僕は、アスミちゃんの気持ちを確かめる。
こんな事して、何になるか、わからない。本当は僕は、カウンチュドさんやクォルさんを止めないといけない。なぜなら、アスミちゃんの気持ちを確かめたいと思った。
でも、こんなことをしたらきっとアスミちゃんは、悲しむ。口もきいてくれなくなってしまうかもしれない。けれど、けれど、せっかく、皆で集まったのだ。たまには馬鹿なことをやってみるのもいいかもしれない。こうやって、縁あって集まった皆、たくさん笑って、ふざけるのもいいかもしれない。
今日の僕はいつもと違っていた。いつもの僕ならなら、やめてください。駄目ですよ。僕は遠慮しますという所なのに、なぜだか、今日はそんな言葉は、思い浮かばなかった。
本当は、思い浮かんでいたかもしれない。けれども、今は、その言葉たちを押しのけて、そんな気持ちが出てきてしてしまった。
不思議だな
僕、どうしちゃったのかな、アスミちゃん。
アスミちゃんはなんというのだろうか、町山さんと又吉さんが見ていたら、今の僕をなんというのだろうか。チャーリーとシェルドンはなんというのだろうか。
僕は、そんな気持ちを抱えながら、二階へ、カウンチュドさんと、クォルさんと上った。こんなことをして何になるのか、それは僕にもわからない、けれど、今はそれがたのしかった。その時、僕の心に心よ。原始に戻れ。心よ。原始に戻れという言葉が浮かんだ、そして、なぜかその時、サンプラザ中野さんのランナーが僕の頭の中に響いていた。
走る走る、俺たち流れる汗をそのままにと。
こんな事をして何になるかかわらない。けれど、僕たちは、僕は二階を目指す。
その時も僕の頭の中に、たとえ、今は小さく、弱い太陽だとしても言葉のない俺たち、ひどくあつかった日の夕立。とランナーが響いていた、でもなんで、このとき僕の頭のなかにこの歌が響いたのだろう。わからない。今日はわからないことがたくさんあって不思議だ。でも、これが気持ちよかった。
この記事は、坂津さんのキスビットのお話に関連したお話です
このお話の中で、町田くんが大変なことになっていたので面白かったです。
続きが楽しみです。
坂津さんの心よ。原始に帰れは、面白かったです。
坂津さん、続き、楽しみに待っています。僕は、続きが楽しみです。坂津さんのお話は読んでいて楽しい気持ちになります。