僕は、学校からの帰り道、綺麗なお姉さんにあった。
僕は、その女の人を見たとき、とっても、綺麗な人だ。と思った。僕は、その人に、見とれていたんだ。いんどにも、綺麗な人は、たくさんいたけど、ああいうタイプは、なかなかいなかった。僕が、その女の人に見惚れていると、
ハワードが、、「ラージ。?どうした。あの子、かわいいなあ。あれ、大学生。ラージ。ちょっと、声をかけて、見ようぜ。」って、いった。
僕は、この時、ちょっと、待ってよ、僕は、女性と話すなんて、無理なんだ。とおもった。
だから、僕は、ハワードに、「いや、やめようよ。見るだけだよ。見てるだけ。」って、いったんだ。
僕が、そういうと、ハワードは、「ラージ。お前、何のために、インドから、ドレスタニアに、留学したんだ。男になるためだろ。強くなるためだろ。声かけるぐらい、やってみようぜ。」といった。
ハワードの言うことは、最もだ。僕は、色々、学ぶために、インドから、この国にやってきた。この国からインドは、とても、遠い。
インドから、この国も、とても、遠いところにある。だから、寂しいときも、ある。
夜なんか特に。だけど、ここにきて、僕は、ハワードに出会うことができた。シェルドンや、レナード。ペニーやバーナデット、それから、心優しいガーナ校長先生。町田くんにも、アスミちゃんにも、黒柳さんにも、会うことができた。
僕は、みんなに会えて、とても、よかったと思うよ。
僕は、、この学校に転校せずに、あのまま、インドに、いても、お手伝いさんと、妹と、とうさんと、母さんと、象と、いっしょに、楽しく暮らしていたとおもう。
けれど、僕にとって、この学校に来て、みんなと学ぶことは、僕の人生にとって、大変いい経験だ。
だから、僕は、この国で、頑張るんだ。
僕は、ハワードが、そういっているのを聞いて、そうおもった。これも、一つの勉強だ。経験だ。と思った。そう思うと、声をかけてみようと思った。
そう思った僕は、ハワードと、いっしょに、その人に、声をかけた。
元気よく声をかけたんだ。
いや、いい天気ですね。って、
でも、その人は、一生懸命何やら、書き物をしているみたいで、僕たちに、挨拶を返してくれなかった。
その時、僕たちは、顔を見合わせた。
こんな、はずじゃなかったのに。って、思ったよ。
けれど、僕たちは、諦めなかった。
僕たちは、もう一度、声をかけた。
今度は、すみません。何を書いているんですか。?と、僕が声をかけた。
すると、その人は、「ちょっと、何。?といった感じで、こっちを見た。
僕は、その時、ちょっと、怖い。とおもってしまった。
僕が、そんな風にしていると、ハワードが、
「おい、何やってるんだよ。」って、小さい声で言って、変われ。と言った。
今度は、ハワードがその人に話しかけた、
ハワードは、その人に、「すみません。何を書いているんですか。?」と言った。
その声は、元気ないい声だったけど、
ハワードの顔は、少し、赤くなっていた。
その人は、もう、なんなの。と言う、感じで、
僕たちに、「今度、雑誌に載せる。小説よ。」と言った。
その人が、そう言うと、ハワードは、「へぇー。小説を書いているんですね。僕も、好きですよ。小説。僕、ハワードです。と言った。
僕は、ハワードが、そう言うと、「ラージです。中学生です。そこの。」と、その人に、挨拶をした。
僕は、この時、そこって、どこだ。と、自分で、思いながら言った。
その人は、僕がそう言うと、その人は、今は、忙しいの。今、いいところなのよ。と言った。
僕は、ごめんなさい。と言った。
なんだか、この人は、小説を書くのに、忙しいみたいだ。
その人は、一心不乱に、小説を書いている。
僕たちは、なんて気迫だ。とおもって、また、顔を見合わせた。
この時、なんだか、悪いことしたかなとおもって、僕は、苦笑いした。
ハワードは、それを見て、ふふっと、笑った。
やっぱり、僕が、大学生のお姉さんに、声をかけるなんて、無理だったんだな。とおもった。
僕は、そうおもって、ハワードの顔をじっと見ていた。
僕が、そうおもっていると、
僕は、「やあ、ラージじゃないか。どうしたのと、声をかけられた。
誰だろう。? シェルドン。?
僕は、そうおもって、後ろを振り返った。
やっぱり、その声の主は、シェルドンだった。
シェルドンは、僕に、「ラージ。何してるの?
ハワードも、君、ツン子さんの知り合い。
今、彼女は、小説を書いているからね。話しかけるのは、ちょっとやめておいたほうがいいよ」と言った。
僕は、シェルドンがそう言った時、
あのお姉さん、シェルドンのお友達だったのか。とおもって、びっくりした。
ハワードも、「そうなの?」と言って、びっくりしていた。
僕たちがびっくりしていると、シェルドンは、
「僕が、彼女のことを知っていたら、何か、不満なの。悪いけど、彼女と知り合いなのは、僕だけじゃないよ。レナードも、シチュワートも、彼女と知り合いだ。僕たち三人は、よく、ここで、時々お話をするんだ。
なんでも、僕とか、シチュワートとか、ちょっと意外だけど、レナードと、お話をすると、
なんだか、お話のアイデアが、湧いてくるんだって、不思議だよね。」と言って、笑った。
シェルドンが僕たちに、そんなお話をしていると、ツン子さんは、お話を書き終わって、シェルドンに、「あら、シェルドン。」と挨拶をした。
シェルドンは、ツン子さんに挨拶をされると、
「御機嫌よう。未来の大作家先生。シェルドンです。彼らは、ハワード君と、ラージ君です。二人とも、僕の友達です。」と言った。
シェルドンがそう言うと、ツン子さんは「そうなの。」と言って、わらった。
不思議だ。さっきまで、僕たちだけだったら、
なんだか、少しだけ、ギスギスしていたのに、
シェルドンが来た途端、なんだか、雰囲気が、あかるくなった。
シェルドンは、凄いなあ。と関心した。
僕が、シェルドンに関心していると、
ツン子さんは、僕たちに「作家は、ごめんなさい。ちょっと、小説を書くのに、真剣になってしまって。」と、僕と、ハワードに、謝ってくれた。
僕たちは、ツン子さんが、謝った後、「こちらこそ、突然声をかけてごめんなさい。」と言って、謝った。
シェルドンが、謝る僕たちを見て、「君たちが、謝っているところ、初めて見たよ。」とわらった。
シェルドンが、笑うと、「今日のシェルドンは、機嫌がいいですね。」といって、笑った。不思議だ。さっきまで、鬼気迫るような顔をして、お話を書いていたのに、なんだか、さっきとは、別人みたいだ。と思った。
僕が、そう思っていると、ハワードがニコッと笑って。「ラージ。今、可愛いって、思ったろう。?ツン子さんの事。?といって、笑った。
僕は、そういう、ハワードに「違うよ。インドの神様に誓って、違う。」といった。
僕が、そういうと、ハワードは「そうか。?ならいいんだ。でもさ。さっきと違って、可愛いよ。お姉さん。」と言って笑った。
僕も、そうだ。と思った。
僕が、そう思っている間、ツン子さんは、笑っていた。
小説が、かけて、ほっとしたのかな。
読んでみたいな。お姉さんの小説、きっと、面白いだろうな。
僕は、そう思って、お姉さんを見ていた。
長田克樹 (id:nagatakatsuki)さん、沿玉県の古手都子さんをお借りしました。