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町田君、ラジオを聴く 僕の話9

俺は、皆に秘密にしていることがある、それは、俺は、実は、俺は、アスミちゃんという歌手が出ている歌番組を、楽しみにしているのだ。
アスミちゃんは、可愛い、声も、とてもきれいだと思う。
アスミちゃんを語る上で、欠かせない楽曲は、アスミちゃんのデビュー曲、「一人はみんなのために、皆は、1人のために。」だ。
この歌は、障害やハンディキャップがあっても、楽しく助け合って生きていこう、皆助け合って生きているんだ、困ったときは、力を互いに貸し合って、助け合いましょうという事をピアノでアスミちゃんが弾きながら、歌っている歌なんだ。俺は、ちっとも、それまで、歌やピアノには、興味が無かった。
でも、この歌を聞いたとき、とても美しい歌だと思った。
俺は、その日、泣いていた。学校では、いつものようにニコニコして、今度公開される「サイユーモンキー かく語りき」という映画についてジョージや青川の前で、話していたが、俺の心はその時から、折れそうだった。悲しい心を押し殺しながら、楽しそうに人前で話すというのは、こんなに大変だったとは、思いもしなかった。
俺は、家に帰ると泣いていた。わあわあたくさん泣いていると、俺の部屋にあるラジオから、歌が聞こえてきた。その歌は、とてもいい歌だった、その歌は、今まで、勉強に追われて、忘れていた優しい心、アーカンソー学校に居たころ、ホーキング先生から教わった、「世界は善で満ち溢れている。」という教えを思いださせてくれた。それを思い出したとき、俺は「そうだよな。」と呟いた。すると、なんだか、やる気が出てきた。そして、部屋の中で、大声で「現実に打ちのめされたってなんだってだと叫んだ。そして、俺は「世界は善で満ち溢れている。」と強く思った。
アスミちゃんのこの歌は、俺にとって、原点を思い出させてくれたそんな歌だ。だから、俺は今日も、アスミちゃんが毎週、出ている歌番組「アスミと愉快な仲間たち。」を見る。
だけど、このことは、ジョージと青川にはなんだか恥ずかしいから内緒だ。
それは、さておいて、俺はアスミちゃんのピアノを弾く姿に、楽しそうに歌を歌い元気を貰った。俺は、歌とは、素晴らしいものだなと思った。