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夏の日に。パラレルファクター。僕のお誕生日スペシャル

夏の日に。
青い空、青い海。そして、白い砂浜。浜には、たくさんの親子連れ、子供たちの声がしていた。
かなで山にも、夏は来る。場所が、場所であるから、他県よりは涼しい。
しかし、涼しい、涼しいと言われながらも、だんだんと暑くなってきている。
なので、海水浴で、この浜も、賑わっていた。

浜の浜茶屋、海の家からは、惜しそうな焼きそばのソースの匂いがする。
浜茶屋のキャベツやもやし、それから、豚肉が、おいしそうに、ジュージューと音を立てて、焼けていた。
おやおや、こちらも、海水浴で、賑わっているようである。

キャベツも、もやしも、豚肉も、いい色にひやけして、麺も、ソースの色で、美味しそうに焼けていた。
それを焼いているのは、山本という一人の青年であった。

この青年、普段は、かなで山の洋食店で、働いているのだが、海水浴で、賑わうこの時期は、
浜茶屋に出て、やきそばや、かき氷、ラーメン、おにぎりなどを作っていた。

そうこうしているうちに、焼きそばが、出来上がったようである。
山本は、元気よく「焼きそば。できたよ。ばあちゃん。と、元気に言った。
すると、おばあちゃん。この浜茶屋の主人のおばあちゃんが、「はいよ。」といった。
おばあちゃんは、そういうと、その焼きそばをお客様の所へ持っていった。

その焼きそばは、夏のかなで山の太陽に照らされて、とても、美味しそうなにおいをさせていた。
先ほど、鉄板の上での、海水浴を終えた彼ら。そんな彼らを待つ人とは、どんな人なのだろうか。

その人は、浜茶屋のござの上に、すわって、長いテーブルに手を置きながら、かなで山の海を見ていた。
おばあちゃんが、焼きそばを持ってくると、その人は、「おばあちゃん。ありがとうございます。
これが、食べたかったんです。カメリアだと、なかなかなくって、あっても、高いんです。ありがとうございます。」といって、笑った。

その人が、そういうと、浜茶屋のおばあちゃんは、「へえ、カメリアから。この浜も、有名になったもんやんね。」と、お国の方言で、答えた。
それを聞いて、その人は、「おばあさん。方言、いいですね。僕は、都の育ちで、方言ていうものを
あんまり、使わないで、育ったものですから。とても、新鮮な気持ちになります。おばあさん。
かなで山の海はいいですね。カメリアのビーチとは、また違った魅力がありますね。いや、かなで山は、いいところだ。」といった。
その人が、そういうと、おばあさんは、「そうかいね。それは、良かったわいや。
観光客さん、また、きてくださいね。今度は、冬きてくだはれや。冬は、魚がうまいですよ。」と、言った。
そして、「ごゆっくり」ということで、その人にごあいさつをして、また、山本青年のもとへ帰っていった。
その人は、おばあちゃんが帰った後、海をながめながら、頼んだ焼きそばをおいしそうに食べていた。
その人は、焼きそばを食べながら、この景色。どこかで、見たことがあるぞ。
ああ、鉄のくじらという、映画の戦艦の進水式のシーンの海に似ているな。
あのシーンは、ワコク防衛軍の鉄の鯨号が、ボー。ボー。と、汽笛を鳴らすシーンで、とても、美しかった。
あの映画は、まだ、ワコクが戦争をしていたころの話で・・・主人公のすずこがまた、可愛ったなあ。
あの海はたしか、ワコクでも、もっと、南の方の撮影だったようなきがするけど、海の青さがよく似ているなあ。と思っていた。

鉄のくじらというのは、ワコクで、ヒットした映画で、戦争を書いたものであるが、その中にあって、
家族のきずなや、人々の暮らし、など。戦争は、遠いもののようでいて、近いものだ。
戦争は、昔の事ではなく、我々の日々の生活と、結びつたものである。ということを書いた映画で、この人も、この映画を評論した。

その人は、その映画の鉄のくじら号の進水式のシーンを思い浮かべて、良かったなあと思っていた。
その人がそう思っていると、とても、楽しそうな声がした。
カップルだろうか。いや、仲のいいきょうだい、お友達のようにも、見える。

その声の主は、とても、可愛い、水着を着ていて、水着なのに、スカートのようなものもついていた。
その子の可愛いおへそがちょこんと見えていた。
その人は、その女の子の顔を見ると、
「あれ。」といった。このせいで、さっきの感動的なシーンのイメージは、どこかに行ってしまった。

この時、この人は、これが、ぷっつりと、きれてしまったので、ああ、俺は、映画評論家だぞ。こんなことで、
ぷっつりと切れてどうする。と思っていた。
それにしても、結構、いい線一点じゃないの。結構可愛いですよ。
あの子。と思っていた。

その人が、そう思っている間、その女の子の近くにいる男の人は、
顔を少し、あからめて、「その水着。いいとおもうよ。アスミちゃん。」と言っていた。

その男の人がそういうと、その人は、あの子が、町田さんですね。一途なんですね。、乃木さん。なんだが、すずこににているなあ。
と思っていた。

その人がそう思っていると、その女の子は、「ありがとう。町田君、この水着。似合ってる。?
ありがとうね。この水着ね。町田君に、見せようって思って、着てきたんだ。そう、良かったの。
ふふ、それは、とっても、嬉しいことだね。ありがとうございます。良かったね。」と言って、喜んでいた。
その子が喜ぶたびに、その子の体も、嬉しそうに弾んだ。
嬉しい気持ちを体全体で表した。
園からが揺れるたび、その男の人は、顔を赤らめた。この人にとっては、夏は、ちょっと目のやり場に困る、季節かもしれない。
その人は、アスミちゃん。良かったね。と、恥ずかしそうにしていた。
その人がそういうと、その子は「はい。」と、元気に言っていた。
そんな二人の近くで、焼きそばが美味しそうに焼けていた。その匂いは、とても、美味しそうだった。