私は、学校が終わると、家に帰るために外に出ました。
まっすぐ帰ろうと思って、家の方へ帰ろうとしたのですが、甘い匂いがしたので、そっちの方へ行ってみました。そこにあったのは、クレープ屋さんでした。
私はその時、クレープ屋さんだと思って、喜んで、クレープ屋さんに行きました。
私がクレープ屋さんに行くと、「お嬢さん、おひとつ、いかがですか。」とクレープ屋さんのに言われました。私はそういわれて、うれしくなって、「はい、一つ、ください。」と言いました。このとき、私は大事なことを思い出しました。
お財布をもっていなかったのです。私は、今、学校から家に帰っていく途中だったのです。そして、以前お父さんが私に、「お財布を持つのは、アスミが高校生になってからだよ。」と言っていました。だから、「私は、あー、残念だね。今日はクレープは買えません。」と思って残念そうにしていると、高等部のお姉さんが「お前も、クレープ、ほしいのか。」といって、男の子みたいなしゃべり方で、いって、「この子と二つ、イチゴとバナナと生クリームな。と言ってクレープを買ってくれました。
その人は、自分の分のクレープ屋さんからもらうと、私にも一つ、クレープを渡してくれました
そのクレープは、きったイチゴと生クリーム、それから、バナナが入っていて、とてもおいしそうでした。クレープの記事は、赤ちゃんのおくるみみたいに優しく、イチゴ、バナナ、生クリームを優しく包んでいました。
高等部のお姉さんは、クレープ屋さんからクレープを二つ受け取ると「ほら、食べな。」といって、私にクレープを一つ渡してくれました。
私と高等部のお姉さんは、その後、近くのベンチに座って一緒にクレープを食べました。
そのクレープは、甘くてとてもおいしかったです。イチゴもみずみずしくて、バナナも、甘かったです。
クレープの生地は、あったかくて、なんだか、食べていると心まで温かくなって、私はクレープを食べながらお姉さん、ありがとうございますって思って、お姉さんに、「今日は、私にクレープを買ってくださってありがとうございます。お姉さん、ありがとうございました。っていいました。
そしたら、お姉さんは「そうか。よかったな。うまかったか、?名前、なんていうの。お前。」と言いました。
お前、なんて言われてちょっと怖いと思いましたが、私にクレープを買ってくれるのだから、きっと、いい人に違いないと思って、「私は中等部の乃木 アスミです、よろしくお願いします。クレープ、美味しかったです。」と言いました。
私がそういうと、お姉さんは、「中等部の、アスミか。俺は、紫電、紫電だ。」と言いました。私は、紫電さんの声を聞きながら「かっこいい声だな」って思って、「よろしくお願いします。紫電さん。」と言いました。
私はこういったとき、紫電さんもアスミ、「よろしくな。」と言ったので、なんだか男の子みたいね。と思ってフフっと笑ったのでした。
最後、紫電さんと別れる時、お姉さんは、今日の事は誰にも言うなよ。アスミ。約束だぞ。」と言っていました。私はその時、紫電さんに、「はい。わかりました。お約束です。」と言いました。
今日は、紫電さんという、不思議な先輩、お姉さんに会いました。私は今まで、紫電さんみたいな女の人に会ったことがないので、とってもびっくりになりました。だから、お父さんに家に帰ったら「今日は高等部の紫電さんとクレープを食べたんだよ。その人、ちょっと怖い人かなって思ったけど、とっても優しい人なんだ。
クレープ、美味しかったよって言おうかな。」って今日の事をお父さんにお話しようあげようかなって思いましたが、「今日の事は誰にも言うなよ。アスミ。約束だぞ。」って紫電さんと、約束したので、言わないでおこう。お父さんには、内緒だよ。ジェームズ先生にも内緒だよってって思うのでした。町田くんにも内緒だよって思うのでした。
そう思ってふふって笑っている私を帰り道の夕焼けは優しく照らしているのでした。
長田克樹 (id:nagatakatsukiさん、紫電さんをお借りしました。
邪眼さん、邪眼 (id:yokosimamanakoクレープ屋さんのシャムスさんをお借りしました。
邪眼さん、初めまして、僕は、ワコクの奏山県の作者のnezuzyouziです。
よろしくお願いします。