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アスミちゃんにプレゼントを買いました。 パラレルファクター

今日は、十二月二十日。

 

かなで山の町は、雪が降っていて、寒かった。

 

僕は、コートを着て、寒いな。寒いな。と思いながら、街を歩いていた。

 

町を歩くと、赤や青のイルミネーションが、町に輝き、僕と、変わらないくらいの男の人と、女の人が、あちこちに歩いていた。

 

僕は、その人たちを見て、この人たちは、カップルだろうか?と思った。

そう思うと、もう、そんな季節か。とおもった。

 

僕は、夜、眠れない時や家にいて、退屈した時、あてもなく、かなで山の町を歩くのが、好きだ。

 

町には、色々な人がいる。色々な、お店がある。この間、僕は、植木等さんに、かなで山の町で、あった。思いがけない出会いだった。

 

お笑い芸人の又吉さんにも、あったことがある。

町を歩くと、色々なものに出会うことができるから、不思議だ。

 

この間、町を散歩した時は、もう、秋だな。と、思ったのに、知らないうちに、雪が降って、知らないうちに、寒くなった。

 

早いものだと思った。

今日は、ある目的があって、僕は、町を歩いている。眠れないとか、退屈だ。とか、ではない。

 

僕は、かなで山の商店街に、行った。

今、かなで山の商店街は、クリスマスセール中だそうで、たくさんの人で賑わっていた。

 

お肉屋さんの前を通った時、美味しそうなコロッケの匂いがして、僕は、コロッケを買いたくなったが、我慢して、通り過ぎた。

 

お肉屋さんのお母さんが、コロッケ、揚げたてだよ、美味しいよ。と、言っていた。

とても、威勢のいい、元気な声で、僕は、一つください。と、言いそうになったが、心を鬼にして、我慢した。

今度は、電気屋さんの前をとおった、

電気屋さんのラジオからは、町山さんと、宇多丸さんの声がした。テレビでは、植木等さんが面白いことをしていた。

 

植木等さんは、サンタクロースの格好をして、

「へへ、僕は、春からずっと、寝てましたから、この時期ぐらいは、働かないとね。

サンタクロースってのは、気楽なもんだ。」と言っていた。

 

僕は、電気屋さんの前で、そのテレビを見ていた。面白いので、ずっと、見ていたいと思ったが、さっきと同じように、心を鬼にして、我慢した。

お肉屋さんと、電気屋さんの誘惑を越えると、

目的地の文房具屋さんにたどり着いた。

 

この文房具屋さんは、僕が小さい頃、よく鉛筆や消しゴムやノートやボールペンを買いに来た店だ。

 

今日は、このお店で、クリスマスプレゼントを買う。何を買うかは、もう決めてある。

僕は、お店に、「こんにちは。」と、言って、入った。すると、お店の人が、「こんにちは。」と言った。

 

お店の人は、こんにちはと言いながら、とても、嬉しそうな顔をした。そして、僕に、こんにちはというと、「あ、ヤスオのお坊ちゃん。」と言った。

僕は、そう言われた時、懐かしい気持ちになった。懐かしいというほど、まだ生きてはいないけど、その声を聞くと、僕は、懐かしい気持ちになった。

このお店も、久しぶりだ。音なってからは、始めて来た。

お店の人は、僕に、大きくなったね。ヤスオのお坊ちゃん。」と、会計をする所から出て来て、懐かしそうに、いった。

お店の人は、僕に、「ヤスオの坊ちゃん。今日は、なにを買いに来たの。」といった。

僕は、そう言われた時、なんだか、恥ずかしい気持ちになった。

 

けれど、僕が、何を買いに来たか、ちゃんと、伝えようと思って、「今日は、クリスマスプレゼントを買いに来ました。」といった。

 

僕が、そういうと、お店の人は、「そうか、クリスマスプレゼント。いいもんだ。」といって、ニコッと笑った。

 

お店の人が、そういうと、僕は「はい。そうなんですよ。」といった。

僕が、そういうと、店の人は、あの時と同じように、いいものがあるよ。と、僕を案内してくれた。

僕は、お店の人に、ついていった。

 

この時、僕は、小さい時にも、こんなことあったよな。と思った。

そう思いながら僕は、お店の人についていった。

このお店の棚は、昔見た時は今より、もっと、大きかったような気がする。

けれど、今は、昔より、少し、小さく感じる。

僕が、大きくなった、ということなのだろうか。

そんな事は、当たり前なのだけれど、その事を改めて、感じた。

あれから、何年経ったのだろう。?なんだか、凄く、昔のように感じる。

アスミちゃんは、あのボールペンを今も、使っていると言っていた。

 

