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笑顔がいっぱい花火大会 パラレルファクター

今日は、かなで山市の花火大会の日だ。

かなで山市の花火大会は、とても綺麗なことで有名で、

事もその、綺麗な花火を、見ようと、たくさんの人たちが訪れていた。

たくさんの家族連れ、夫婦、恋人同士、お友達、小学生たち、中学生たち、高校生たちがその場所で、かなで山の花火大会が始まるのを待っていた。

 

僕も、その中で、一人、浴衣を着て、花火大会が、始まるのを待っていた。

僕は、花火大会が、始まるのを、待ちながら、ラムネを片手に、空を見た。

空は、夕日が沈み、だんだんと暗くなってきていた。僕は、その空を見ながら、

「花火大会、早く、始まらないかな。」と思っていた。

 

そう、今日は、かなで山市の花火大会の日だ、たくさんの人の中で、花火大会が、始まるのを待っていると、とても、ワクワクする。

しかし、それと、同時に、少しだけ、一人で、この中に入って、ぽつんと、見るのは、少しだけ、寂しい気がして、寂しい気持ちになった。

 

僕は、そんな気持ちになってしまっていると、知らない外国の人に、声を掛けられた。

その時、僕は少し、びっくりして、しまった。

 

すると、知らない外国の人は、僕に、僕に分かる言葉で、「ハーイ。町田さん。」といった。

僕は、外国の人に、「ハーイ。」と言われたので、僕も「ハーイ。」と返した。

僕はその外国の人、「ハーイ。」と言いながら、なんで、この人は、僕の名前を知っているのだろうかと思っていると、その外国人の後ろから、紺色で、赤い帯の浴衣を着た、女の子が、僕の方にやっていた。

 

アスミちゃんだ。今日のアスミちゃんは、浴衣を着ていた。その浴衣には、白い四分音符や、八分音符やト音記号が描かれていた。

 

手には、綿あめを持っている。

アスミちゃんは、僕の所まで来ると、僕に、こんばんは。「町田君。アスミです。花火大会、楽しみだね。」と言った。

僕は、そういうアスミちゃんに、「アスミちゃん、こんばんは。花火大会、楽しみだね。浴衣、可愛いね。音符が、たくさんだ。」と笑った。

僕が、笑っていると、アスミちゃんは、「ありがとう。この浴衣、可愛いよね。」と言って喜んだ。

そして、僕に、「でもね、可愛い物はこれだけじゃなくて、これも可愛いですよ。」と言って、僕に、自分が、下げていたミヤザキ犬のポシェットを見せてくれた。

 

その時、アスミちゃんは、僕に、ポシェットを見せながら「この前ね。ミヤザキでね。コンサートがあって、その時に、ジェームズ先生が、「アスミさん、頑張りましたね。」ってくださったんだ。」と、僕に、そのポシェットの事を教えてくれた。

そのポシェットは、アスミちゃんのお小遣いが入っていて、「町田君、良いでしょう。」と言って、笑った。

 

僕は、そんなアスミちゃんを見て、『ポシェット、良かったね。ポシェットもとってもかわいいね」と言った。

 

そういうと、アスミちゃんは、「そう、ありがとうございます。とっても嬉しいです。ジェームズ先生、私に、ミヤザキ犬の、ポシェットありがとうございます。」と、ジェームズ先生に、お礼を言った。

 

僕はその時、大事な事を思いだした、この外国の人は、知らない外国の人ではなくて、アスミちゃんのピアノの先生のジェームズ先生だったのだ。「そういえば、以前、アスミちゃんの家に、おはぎを食べに行ったときにいらっしゃった方だ。」と思った僕は、

ジェームズ先生に、「町田 ヤスオです。ごめんなさい」と言った。

 

僕がそういうと、「ジェームズ先生は、ごめんなさいだ。なんて、そんな、きちんと、会うは初めてですね。町田さん。ジェームズ。ウィルソンです。よろしくお願いします。」と僕に深々と、頭を下げた。

 

僕は、そんなジェームズ先生を見て、礼儀正しい人だな。と思った。

アスミちゃんの人を思いやったり、きづかったりする心は、この先生が、教えてくださったのだ。そうに違いない。と思った。

 

そう思うと、さっき、ジェームズ先生の事を、少し、怖いと思ってしまった自分が、恥ずかしくなった。

けれど、僕は、この時、ジェームズ先生からも、何かを学びたいと思った。

 

僕がそう思いながら、ジェームズ先生を見ていると、「只今より、かなで山花火大会を行います。」と放送がながれた。

その声は、とても、通る声で、とてもよく聞こえる、澄んだ声だった。

 

そう放送が流れると、アスミちゃんは、「うわぁ、町田君、ジェームズ先生、花火ですって。楽しみですね。」と元気に言った。

 

僕は、そんなアスミちゃんに、「そうだね。楽しみだね。」と言って僕も喜んだ。

 

花火はとても、美しく、華麗で、素敵だった。花火は、僕らの住んでいるかなで山の空を綺麗な、花でいっぱいにした。

 

僕と、アスミちゃんは、その様子を「凄い。」とか、綺麗だね。とか、「おー。」とか言って、見ていた。

その時、ジェームズ先生が、「ビューティフル」とか「ワンダフォー」とか、英語で、言ったので、アスミちゃんは面白そうにしていた。

その時間は、とても楽しい時間だった。

すると、突然、楽しい曲が、聴こえてきた。僕はその時なんて楽しいピアノなんだろう。と思った。

 

そのピアノの曲の音色は、美しく、楽しそうで、花火大会にぴったりの曲だった。

 

その音色を、聴きながら、僕は、ふと、アスミちゃんの方を見た。アスミちゃんは、その楽しい音楽をきいて、

「あれ、ミヤザキの時の曲だ。ウィリアムテル序曲だ。なんだか、恥ずかしいです。」と言った

 

アスミちゃんがそういうと、ジェームズ先生も、「そうですね。アスミさん。あなたのですね。」と言って、笑った。

アスミちゃんは、ジェームズ先生が笑うと、「私のですね。」と言って、恥ずかしそうに笑って、

僕に、「ねえ、町田君、私の演奏、どう。?上手?」と聞いた。

その時の顔は、とても可愛かった。

 

僕は、そんなアスミちゃんに、「とても素敵な演奏だよ。聴いているとなんだか楽しくなるな。」と言った。

すると、アスミちゃんは、「本当?良かった。町田君が、褒めてくれて、うれしいよ。わたしもっと、頑張ります。」と言って、嬉しそうにしていた。

アスミちゃんが、うれしそうにしている間も、アスミちゃんの楽しい音楽は、休むことなく、流れていた。

その音楽に合わせて、花火たちが、大空に花畑を作っていた。

僕は、今日、その花畑を、アスミちゃんと、見ていた。

ジェームズ先生も一緒に、見ていた、その花畑はとても綺麗だった。

 その日は、空の上にも僕たちのいる所にも、たくさんの花が咲いていた。