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いちにのきゅうちゃん その二 パラレルファクター

はーい。僕ね。きゅうちゃん。

僕、街を歩いていたら、スカウトされちゃだ。

これは、これは、どうしたもんか。

僕をスカウトしてくれたのは、キスビット人の外人さん。

僕ね。生で、外人さんさんが、魔法、呪詛ってのを、使うところ見ちゃった。

それ見てたらね。僕に使える魔法っていうのも、あるのかなと思っちゃって、そしたら、僕、やる気になっちゃったんだよね。

というわけで、僕は、あの書類に、書いてあった。

場所、かなでやま県かなでやま町 ゆめが丘っていうところに行ったんだ。

そしたら、そのには、小さいビルが、あった。

三回だてぐらいのそれを見て、ぼくは、チェ、さんかいだてかあ。ちょっと残念だなあって思ったけど、ここが、ぼくの所属事務所になるんだなあ。所属事務所ってのも、変だなあ。まあ、ぼくのお仕事場。今風の言葉で、いうと、

オフィスだね。ねえ、ぼく。横文字にも、詳しいでしょう?兄さんが、外国語が好きなもんだから、よく知ってんの。ぼく。

ふふ。そんなわけで、ぼくは、ぼくのオフィスに入った。

僕は、受付のおねえさんに、あの、僕、坂本です。坂本 九です。テレビに出て見ないって、言われて、僕、ここまで、来たんですが、って、言ったら、受付のおねえさんは、あの、担当は、誰ですか。あの、ここに書いてあるんですが。あの、と、僕は、いって、そのお姉さんに、ここになまえがかいてあります。

なんと、読みますか?と、いったら、あー、ザウナーと読みますね。あの、すみません。本当に、ザウナーが、こちらに来るようにいったんですか。と、いった。

僕は、そうお姉さんが、いったとき、お姉さんの言葉のお尻に、不安な音が、あることを感じ取った。僕は、耳がいいから、そういうのは、よくわかるんだ。僕が、そういうとなら、帰ろうと、して、すみませんでした。失礼いたしました。と、踵を返すと、そのお姉さんは、ちょっと、お待ちください。今、確認いたします。

お待ちください。と、いったので、僕は、しばらく待った。だけど、間違い、騙されたってことになれば、なんだよって、何すんだ。って、文句をつけて、帰ろうって、思って待った。

僕が、待ってる間、お姉さんは、キスビットの言葉で、一生懸命、確認してくれていた。

なんていったかは、僕には、わからなかったけど、その声は、とても、可愛い、カナリアみたいな、いい声だ。って、ことは、わかった。

僕は、耳が、いいから、その人が、怒ってるな。って、ことは、よくわかった。

僕が、待っていると、そのお姉さんは、そのお姉さんは、言いたいことを言い終わったようで、とても、スッキリした顔をしていた。

そして、僕に、こういった。 

今、確認しましたところ、確かに、あなたをデビューさせると、いう、趣旨の事を申しておりました。

彼は、嘘をつきません。キスビット人は、嘘をつきませんから。と、カナリアみたいな声で言った。

それを聞いて、僕は、安心して、そのお姉さんの声が、さっきよりも、とても、いい声に、聞こえた。

僕は、その声を聞きながら、倭国中の受付のお姉さんが、このお姉さんみたいな声だったらいいのに。と、思っていた.。

そう思うと、僕は、幸せだ。幸せっていうのは、空の上じゃなくても、ここにも、あったんだ。と思って、ボカア、デビューできるんだ。って、思って、喜んでいた。

僕が、喜んでいると、女の子の声がした。

女の子は、あの、すみませーん。あの、すみませーん。と、元気に言っていた。

その声を聞いたとき、その子が、あのすみませーん。と、言ったとき、なんだか、ワコク語なんだけど、フランス語みたいに聞こえた。

ボンジュールとか、ボンソワールみたいに。

とにかく、その声は、とても、特徴的な声だった。

その女の子には、僕と違って、男の受付の人が、対応していた。

その人が、どうなさったんですか?どのような、ご用件ですか。と、いうと、その女の子は、あの、すみません。私、この近くに住む、黒柳ですが、昨日、外国の人に声をかけられて、私、あの、私、あんた。テレビに出て見ないって、言われたんですが。それって、ここであってます。?あの、住所とか、ここに書いてあるので、あってるかって事です。これ、間違いじゃないですよね。私、騙されて、ませんよね。父さんが、この世界の人は、人を騙すから、気をつけなさい。お前、みたいなやつは、とって、食われるぞ。って、父さんが言ってた。ここであってますよね。

と、聞いていた。

その人は、その黒柳って、女の子が、あんまり、いっぱい、一方的に話すから。あっけにとられていた。

これが、僕と、とっとちゃんの最初の出会いだった。

この時は、僕も、とっとちゃんも、子供というか、ヤングだった。

僕が、その子を見ていると、その子は、僕の方をじーっと見て、ニコッと笑って、あなたも、呼ばれたの?私、黒柳徹子。です。と、元気に挨拶をしていた。

あれ、僕らって、名前も、何も、まだ知らないよね。

変な子だなあ。なーんて、思っていた。