僕は、とても、うれしい。

 

僕が、そんな事を思いながら、お店の人についていくと、そこは、手帳売り場だった。 

そこには、いろんな色の手帳が、あった。

赤や青、黒に、ピンク、紫、黄色。

それだけではない、おしゃれなハートやリボンや音符の柄の手帳が、あった。

 

僕は、たくさんの手帳を見たとき、とても、楽しい気持ちになった。

僕が、それを見て、喜んでいると、お店の人が、「ヤスオのお坊ちゃんは、変わらないな。」と言って、感心していた。

 

僕は、そういわれたとき、子供っぽいって、いわれているようで、あんまり、言わんといて。と、思ったけど、子供のころと、あんまり変わっていないものを持っていると、言われたような気がして、嬉しかった。

 

あれから、何年たったんだろう。僕も、あれから、成長できたかな。?

アスミちゃんも、変わっているのかな。と思った。

 

僕は、そう思いながら、おしゃれな、音符の柄の手帳を手に取った。

すると、お店の人は「それにするの。お目が高いね。」といった。

 

僕は、そういわれて、嬉しくなって「お目が高いですか。」と言って、喜んだ。

僕が、そういって、喜ぶと、お店の人は「それはね。キスビット。と言う国の手帳だよ。」と言ってくれた。

 

僕は、その国の名前を聞いたとき、とても、嬉しい気持ちになった。

キスビットと、言う国は、僕とアスミちゃんが、冒険を繰り広げた国で、

皆で、国を救うために頑張った思い出のある国だ。

 

僕は、その国で、自分のやるべき事を、ちゃんとやることの大切さを学んだ。

僕が、自分のできることを、ちゃんとやると、アスミちゃんや、仲間の皆も、しっかりと、答えてくれる。

 

人は、一人で、なんでも、やるのは、大変だ。けれども、仲間がいれば、なんでも、出来る。皆で、頑張れば、皆の力を出し合い、高め合えば、びっくりすること、本当にびっくりする事も、起こすことができるという事を学んだ。

 

キスビットは、今、どうなっているのだろうか。カウンチュドさん、クォルさんは、今、どうしているだろうか。ルビネルさんも、どうしているだろうか。メリッサさんも、紫電さんもどうしているのだろうか。ダンさんも、どうしているだろうか。

皆も、それぞれの国で、皆、それぞれに、頑張っているのだろうか。

 

また、会いたいな。皆、元気かな。頑張って。

僕は、キスビットと言う国の名前を聞いたとき、そう思った。

 

そう思った僕は、お店の人に「キスビット。知ってますよ。僕、これにします。」といった。

僕が、そういうと、お店の人は、「分かったよ。」と言って、

その手帳を、レジに持っていくと、綺麗に袋に入れてくれた。

その袋には、サンタクロースの絵や、トナカイの可愛い絵がかいてあった。

僕は、お金を払ってその可愛い袋に入った手帳を、お店の人から受け取ると、お店の人に「ありがとうございます。」といった。

 

その時、僕は、顔を真っ赤にしてしまった。なぜならば、「ヤスオのお坊ちゃん。アスミちゃんに、メリークリスマスだね。」といったからだ。

 

僕は、その時、お店の人には「クリスマスプレゼントを買いに来ました。」としか言っていないのに、なぜ、お店の人に、アスミちゃんにクリスマスプレゼントを買いに来たという事がわかったしまったのかな。」と思った、そう思うと「僕の顔に書いてあるんやろうか。」と言う気持ちになった。

そう思うと、何だか、おかしくて、笑った。

 

お店の外に、「ありがとうございました。」と言って、出ると、寒かった。

僕は、寒いな。寒いな。と思って、僕の家を目指して歩き出した。

けれど、アスミちゃんの、クリスマスプレゼントを買うことができて、良かったな。と思った。

僕が、そう思っていると、雪が降ってきた。

僕は、それを見て、「あ、、雪だ。」と呟いた。

 

 

坂津 佳奈 (id:sakatsu_kana)さん、キスビットをお借りしました。

フール (id:TheFool199485)さん、ルビネルさんをお借りしました。

らん (id:yourin_chi)さん、クォルさんをお借りしました。

長田克樹 (id:nagatakatsuki)さん、紫電さんと、メリッサさんをお借りしました。

お米ヤロー (id:yaki295han)さん、カウンチュドさんをおかりしました。

たなかあきら (id:t-akr125)さん、ダンさんをお借りしました。