褒められるって。褒められることよりも、上手くできたことが、うれしかったわ。私。その時、うれしくって。ありがと。って、ハイタッチしたもの。
いまでも、覚えているわ。私にとって、忘れられない。メモリーね。この事は。
私は、そう思いながら、コーヒーを飲んでいた。せんろさんも、最近は、忙しい。
せんろさんが、忙しいと、私も、忙しくなる。最近は、ワコクのIT技術特区を作るために、
ワコク清和党は、右往左往しているわ。
せんろさんは、「ワコクを、よくするために。明日の和をつくため、心を一つにして。」って、言ってた。
本当に、不思議だわ。あの会議の時は、カッコいいのに。会議が終わって、
休憩するときなったら、私の所へ来て、うれしそうに。「いやあ。のぞみさぁ。今日は、ハロウィンじゃってなぁ。じゃって、お菓子をくいやい。」って、何かのまねしてるの。
何のまねなの。?不思議だわ。私が、呆れた顔をしてると、いや、あの。今日、ハロウィンなの。知らない。?」っていって、苦笑いしてた。
私は、「議員。しっかりしてください。」って、言ったら、せんろさんは、
「おう。ようわかちょ。おいは、ふざけては、おいもはん。」と、言って笑って、
私の近くで、水を飲んで、会議室に、戻っていったわ。
その後ろ姿。とっても、かっこよかったなあ。
私は、議員が好きなのに。なんで、わかってくれないの。
そう思うと、少し、寂しい気持ちになるけど、嬉しそうに、私の前で、楽しそうにふざけている、彼も、いいなあ。って、ちっとも、よくないけど、おもっちゃったわ。
ハロウィンか。私は、そう思った。
そう思うと、私の頭の中で、さっきのせんろさんが浮かんだ。
「のぞみさぁ。トリックオアトリートじゃあ。のぞみさんも、一緒に、ふざけもはんか。」と笑った。その笑顔は、子供みたいな、笑いだった。さっきと、同じような。
私は、その時、ちょっと、おかしいと思った。けれど、こう思った。
ふざけちゃダメって。ここで。私が、折れちゃダメ。って、そう思った、
そう思うと、心の中が熱くなった。
その時、私は、モンモンとしていた。
けれど、嫌では、なかった。
その時、どこか、初めて、スパイクを決めたときみたいなさわやか気持ちだった。
不思議だわ。私は、それを感じたとき。そう思った。