僕と、ハワードとバーナデットは、ハワードの家で、夕食を食べた。
この日は、僕が、企画して、ワコク ナイトという事で、手巻き寿司を作ってたべた。
僕は、一生懸命、手巻き寿司の事を調べたんだ。
手巻き寿司は、ワコクで、よく食べられているポピュラーな食べ物で、とても面白い食べものなんだという事がわかった。
みんなそれぞれ,海苔を手で持って、その上に、酢飯を載せて、自分の好きな具を、載せて、自分の手で、それをまいて食べるんだ。
僕は、それを知ったとき、自分で、寿司を簡単に巻いてつくるなんて、素敵だなと思ったんだ。
これは、ハワードも、バーナデットも、喜ぶぞ。と思って、みんなで、作りたいと思ったんだ。
けれど、ここからがたいへんだったんだよ。酢飯作りが大変だったんだ。材料も集めるのが、大変だった。
お塩に、お酢、お砂糖、それから、海苔、僕は、この時まで、知らなかったんだけど、お寿司って、お砂糖をつかうんだ。
お砂糖を使うなんて、ケーキみたいだね。知らない事を、また一つ勉強したよ。
知識が一つ増えたよ。
知っていることが増える事って、素敵だよね。知識って、たくさんあるんだ、星の数ほど、あるんだ。夜空の星くらい。
いや、もっとかな。それで、僕は、酢飯作りを始めた。
炊いたご飯と、お酢とお塩と、お砂糖を混ぜたものを混ぜてたよ。しゃもじで、混ぜていった。
ご飯も初めて炊いたよ。お米を洗って、お水を入れて、電子ジャーで炊いたんだ。
僕が一生懸命、お米を研いでいるとハワードがニコニコしながら、「ラージ。さっきから、何、やってんだ。?」と、横から見てきた。
お米を研ぐと、白いお米の汁がでてきた。その白い汁の中で、僕のキャラメルブラウンの肌の手は、シャカシャカと仕事をしていた。
ハワードはそれを見て、「何だか、面白そうだな。それ。僕にもやらせてよ。」といった。
けれど、僕は、断った。お米は、僕が研ぎたかった。ハワードに任せると、絶対、お米を、流してしまうと思った。このお米なんだけど、これ実は、ワコクの米じゃないんだ。
これは、ライスランドのお米なんだ。僕は、食べものにこだわる男だから、ライスランドのお米にしたんだ。
ハワードは、僕がシャカシャカと、お米を研いでいる間、ずっと、それを見ていた。
僕がお米を研いでいるのを見ながら、ハワードは、僕に「手なら、さっき洗ってきたよ。ほら、こんなに。きれいだ。」
といって、手を見せてきた。
僕はそれを見たとき、ハワードはそんなに、お米を研ぐのをやってみたいのか。と思った、僕は、ハワードにも、シャカシャカをやらせてあげることにした。
ハワードは喜んで、米を洗うのをやっていた。僕はその時、ハワードが、コメのとぎ汁と一緒に、洗ったお米を流しに捨てないように、FBI捜査官みたいにハワードを見ていた。
FBI捜査官って、かっこいいよね。クリミナルマインド。よく見てるよ。
僕が、FBI捜査官みたいにハワードをみていると。ハワードが「なんだよ、どうしたんだよ。?」と聞いてきた。
僕は、ハワードに、「ハワードが、洗ったお米を、流しちゃうと思って。気を付けてね。インドの神様に誓って。」いった。
ハワードは、大丈夫だよ。といったけど、その時のハワードの顔が笑っていたので、僕は心配になった。
僕は、ハワードを見守った。僕が見守っていると、ハワードはとぎ汁をすてた、僕は、この時、インドの神様にお願いをしたんだ。
「あー。神様。ハワードと、可愛い、可愛い、お米ちゃんたちをお守りください。」って。
もちろん。心の中で。顔はFBI捜査官みたいな顔のままだよ。キャラメルブラウンの肌のFBI捜査官って、かっこいいだろうな。
