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コジローとシバトラ君

コジローとタケトラ君は、中学時代からの親友でした、コジロー君は、喧嘩が強く、中学時代は、学校のみならず、地域の不良たちからも恐れられていました。

今回読んだシバトラは、事件ではなくタケトラの過去についてのおはなしでした。タケトラにとって、コジローは、友達であり、心強い味方なんですね。

大勢の不良たちに囲まれてピンチになっている。コジロー。

さすがの彼でもこれだけの不良を相手にするのは困難であった。

コジローは思う、「さすがの俺でも駄目かもなぁ。」

コジローの脳裏に、敗北の二文字がよぎる。

その時、一人の少年が現れた。少年は、手に、油性マーカーを持っていた。

「こどもがこんなところで、なにやってんだ。あぶないぞ。」とコジローは言った。

少年は、その問いにこう返した、その声は人に安心感を与える声だった。

「君を助けに来たんだ、コジロー君、遅くなってごめんね、」

少年はそういうと、油性マーカーで大勢の不良たちに向かっていった。

「おいやめろ。お前、大変なことになるぞ。」コジローは、向かっていく少年にそう叫んだ。

少年は、その叫びを聞かなかった。何故なら、その叫びを聞くどころではなかったから、コジロー君を守る、困っている人がいたその人を助けるんだという、心でいっぱいだったから。

「僕は君を守るよ。僕が何とかする。」

少年はそうつぶやき、不良に迫る、柴犬のようにやさしい幼い瞳に虎を宿しながら。

タケトラ、かっこいい。

油性マーカーで、戦う事ができるなんて僕は知りませんでした。

タケトラくん、強いです。

コジロー君の不良ネットワークも凄いです。

今回のシバトラはそんな二人の出会いのお話でした。^^

 シバトラ、面白いです。^^