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パラレルファクター  夜道を歩く又吉さん

夜道を歩く又吉さん 
僕は、昨日、又吉直樹さんが芥川賞受賞作、火花に次ぐ、二作目の作品、「劇場」を作っている所に密着しているドキュメンタリー番組を見ていました。 
又吉さんの二作目の小説、「劇場」は、売れない劇作家が主人公の恋愛ものだそうです。 
僕は、他のお仕事と並行して小説を書いている、又吉さんを見て、大変そうだなと思いました。 
又吉さんは、小説家である前に、お笑いコンビ「ピース」の一人でもあるので、お笑いのお仕事もあり、過酷なのだそうです、そのほかに、エッセイを書く仕事もあります。 
他の仕事と並行して、小説を書いている又吉さんは、僕がテレビで見たことのある、又吉さんとは違って苦しそうな顔をしていました。 
又吉さんは、小説を書くとき、夏は暑く、冬は寒い小さな仕事部屋で一人で、書いているそうです。又吉さんは、そのドキュメンタリーの中で、「小説を書くのって、皆が思っているより、大変なことです。」と言っていました 
1人で、仕事場や、昔の思い出の場所を訪れ、その旅先のホテルでも、やっぱり一人で、心を削って、書いている又吉さんを見て、僕は、又吉さんは、今、自分の中の物をお話に一生懸命、直したり、 
自分の書いた小説の登場人物たちの心を考えているんだと思いました。 
僕は、この番組の中で、苦しそうな顔をして、小説をかいている又吉さんの顔が忘れられません。 
小説を作るのは、難しい、小説を作るということは、自分の思いを物語にしなければ、ならない。時には、物語をより良いものとするために取捨選択し負ければならない。物語を作っている間は、誰も助けてくれない 
まるで、お坊さんの修行のように、自分の記憶、思い出、楽しい事、つらい事、悲しい事と向き合って、その自分との対話の中で、にじみ出た物、浮かび上がってきたものを物語に書かねば、込めねばならない。 
僕は、そんなこと、出来ません。そんなことしたら、僕は壊れてしまいます。だから、それができる又吉さんは、凄い人だと思います。 
僕は、この番組を見ていて、印象に残ったところは、先ほど書きましたが、その他にもう一か所あります。 
それは、又吉さんが昔住んでいた、東京のアパートの近くの公園を散歩している所です。 
その場面で、又吉さんは、夜の静かな街灯の明かりしかない公園を又吉さんが散歩していて、「こんなに静か、やったかな、」「これからどうなっていくのかな。」「このとき、どうやったんかな。」と言っていました 
遠くには、暗闇の中を電車が走っていました。 
その場面の又吉さんを見て、僕は、とても涙が出てきました。暗い夜道の中を、1人で答えを探す。又吉さん。僕もその背中から、何かを学びたいと思いました。 
 
暗い夜道を、歩く又吉さん、かっこよかったです。小説作りに、身も心も削って挑む、又吉さん、カッコいいです 
又吉さんの「本を読んでいて、助けられたことってあるんですよ。だから、僕も皆に「生きててもええねんで。」ってことを伝えたいと言っていたのはとても良い言葉で、僕の心に残りました。 

僕、明日からも頑張ります(^o^)

頑張るぞ。又吉さん、応援しています。僕のことも応援ください(^^)