僕の祈りのおかげで、可愛い、可愛いお米ちゃんたちは、流れなかった。
よかったよ。
そして、僕たちは、お米を炊いた。お米が炊けると、お米の甘い匂いがしてきた。
炊飯器も、今日、今夜のために、頑張って、探したんだ。
その匂いに、誘われて、バーナデットちゃんがやってきた。
バーナデットちゃんは、「なんて、甘い匂いなの?いいにおい。」といて喜んだ。
こうして、僕は、酢飯を完成させた。しゃもじで、酢飯を混ぜるとき、ハワードと、バーナデットちゃんにも、手伝ってもらったんだ。
バーナデットちゃんは、お手伝いをする前に、洗面所に手を洗いに行った
二人とも、目を輝かせていたよ。もちろん僕も。皆で何かをするって、楽しいことだよ。
ここまで、来ると、次はお魚。僕は、冷蔵庫から、取り出してきた。おいしい赤身は、マグロやサーモン。白身は、ヒラメ、スズキ。いかもあった。
今日は、ワコク ナイトだから、ワコクのかなで山のお魚をそろえたんだ。
バーナデットちゃんはそれを見て、「これ、お寿司ね。お寿司っていいわよね。」と言って、喜んでいた。
お魚だけじゃないよ。フライも用意したんだ。フライは、ハワードと一緒に挙げたんだ。たまねぎにチキン。やけどをしないように注意してあげたんだ。
この時、バーナデットちゃんには、お刺身の盛り合わせと、海苔、をもっていってもらったんだ。
メインの酢飯は、僕が持ってきた。フライは、ハワードが持ってきてくれた。
さあ、お楽しみの時間だよ。
テーブルに、お刺身と、のり、それから、僕と、ハワードと、バーナデットで作った酢飯、チキンのフライ、たまねぎのフライが並ぶと、僕たちは、椅子に座った。
僕は、この時、ハワードとバーナデットに、「今日は、ワコク ナイトだ。」といった。僕がそういうと、二人は、「イエーイ。」と言って喜んだ。僕も、この時、「イエーイ。」と言った。
僕は、そういうと、さっそく、海苔を手に取って、酢飯を載せて、好きなお刺身、マグロと、サーモンとイカをとって海苔で、巻いて食べた。とってもおいしかったよ。
僕がそうやって、食べていると、バーナデットちゃんも僕真似をして、それをめずらしそうに見ていた。
そして、僕に、「ラージ。このお寿司は、そうやって食べるのね。」と、いって、僕の真似をして、手巻き寿司を作って食べた。
バーナデットちゃんは、白身と、マグロを巻いていた。
手巻きずしを作る時、バーナデットちゃんの白い綺麗な手が、とってもかわいらしかった。
僕は、その手を見たとき、可愛いと思った。けれど、怒ると、こわいんだよな。とも思った。
今日のバーナデットちゃんは、機嫌が良かった。
僕は、いつも、こうだったら、いいのに。と持った。
僕が、そう思っているとハワードも「ラージ。ワコク ナイトだぜ。トウヨウの神秘だ。これでいいのか。」と言って、僕の真似をして、手巻き寿司を作った。
ハワードは、サーモンと、マグロを巻いたのと、さっきのチキンと、たまねぎのフライを巻いたのを作った。
ハワードはその手巻きずしを「うまいな。これ。ラージ。手巻き寿司。ありがとう。」、「揚げたてのフライは、やっぱり、美味しいな。」と言って食べた。
僕は、その顔を見たとき、頑張って、のりやお魚やお米を集めてきて、良かったな、と思った。
良かったな、という気持ちになると、なんだか、心がほっとして、さあ、食べよう。という気持ちになった。
僕は、また手巻き寿司を作り始めた。今度は何にしようかな、ハワードもバーナットも、楽しそうに作って食べていた。
シェルドンと、レナードがいないのが、残念だったけど、とっても楽しかった。
今度は、シェルドンとレナードとペニーも一緒に、手巻き寿司をやりたいなと思った。